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必ずコメントに参ります by iina

鹿の湯

2015年06月10日 | 
元湯 鹿の湯
狩野三郎行広という者が山狩の際に、射損じた鹿を追うと鹿は傷ついた体を温泉で癒していたことから、「鹿の湯」と名づけられた。
公式には、聖武天皇の御世である天平十年(738年)の正倉院文書のなかに那須温泉の記録が残されている。

昔ながらの湯治場として現役で使われている。
風呂場は、裸の男どもが異様な雰囲気で湯船を囲んで座っていた。湯船は、ただ単に6つに小分けしていると思ったが、そうではなかった。
手前から41、42、43、44、46、48度の順に熱く6つの湯船にしてある(女湯に48度はない)。これらを3分浸かっては休みを3回ほど繰り返すのが鹿の湯流の楽しみ方。なお、入浴前に入口右端の湯船からヒシャクで熱湯を百回のかぶり湯をするのが湯あたり防止のコツだとか。
>腰まで1分―胸まで1分―首まで1分>  を繰り返す。

1日の入浴回数最高4回(約15分程度)[右のみHPから借用]

iinaは、46度の湯船に浸かったが、早々に出た。ところが牢名主みたいな身体を朱に染めたご老体が、3分を我慢できなきゃ、身の程を知った湯船に耐えてから、次の湯船を目指せと意見する。(^^ゞ

鹿の湯の隣・殺生石の近くに 「いしの香や 夏草あかし 露あかし」 と詠んだ松尾芭蕉「奥の細道」の句碑がある。、

郡山駅から新幹線で山形に向かう。




     [ 亀岡文殊堂につづく ]



   

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8 コメント

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お早うございます (延岡の山歩人K)
2015-06-10 06:42:08
48度のお湯~\(◎o◎)/
絶対無理です 入れません
ゆで蛸になりそう

 >牢名主みたいな・・・ご老体が、3分を我慢できなきゃ・・・
怖そうですね
湯うこと(言う事)一理ありますね 3分は我慢しなきゃ (^^)/


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鹿の湯 (らいちゃん)
2015-06-10 07:23:55
冬でも42度のお風呂に入っている私は、44度には5分も入れないでしょうね。
増してや46度なんてやけどしそうで、反って身体に悪影響を及ぼしそうです。
でも鹿の湯は温泉らしい雰囲気がありますね。

>回転寿司は、敷居の高かったお寿司を気軽に食べられるようにしたように思えます。元禄産業さんの貢献大です。
そうですね。
しかし、「旋回式食事台」なんて、よく考えついたものです。
それが今日の4000億円にもなると言う回転寿司産業の礎を築いたわけですから、凄いですね。
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(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2015-06-10 09:18:41



 富士山の西側斜面には「大沢崩れ」がありますから、くじゅう連山に大崩ノ辻があっても不思議ではありません。
http://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/fuji_info/mamechisiki/c01/

Kさんが数年前の写真と比較してますが、それらしく見えます。 え゛~、ミヤマキリシマ 開花状況を比べたのでしたぁ。

>>牢名主みたいな・・・ご老体が、3分を我慢できなきゃ・・・
>湯うこと(言う事)一理ありますね 3分は我慢しなきゃ (^^)/
少しずつトライして熱い湯を目指せばよいので、いきなり3分我慢せよと勝手なルールを作って初心者を揶揄して自慢した
かったのでしょう。
「温泉の入り方は自由だ」という ささやきをした客がいたのを、友が耳にしています。

     熱湯で 優越感に ひたるひと / iina川柳
                 (浸る)

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(らいちゃん) へ (iina)
2015-06-10 09:37:33
「柿の木坂の家」は、東京の目黒区にあるそうですから、今では ずいぶんと都会になっていることでしょう。
歌詞を読むと、当時の人たちが自分たちの古里のように感じる気持ちに共感したのも理解できます。

柿のフレーズからは、「柿くえば 鐘が鳴るなり 法隆寺」を連想し、干し柿が連なる景色には東北を想います。

鹿の湯を発見したお礼に、この隣に那須温泉神社が建っています。なお、那須与一が屋島の戦で扇の的を射るときに
念願した神社とも伝わります。
http://www.bashouan.com/pbPhoto_cn2.htm

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玉子と一緒に (六花)
2015-06-10 15:02:28
いやー つわものどもがいるものです。

玉子を網の袋に入れて一緒に入ったら
半熟卵のおいしいのが出来ますよー
へ・へー うらやましいから 意地悪コメでした。
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48度 (更家)
2015-06-11 07:39:09
鹿の湯、広くて、田舎の湯治場とは思えないくらい綺麗で立派ですね。
広さのイメージでは、青森の酸ヶ湯を思い出しました。
しかし、48度なんて入れる人いるんでしょうかね、火傷しますよね。
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(六花) さん へ (iina)
2015-06-11 09:24:32
シバザクラとスズランが、一所に咲いているなんて、さすがは 北海道です。^^

>いやー つわものどもがいるものです。
「鹿の湯」では、46と48度の前に常連さんが異様な雰囲気で座り込んでいます。
ときどき、湯もみまでして管理するがごとしでした。

玉子を抱いて48度の湯に3分も我慢すると、温泉卵ができそうです。(^^ゞ

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(更家) さん へ (iina)
2015-06-11 09:41:24
「猟奇殺人事件の意外な結末」なんて話題を、更家さんから提供されたことを思い出しました。

なにより、天下の日本橋の下を流れている川の名は、そのまんま日本橋川でした。^^
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/0721065c7140c143fca2a35c2e9a32dc


>鹿の湯、広くて、田舎の湯治場とは思えないくらい綺麗で立派ですね。
1300年の歴史のある「鹿の湯」は、ときどき湯船と床を、新品に張り替えているそうです。写真は、おそらく張替え直後
の様子だと思います。
はい、48度の湯に入った剛の者を、たしかに目撃しました。(^^ゞ
なお、温度管理は、定期的に温度をそれぞれの湯船で測っておりました。

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