固定資産税

固定資産税について、実務経験を基に具体的にわかりやすく説明。

税額算定の概要

2010-05-08 | 固定資産税
固定資産税は、次のような手順で税額が決定され、納税義務者に通知されます。
なお、この様に官公署が税額を決定して納税者に通知する方式を、賦課課税方式と言います。

  1. 固定資産を評価し価格を決定して、その価格をもとに課税標準額を算出します。
    なお、固定資産の評価は、総務大臣が定めた固定資産評価基準に基づいて行ない、市町村長がその価格を決定します。(⇒法第388条)
    また、価格や課税標準額固定資産課税台帳に登録されます。
  2. 課税標準額に税率を乗じて、税額を算出します。
    固定資産税の税率は、市町村の条例によって定められていますが、標準税率は、1.4%です。(⇒法第350条)
  3. 税額などを記載した納税通知書を、納税義務者に通知します。
    なお、この納税通知書は、納税期限の10日前までに送付されなければなりません。
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