つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

箱根駅伝 30歳ランナー

2018年01月05日 | スポーツ
         30歳ランナーの渡辺和也選手(東京国際大学)

箱根駅伝はいろいろのドラマを創り出します。
今年メディアで話題となった選手は、たった一人の昭和生まれ30歳ランナーの東京国際大学・渡辺和也選手です。

渡辺選手は、駅伝の有名校である報徳学園(兵庫県)を卒業後実業団チームを3つ渡り歩いてきました。2011年の日本選手権大会の5000mで優勝して、世界選手権に出場する実績を持っています。「憧れていた教員、指導者を目指したい。そのためには箱根駅伝を経験しておきたかった」との目標があり、昨春、社会人入試で東京国際大学へ入学した1年生。

往路で遅れた東京国際大学チームは、復路の7区でメンバー変更をして渡辺和也選手を投入して区間7位と健闘して順位を上げる奮闘でした。「沿道の応援がすごくて、楽しく走れた。個人競技と違って箱根駅伝は一人一人の重みを感じた。観衆の多さも声援の大きさも想像以上であった」とコメントしています。

渡辺和也選手が4年生で箱根駅伝に出場すると、著名な村社耕平選手(中央大学)の33歳131日の記録を超えることとなる。「来年はしっかりと練習を積んで箱根駅伝に臨みたい」。
17位に終わった東京国際大学は、来年の箱根駅伝でシード権を確保することを期待するOBの願いであります。

(1月5日記)
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