いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

甘塩ピーマン先生

2017-09-13 03:25:54 | せんせいとよばれて
僕は中高生の頃、とびっきりの勉強嫌いだった。
というと、当時をご存じない方からは意外に思われるのだが、
何を隠そう僕は「比較的高学歴・圧倒的低成績」なのだ(笑)。

だから中学生の時なんて、まともに勉強なんかしたことなかったし、
授業中はいつもなんかして遊んでた。
もちろん通知表は真っ赤っかだ。
とても模範的な存在とはいえないし、
その意味では子供達になにひとつエラそうなことは言えない。

そんな僕がこともあろうに学習塾で、
子供たちを前にどんな授業してるのか、
きっと同期諸兄や、
お世話になった先生方は興味津々(てか半信半疑)かもしれない。

僕は必要に迫られて、この仕事に就いてから勉強しただけだから、
いわゆる学力だけで言えば別に大した先生じゃないだろうと思う。
スゴイ人はいくらでもいるし、そこに張り合おうとは思わない。

ただこの仕事は先生がいくら勉強できても、
生徒を動かせなければ仕方ないわけで、
学力は生徒が安心して先生と呼べる程度に備えていれば大丈夫。
大切なのは生徒との信頼関係。
ちゃんと生徒の気持ちを受け止めて理解し、
正しく応じてあげられなければならないが、
その点についてはたいへん僭越ながら、
僕はそう人後に落ちない自負がある。

それは僕自身が生徒だったときの感覚を
とてもよく覚えているところが大きいのだろう。
言い換えれば40過ぎても大人げなく
ワガママな子供のまんまというだけかもしれないが。
今もなお、
いわゆる「大人の事情」的なものに馴染めずにいるくらいだから、
生徒たちの抱える不満やストレスなどにも
スンナリとシンクロできちゃうのである。

大人社会ではどこへ行っても煙たがられる、
この蒼臭い私の甘じょっぱい反骨精神が功を奏すとは、
人生何が役に立つかわかりまへんなぁ(笑)。
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