遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

ご来場御礼

2006年09月29日 | 落語会
28日。 無事に、第10回“入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは”、終了しました。 平日ゆえ、盛況とまではいきませんでしたが、お忙しい中ご来場頂いた皆様、誠に有り難うございます。

日暮里サニーホール4階、お隣りの大きいホールでは、三遊亭鳳楽師匠の会をやってました。 開場の際に混乱を招き、ご迷惑をおかけしました。 また、客席の温度(物理的に)も低過ぎました。 申し訳ありませんでしたm(__)m 今後、改善致します。


  生ねん  「黄金の大黒」

  小権太  「子ほめ」

  遊一   「茄子娘」 
 
  遊一   「麻のれん」

  小権太  「宿屋の富」
 

開場時と仲入りに、『宿命』を流したところ、場内が思いっきり陰気になってしまいました。 次回、12月16日(土)は、陽気に開催します! 13:30開演です。

その後の日程も。 第12回は、来年4月1日(日) 19:00開演。
第13回は、来年6月30日(土) 13:30開演。 場所は、いずれも日暮里サニーホールです。

これからも、“小権太・遊一の会”を宜しくお願いします。



例会の宣伝なん…

2006年09月28日 | 出演情報
日付が変わり、28日(木)は、いつもの会です。

  第10回 “入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは”

日暮里駅南口下車・日暮里サニーホールにて、18時半開場・19時開演です。

 柳家小権太 「宿屋の富」 他一席

 入船亭遊一 「茄子娘」 他一席
 
本日16時までなら、ご予約(1500円)可能です(03―3485―8262まで)。 当日は1800円です。 ご来場、お待ちしております。


丹波哲郎が亡くなった。
私の一番古い記憶は、『Gメン’75』です。 小学校低学年の頃、唯一夜更かしが許されたのが、土曜日の晩でした。 『8時だよ、全員集合!』の後、夜9時から。 叔父が助監督をやってたので、両親とエンドロールが終わるまで観てました。 

ドラマでは、『真田太平記』の真田昌幸役も印象深いです。

映画ですと、『切腹』での仲代達矢と果し合い、『二百三高地』での児玉源太郎役。 でも、やっぱり刑事役。 『新幹線大爆破』での警察庁刑事部長役、そして『砂の器』の今西刑事!

クライマックス、捜査会議室のシーン。 いつ観ても、泣いてしまいます。


そんな訳で、「繰り返し繰り返し、繰り返し繰り返し…」、明日の日暮里の会、よろしくお願いしますm(__)m



※昨日の鴨宮=新幹線発祥の地。 東海道新幹線の実験線が、小田原~国府津間にあり、その基地が鴨宮にあったそうです。 通称「鴨宮実験線」と呼ばれ、初めて時速200キロを突破したのもこの実験線だそうです。


こだま・ひびや

2006年09月27日 | 仕事
26日。 午前、東京駅から「こだま」に乗り、小田原へ。 鴨宮の料亭“門松”で、三三兄さんと一席ずつ。 平日の昼間にも関わらず、60人を超えるお客様。 今日で2回目だそうですが、とってもイイお客様でしたよ。 お昼をご馳走になり、会場を後にする。 カサゴが、美味でした。

鴨宮北口商店街には、「新幹線発祥の地」の看板が…。 ドコで、発祥したんでしょうか?? 東京~小田原間って、新幹線の往復割引きが、格安なんですね。 三三兄さんに、教わりました。 帰りも、「こだま」。


いったん帰宅して、再度出かける。 降りしきる雨の中、最寄りの駅へ。 ホームに師匠の姿が…、銀座の駅まで一緒に行く。 師匠は三越落語会、私は日比谷線で築地へ。


築地場外市場の“海宝館”にて、第12回「海宝館寄席」。 こちらは、朝之助兄さんと一席ずつ。

終演後は、お客様との宴会に突入! 毎度、美味しい料理に感激ですが、今日は鯨料理が絶品でした。クジラ刺しも旨かったが、ジンギスカン風の鍋は最高!
いろいろな分野の方とお話しできて、高座の後も勉強になります。 いつもより盛り上がり、時間も延びましたが、無事お開き。 日比谷線でも、お客様と一緒になり、またおしゃべり。


さぁ、あとは28日に向け、頑張るのみ!!


代演時三杯

2006年09月26日 | 落語会
25日。 今日も代演。 扇里兄さんと小駒兄さんがレギュラーを務める、とある会。 小駒兄さんの代役でした。

来年から、私がレギュラーになる模様。 兄さん達は、5年間お疲れさまでした。 来年から、5年間頑張らなきゃです!

