心のハンドル操作方法 幸せに生きるための教習所

旧精神科医療は思想警察なのか?

未来工業に見る、企業洗脳の仕方、企業奴隷、本物の奴隷とは家族経営にある。

2017年04月07日 | マネジメント全般
今回の記事はマネジメントのカテゴリーに敢えて書きたいと思いますが、企業が社員を奴隷にするには、手っ取り早く社内恋愛させ、社内で同期の絆を作らせ、同期会やら社内結婚などをさせることです。
そのほか、会社が出資して超低金利で住宅ローンを組ませるなどもありますね。
いずれにせよ、仕事をする上で人間関係はとても大切になってきます。
しかしながら、それ以上に人間関係を作ってしまうとどうなるか?
飲み会、同期会での同僚の言葉が慰めとなり、現実から目を背けるようになるのです。
目を背けさせるのも目的の1つです。
親睦会費を出す会社は一見ホワイト企業であるように感じますが、実際は違う。
酒の席で憂さ晴らしさせ、明日から奴隷労働させるためのシステムなのです。
辛いことがある、同僚同士、苦楽を共にした仲間同士で、傷を舐め合う行為にどれだけ価値があるのでしょうか?

ここで質問します。
会社に通勤する、仕事をする目的とは何でしょうか?



自営業以外の方で
『生活していくためのお金を稼ぐため』
以外の回答が出てきた場合、
完全に洗脳されてます。

一番痛いのは、

人間成長、人格形成

でしょうか?
企業目的は何かご存知ですか?
企業理念とは違います。
企業理念とは、企業目的を隠すための綺麗事、大義名分です。
企業目的とは、右肩上がりで経常利益を上げ続けることです。
つまり、単純に『利益を出し続けること』なのです。
利益を出し続けるにはどうすれば良いでしょうか?
経費を削減することです。
経費の削減の例を1つ挙げます。
経費の中でも最大経費といえば、人件費です。
そこで、どのように経費を削減するかというと、現場は全てパートアルバイトにする。
社員はマネージャー、管理者のみにする。
以上です。
現在では、一店舗あたりのマネージャーもパートアルバイトのお店もあります。
酷いと、複数店舗マネージャーがパートというパターンも。
ですから、教育と訓練にコストをかけている企業は結果的に最大経費である人件費を大幅に削減させることに成功していますね。
パートアルバイトに責任があるポストを与える。当然キツイから泣きながら仕事をします。
その対象は女性、特にシングルマザーに多い気がします。
そして、パート店長を支える社員、フィールドマネージャーやエリアマネージャーが存在します。
コストを抑え、モチベーションを維持し続けるために、企業が取る戦略は

『表彰と個別ミーティングと食事会』

の三本柱です。
社員に対しても同じアプローチですね。
いずれにせよ、いかに洗脳して賃金以上に働かせるか?です。
現在の職場では、自分より安い給料で複数店舗管理しているエリアマネージャーがいます。
同一労働同一賃金とは程遠い…。
しかし、若い彼らはしんどい、辛いと嘆きながら、嬉々として仕事をしています。
そして、会社でのポスト、仕事についてプライドを持ってやっています。

休日の家族との時間はゼロ、家でも仕事をしているか、爆睡しているか…。

『家族サービス』という言葉がありますが、あれ相当、家族を馬鹿にしてますよね?
仕事が上で家族が下という考え方がないと出てこない発想です。

さて、自分よりも安い給料で、倍以上の仕事をさせられている若手には、同一労働同一賃金という言葉は当てはまらない。

少しでも、給与面でも待遇改善を申し出ようものなら、
『一人前に仕事もできてないくせに、給料だけ上げろというのはおかしい話しだ。そんなもん、給料なんぞは後からついてくる』
とでも言われているのでしょうかね?
何処かの新興宗教団体と同じです。
『お布施が高い』と言おうものなら、『まだお金に執着があるのですか?あなたは、そこで苦しんでいるのだから、それらを手放しなさい、施しこそが真の信仰です』と言われるようなものです。

多店舗管理なんぞ、歳喰った人がやれば良いのです。
そんなこと言えるのは、私が経営者ではないからなのですが、企業はとどのつまり、何でもできる、スーパーマンが欲しい、各部門解る、ジェネラリストが欲しいのです。
人間は性格特性があるため、ロボットのように均一にするのは難しい。
そこを教育により、脳を洗脳し、訓練により身体に反復覚えさせることを繰り返すのです。
マネジメントにおいて、パートアルバイトは犬や猫と同じ価値です。
仕込めば芸をするが、ほっとけば寝ているだけ。
これが企業の本音なのです。
世に言う改善というのも、無駄とり無駄とりとは言いますが、ほっとけばサボりだす人を締め付ける常に、教育と訓練をしてサボらせない、効率を落とさせないためのシステムかと思います。
ディスカウントの裏には厳しい効率追求主義が隠れています。

かなり脱線しましたが、企業とは洗脳機関であり、企業の目的と理念とは大きく掛け離れています。
何のために働くのか?
この点を明確にしないといけませんね。
自己成長のために?お金を稼ぐために働く?


貨幣経済だから生活にどうしてもお金が必要。仕方ないから働く。これでいいですよね?笑笑
出来高制で経費を重ねたくないから、洗脳しようとしてるだけなのかな?
大きな企業で働くとはそういうことなのかなと考察しました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神になろうとする経営者達 | トップ | 人間の病気はほぼ心因性、つ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マネジメント全般」カテゴリの最新記事