固定資産税

固定資産税について、実務経験を基に具体的にわかりやすく説明。

在日本朝鮮人総連合会・不動産の現況調査

2012-08-11 | 固定資産税

東京地方裁判所の執行官が、土地及び建物の『競売開始決定』(7月12日付)された在日本朝鮮人総連合会の中央本部(東京都千代田区)において、不動産の現況調査(立ち入り調査)を実施いたしました。

この不動産の現況調査(立ち入り調査)は、競売物件の構造や占有状況を把握するための手続きで、執行官と評価人(不動産鑑定士)が競売物件を訪問し、聴取や写真撮影を行い、これらの結果を踏まえ売却基準価格が決まります。

なお、今回の『競売開始決定』(7月12日付)は、在日本朝鮮人総連合会に対して約627億円の債権を所有する整理回収機構(RCC)がその債権回収の為に『競売の申立』を行い、東京地方裁判所に受理されていたものです。

■競売の流れ
 1.督促状の送達
  ↓
 2.債権の移管
  ↓
 3.競売の申立 ⇒ 『競売開始決定
  ↓
 4.不動産の現況調査(立ち入り調査)
  ・『不動産の現況調査について』の送達
  ↓
 5.配当要求公告
  ↓
 6.入札の通知(売却基準価格の確定)
  ・入札期間、開札日及び売却基準価格の設定
  ・『期間入札の通知』の送達
  ↓
 7.入札

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山梨県富士吉田市市会議員が... | トップ | 固定資産税及び都市計画税に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

固定資産税」カテゴリの最新記事