もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

大神社展

2013年05月18日 | 歴史街道


石上神宮でも非公開の七支刀(国宝)を、に扱っているご縁から実物を拝見しようと「大神社展」へ。
七支刀」は、『日本書紀』によれば古墳時代の4世紀に百済の肖古王が日本に七子鏡と一緒に種々の重宝を献じて友好を願ったと書かれている。
金純度の高い金象嵌の文字が表裏計61字記され、いまもキラキラ光っていた。
七子鏡は、アメリカのボストン美術館に所蔵されている銅鏡とする説があるらしい。

会場内の七支刀写真と次のNHK話題は視人庵BLOGさんを使わせて頂きました。
[参考   謎の国宝七支刀~空白の古代を科学 ](NHKスペシャル 48分)


240点超の出品。神像、織物に絵巻に曼荼羅から屏風絵。能面、鎧に刀と鏡、経典にさらには古文書等と多種多様。
中にはこんなのが国宝と思うのもあり、鶴岡八幡宮に伝わる表着(宮廷女官たちが着用した装束)や無名の刀剣が国宝なのも意外だったが、歴史的にも貴重な品なのであろうと興味深かった。国宝・重文160件という。
仏像から影響された神像という歴史観も、当時では新しく伝来した仏教に刺激されたであろうことが実感された。


「国宝 大神社展 於、東京国立博物館
 会期:4月9日(火)~6月2日(日) 休館:月曜日
  第1章 古神宝
  第2章 祀りのはじまり
  第3章 神社の風景
  第4章 祭りのにぎわい
  第5章 伝世の名品
  第6章 神々の姿

過去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別) 1000位内にランキング 
日付      閲覧数 訪問者数    ランキング
2013.05.18(土) 1797 PV  0681 IP  607 位 / 1873373ブログ
2013.05.17(金) 2417 PV  1022 IP  326 位 / 1872991ブログ
2013.05.16(木) 2332 PV  0867 IP  433 位 / 1872526ブログ
2013.05.15(水) 2434 PV  0841 IP  463 位 / 1872016ブログ
2013.05.14(火) 2628 PV  1017 IP  344 位 / 1871513ブログ
2013.05.13(月) 1938 PV  0777 IP  543 位 / 1870998ブログ
2013.05.12(日) 1873 PV  0700 IP  597 位 / 1870540ブログ
過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)
日付          閲覧数  訪問者数   ランキング
2013.05.12 ~ 2013.05.18 15419 PV  5905 IP  463 位 / 1873373ブログ
2013.05.05 ~ 2013.05.11 17018 PV  6423 IP  407 位 / 1870113ブログ
2013.04.28 ~ 2013.05.04 23997 PV  8194 IP  278 位 / 1866899ブログ

トータルアクセス数
閲覧4,425,207PV
訪問者810,075IP

コメント (10)    この記事についてブログを書く
« ロックンロール | トップ | 東京国立博物館 »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大神社展 (らいちゃん)
2013-05-18 08:52:47
日本全国の神社から神宝などが一堂に集められる展示は貴重ですね。
歴史に深い知識を持っておられるiinaさんにとってはよい機会でしたね。
先日、七支刀を取り上げていましたが、本物に出会って如何でしたか?
それにしても一度に国宝・重文160件が拝見できるとは素晴らしいです。

会津の飯盛山なら知っていますが、紀州の飯盛山(めしもりやま)は初めて聞く名称でした。
飯盛を「めしもり」と読むとは泥臭い響きですね。
返信する
(らいちゃん) へ (iina)
2013-05-18 09:42:41
無料休憩所があると、便利ですね。
とはいえ、お茶や缶ジュースなど求めるあたり、お互いさまの精神が生きています。
段々畑も、山に生きた先人の稲を植える知恵には、ただ只 恐れ入るだけです。段々畑が水を張ると、鏡のように
空を映して綺麗になります。

