あの時1人だったら

夫は黒部ダムを見たいと2泊3日のツアーに出かけた

久しぶりの1人
1日目はランチ会・入院で同室だった人が、退院しても会いましょうと
3ヶ月に1度、3人でランチ会。4人部屋だったので、もう1人いるけど、松島在住と
ご主人の介護で参加できない
松島の人は、リハビリに行くとき、笑顔で、「行ってらっしゃい」と声をかけてくれる
不安な気持ちが和らいだ。私も、新しく部屋に入られた人に、同じように声かけた

今回は秋色一色の懐石フルコース。美味しかった
初回は、病院近くの、歩いて5分位のお店、リハビリのあと、杖ついてやっと参加
それからタクシーで駅近くのお店で、今は自力でバス、地下鉄乗り継いで行ける
自分の脚で歩けることが、どれだけ素晴らしいか身に染みて思う

松島の方が退院されて、すぐに入ってきた方が、
ご主人を無くされて、まだ悲しみが癒されない時、自宅でちょっとした段差でつまずいて、
そこから動けなくなり、トイレも食事もできず、朝を迎える

次の日（24時間後）午前、仲のいい友達と出かける約束をしていた
その友達は、待ち合わせ場所に来ないので、何度も電話連絡したけど、応答なし
心配になり、自宅を訪ねたけど留守のよう、市内にいる娘さんに連絡を取り
やっと。救急車。入院となった。大腿骨骨折だった。
日が過ぎた分、炎症がひどく手術の日も遅かった

何気なく聞いていたけど、一人で過ごしてみていろいろ思った
私も場所は違うけど、あまりの痛さで動けなかった
あの時、1人だったらどんな方法かあったかな～

良かった

随分間が空いたけど
コロナ過とは言え、いろいろあった！

車椅子で診察うけていた方は、1と月過ぎても姿は見えない
入院したのか心配
名前知らないけど、こういう感じの人と、リハビリの先生に聞いたら、たぶんあの人の事だと思う。
そういえばしばらく見ていないと言う。良くなるは？たぶんないから・・・

先週の診察・リハビリで通院の日
リハビリを受けているときに、聞き覚えのある声、ちょうど終わったので声の方に行ってみると
例の人が元気そうにベッドに横になり先生と話していた
声かけたら、嬉しそうに、あれから家でじっと過ごし、痛みが引くのを待った
先生が言ったように1ヵ月過ぎ頃から楽に動けるようになった
長かったぁ～と
何だかほっとした。
私より少し上だけど、今は一人で暮らされて、人懐っこく、前向き
私の体調が悪い時、「そんなときもあるよ」と明るく言われ元気貰っていた
次の週もあった　。

今月初めまで咲いていた朝顔