2015-IDEHAパウダートリップキャットツアースタートしました。
久しぶりのこの感触。
今までヒーターが壊れていた運転席も、今年からホカホカ。
KAZU今シーズンもよろしくです!
今日のツアーには、雪崩講師の鈴木氏も参加者として同行。
チルトテスト、コンプレッションテスト、伝播性のテストで今日の雪の状態を確認する。
20Cmと40Cmにとてもずれ易い層があり、特に40Cmは一気に伝播して広がった。
この層は明日にも残ると思うので、急斜面は十分注意しなくてはいけない。
という事で、斜面を選んで楽しくドロップ。
雪は例年に比べ多いかな~と思ったが、姥沢に上がると例年通りくらいの積雪。
今日の雪は、深いものの板が走るので滑りも十分楽しめた。
F屋伝説はまだ生きているようで。
一番美味しいラインを頂く鈴木雪崩講師。
3本頂いて満足げな皆さん。
言わずと知れた男祭り。
合言葉もとても下品で言えません。
ネイチャーに下る感覚の広いブナ林をメローに滑る。
こんなまったりとした時間がとても贅沢。
積雪の基準となる看板下の撮影ポイント。
第一回目のキャットツアー十分楽しめましたね。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
IDEHAの今シーズンのテーマは「ツアーの質」
雪崩の知識や、スキー&ボードの技術など、学ぶべきものは沢山あり終りはない。
それら知識・技術の質を高めることにより、よりツアーのリスクを軽減できると思います。
それはガイド・スタッフのみならず、参加者の方も同じ。
IDEHAは共に成長していきたいと思っております。
現に、今日のツアーのお客様は、ほとんどの方が雪崩講習会に参加し、滑りの技術も以前と比べ物にならないほど上がっている。
真摯にバックカントリーと向き合っている方々で、ガイドしている私の安心感も全く違います。
これからも皆様と「共に」成長していければと思います。
機会を作って盃を交わせればと思います。
冬山はいろいろな楽しみ方があって良いと思います。
入る山の危険度により、心の持ち方も変わってくると思います。
私が入ってる月山エリアは、簡単に誰でも入れるエリアでは私はないと思っています。
冬山に入るにはそれなりの知識と技術、経験が必要と思います。
それはツアーに入る人も同じで、もちろん初心者の方がそんな技術もありませんから、ツアーで一緒に育って行きたいというスタンスです。
確かに心のありようはそれぞれです。
ただそこまで覚えなくてもよいという方もいらっしゃると思います。
ただ安全を第一に考える私にとって、このスタンスは変えれない重要な部分です。