一錦金鋒の読書防備録と生活奮闘記

読んだ本の紹介、感想。たまに日常に起こったことの記録

大嶋信頼著 「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法

2019-06-30 11:56:15 | 書籍
本を読む目的
タイトルのとおりの人間なので、手に取ってみた。

質問1
自己肯定感が低いと起こる症状は?

質問2
自己肯定感が低い人間が生きていくにはどうすればよいか?

質問3
本当に自己肯定感をあげられるのか?方法はあるのか?



質問1の答え
自己肯定感が低いと損な役割をやらされるだけ
※これは思える。前職が正にこれに当てはまった
※自己肯定感を極限まで下げられる程のパワハラだったからである。

「何で自分はあれだけ気を使っているのに、誰もわかってくれないんだ」と自分だけが損な役回りをしていると感じてしまう。
※かなり思い当たる。自分の人生そのものを書いているような言葉。

「今はダメだけど、いつか俺だって」が続いても、自己肯定感が低いままだと何も変わらない。
自己肯定感が低いままだと、何をやっても中途半端になる。
※自己肯定感が高い人はどんどんいろんなことを成し遂げていく。
※なんとなくわかる気がする

誰も犠牲にしないなら自己肯定感が高くても良い。

自己肯定感が高かったら「俺は凄いんだぞ」という態度を取らなくてよい。
そういう態度をとる人間は低い証拠。
※これまで自己肯定感が高いと思う思っていた人が、実は低い人と思われる。

自己肯定感が高いから、恥ずかしいという思いがなく英語も堂々と話せてしまう。間違っていても動じなくて済む。

自己肯定感が高くなって、自分を好きになると周りからも好かれるようになる。学習能力もアップする。
※現在、色々な勉強をしている私にとって、学習能力のアップは大切な課題。

自分を肯定できないから人を批判する。

「どうせ自分なんかやったってダメに決まっている」と思い込んでしまい、勉強をする前からあきらめてしまう。


質問2の答え
大人になって自己否定をしてしまうのは良くない。

自己否定はすればするほど自己肯定感が低くなっていく負のスパイラルである。ますます変われない。

自己肯定感が高ければ「認められたい」「理解してもらいたい」という願望を持たなくて済む。

「責任感が強すぎ」が原因。責任感をなくす。なんでも「自分のせい」と思わないよう気を付ける。特に人の機嫌。

「正しいor間違っている」「意味があるor無い」を自分で決めず「御意」としてしまう方が良い。そうしないと自己肯定感が下がってしまう。

家や車など、自分が欲しいものを思い浮かべる。
※これは佐藤富雄さんの本にも書いてあったこと、改めて実践してみよう。(今まで忘れていた)
※嫌なことがあるたびに思い浮かべる。

人から批判されても、みんな結構適当!


質問3の答え
鏡に自分を映して自分の姿を見る、目を閉じて自分の姿をイメージできるようにする。
※すぐにイメージできるようになると「自分はイケてるかも?」と自己肯定感を上げられる。
※発表するときは発表している良いイメージを浮かべる。

トイレ掃除を毎日する。

過去の失敗を赤裸々に書き出してみる。心の傷をちゃんと見てみると、むしろ面白いことがわかる。
過去の振り返りたくない部分を書いてみると、自己肯定感が高くなる。

人に問題を相談しない、褒められたらそのまま受け入れる習慣を持つ。

過去を変えるために、心の傷が「何歳の自分とつながっているか」を探る。
嫌なことを思い出すと体がどう反応するか?その感覚は何歳から起こっているかをまず確かめる。
その後、肯定する言葉を「その歳の自分」に言わせる感覚を作る。7回唱える。(愛される姿)(豊かな金持ち)(恐怖を元に戻す)(安らぎを)等

たとえ努力して失敗しても、悪いほうには変わらない。



感想
実践してどうなるかは不明だが、信じてみる価値はあると思われた。
著者の方も、かなり自己肯定感が低い人のようであるから、信頼してよいと思う(お名前が信頼さんであるw)
出来れば著者の方にカウンセリングを受けてみたいとさえ思った。

学習能力を上げる、生きにくい場を変える等、効果は大きいと思う。
むしろ効果を出す必要がある!

同じような本をもう一冊予約してあるので、そちらも後日読んでみよう。