「国宝 大神社展」は、見ごたえある展示でした。2時間ほどを見終えて、頭の芯が少し疲れました。
後は、近くのアメ横街で寿司をつまみ、を友に疲れをいやしたことは申すまでもありません。
返信する
七支刀 (延岡の山歩人K)
2013-05-18 12:58:41
大神社展
歴史街道「七支刀」~覚えています。
その中で述べられていた「6月2日まで「国宝 大神社展」、観覧されてこられたのですね
その国宝「七支刀(ななつさやのたち)」、本物に出会えて感動でしたね

関係ないですが・・・私は
「七支刀」その名前や写真を拝見すると~「高千穂の峰頂」上に「ニニギノミコト」が降臨の際
突き刺したと言われる「天の逆鉾」とイメージがダブってしまいます。
しばし、いにしえのロマン・神話の世界に思いを馳せます。


風薫る山風景
冬枯れと若葉とでは、同じ山とは思えないほど景色が異なります。
ただし、最初に述べていただいたスガモリ越付近、硫黄山は四季を通して「荒涼たる」ものです。
でも硫黄の色か、黄っぽい色味がかった山肌といつも吹き出Tる噴煙で幻想的な雰囲気を味わえます。

「二俣川」の名前の由来ありがとうございました。
随分(もう20年近く)前の話ですが、横浜に長期出張していたころ
出張先から、別の出張先に向かうため、相鉄線を始めて利用しました。
九州熊本に「三俣」があり、それに関連して「二俣川」駅は記憶に残っています。
懐かしいです。
返信する
(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2013-05-19 11:16:10
期待した住山系「前岳」のシャクナゲが裏年で、シャク(癪)に思っていたのを「親父山」で叶ってよかったですね。
2枚目のシャクナゲを配したあけぼの写真を、じっさいに目の当たりにしたら素晴らしそうです。山に一斉に咲く
シャクナゲを見れ、きょうは好いスタートをきりました。
地元の県立公園では、手入れがいいのか咲かぬ年はないように思われます。

高千穂の峰頂にある「天の逆鉾」を拝んでみたいものです。
返信する
TB (aquamarine lab)さん へ (iina)
2013-05-19 11:30:54
大神社展は、数でリズムをとりながら日本古代史にこだわり「縦軸に数 横軸に古代史」をHPにした因果から、
とても興奮しました。
神国-日本が、新しい文化である仏教に影響を受け神像等が作られ、神仏混合する姿を垣間見た気がしました。

見終えて、かなり疲れました。それでも上手はいるもので、ブログを巡回すると3時間半見学した御仁もいました。

返信する
ヤバイですよ。。 (うーーん。。)
2013-05-19 13:52:53
これ、七支刀の写真、、マズイですよ。。
撮ってはいけない感じがします。。
返信する
(うーーん。。) さん へ (iina)
2013-05-19 14:18:32
記事中に記しましたが、七支刀の写真は視人庵BLOGさんが主催者の許可を得て撮影したものです。
それをiinaがお借りしました。 

ご心配をおかけして申し訳ありません。

返信する
Unknown (隊長)
2018-02-23 11:11:05
拙ブログにコメントありがとうございます。
「大神社展」行きたかったです。
場所が、国立博物館物なので、学術的にも間違いないでしょうから。
返信する
(隊長) さん へ (iina)
2018-02-23 11:23:05
最近は、テレビが教養番組を面白く放送してくれますね。
とおり一遍なときもあれば、興味深く解説してくれるケースもあります。

この「大神社展」の催しを東京国立博物館で見学したときは、とても充実した内容でした。 5年も前のことでした。

返信する
とら さん へ (iina)
2024-05-10 09:30:52
「蛇行剣」なんて存在していたのですね。^^

先日に、新聞やテレビでも報道されました。
古代の人は、神秘的なことに憧れて作ったのでしょうか(・・? 

おなじように七支刀(国宝ななつさやのたち)があります。
石上神宮に収められている古代の刀です。この「大神社展」で展示されるというので見て参りました。

拙宅には数で古代日本史を扱っていますから、七支刀コーナーを設けています。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/9ac30587837a0056846ed29c19c1eaad
返信する

コメントを投稿

歴史街道」カテゴリの最新記事