問 評価証明書、公課証明書及び名寄帳(固定資産課税台帳の写し)とは、なんですか?
答 評価証明書、公課証明書及び名寄帳(固定資産課税台帳の写し)とは、次のとおりです。
- 評価証明書とは、地方税法第381条に規定される固定資産課税台帳に登録されている事項の内、評価額を証明するものです。
- 評価証明書は、相続、売買、贈与及び財産分与等で不動産(土地及び家屋)の所有権を変更する登記(所有権移転登記)の際に必要となります(登録免許税の計算の根拠となります)。
- 公課証明書とは、地方税法第381条に規定される固定資産課税台帳に登録されている事項の内、課税標準額を証明するものです。
- 公課証明書は、不動産(土地及び家屋)の売買契約時に、売主と買主の固定資産税の按分計算などに使用されます。
- 名寄帳(固定資産課税台帳の写し)とは、地方税法第387条に規定される納税義務者ごとに土地及び家屋の評価額、税額、課税標準額、地目及び地積等が記載されている一覧表です。
- また、評価証明書に類似したものに、価格通知書が有ります。
- 価格通知書は、法務局へその土地或いは家屋の評価額を通知するもので、不動産(土地及び家屋)の登記(所有権移転登記)の際に使用されます(登録免許税の計算の根拠となります)。
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