終演後、美味しいワインをご馳走になる。 代演だし、明日も早いし、会も近いし…、「三杯くらいで」と思ってましたが、そうはいきません。 ご馳走さまでした。


※先に言っときます、タイトルの元ネタは「隊衛自上海」です。 志ん駒師匠、すいませんm(__)m

過ぎたるは、名を…

2006年09月25日 | 出演情報
大阪の豊中で若い女性が殺害され、その容疑者が捕まりました。 かわいそうな事件で、無念だった思います。

何故こんなコトを書くのかと言うと、被害者の女性、名字が私の本名と同じ“橋本”さんでした。 名前の方の画数は、八画と八画なので、姓名判断上、私と全く同じなんです。

祖父が姓名判断に凝っており、“橋本”には、八画+八画か八画+三画が良いらしく、ウチの家族はみんなそれ。 私は、父と同じ画数。 でも、性格も違えば、人生の歩みも全く異なる。 

良いとされる画数でも、若くして命を奪われてしまう人もあるし。 姓名判断って、あんまりアテにならないのでしょうか。

もっとも、芸名やら筆名で生きてる人は、そっちで判断するそうですが。 でも、三代目小さんと四代目小さん、四代目と五代目、五代目と、今の小さん師匠も、画数はおんなじだよなぁ。 


生年月日も、そうです。 この28日に30歳を迎えるある兄さんがいます。 同じ日にに誕生したのが、PRIDE王者のエメリヤーエンコ・ヒョードル。 誕生日占いも、アテになりません。 占いとか、あまり気にし過ぎるのは良くないかも。 

その28日に開催する『入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは』、ご来場お待ちしておりますm(__)m 祝30歳の小権太兄さんが、トリを務めますよ!

※結局、宣伝でした。 宣伝し過ぎても、損は無いかと…。



口上のスキ

2006年09月24日 | 寄席
23日。 浅草演芸ホール、楽屋の一室で稽古。 そばとコーヒーの後、銀座線。 鈴本演芸場の夜席へ。


 “三語楼改め六代目柳家小さん襲名披露興行” 

今日も代演。 昼席がハネる前に、お客様の列が出来ていました。 私が上がると、すでに満席。 木戸で、かなりお断りしたようです。


  ごん坊  「寿限無」

  遊一   「子ほめ」

  和楽・小楽・和助

  小里ん  「親子酒」

  小袁治  「紀州」

  山田隆夫 「からぬけ」

  のいる・こいる

  圓蔵   「道具屋」

  正楽

  圓歌   「中沢家の人々」

  小さん襲名披露口上 

  順子・ひろし

  木久蔵  「映画に出るよ」

  馬風   「小さん誕生」

  小円歌

  小さん  「ちりとてちん」


披露目の高座は、前座以来。 独特の雰囲気がありますね。 

前座さんの数が少ないので、ずっと太鼓を叩いてました。 と言うより、お囃子部屋にしか居場所が無いんです。 楽屋には、出演者以外にも、楽屋見舞いに来た師匠方もいらっしゃいます。 楽屋も満員御礼。

楽屋のテーブルには、お菓子やら飲み物が置いてあります。 が、全く近付くことは出来ません。 披露口上が始まり、楽屋の人口密度が薄くなった刹那、気の利いた後輩が物資の輸送を…。 ご馳走さまでした。

小さん襲名披露興行、30日までは鈴本演芸場、10月1日から10日は新宿末広亭・夜の部、11日から20日は浅草演芸ホール・昼の部、21日から30日は池袋演芸場・昼の部です。 11月からは、全国を回るそうです。 

お時間ございましたら、寄席にいらして下さい!

戦々恐々一門の運転手

2006年09月22日 | 仕事
21日。 初日なので、師匠宅へ。 車の運転があったので、8時に伺う。 師匠夫妻を乗せ、出発! とにかく安全第一。 割り込まれても、幅寄せされても、決して「危ねぇな、このヤロー」とか、言ってはいけません。 

毎年暮れの29日は、扇橋一門でお墓参りに行きます。 一門で、運転するのは私だけ(免許取得者は有り)。 結果、入門以来ずっと私が運転手。 練馬の先代扇橋、日暮里の先代三木助、品川の扇蔵師匠、世田谷の小さん師匠と、4ヶ所を車で回ります。

いつも大師匠が助手席なので、緊張して運転してます。 一度、山手通りで、思いっきり幅寄せされたことがありました。 ギリギリで接触は回避しましたが、思わず「チキショー、この野郎!」的な言葉を発してしまいました(田舎で車に乗ってた時の習性は恐ろしい)。 瞬間、和やかだった車内が、シーンとなる。 この発言をごまかすのに苦労したこと。 その後の方が、手に汗を握る展開でした。 でも、一門のある師匠が「あの状況じゃあ、しょうがない」と言って下さり、救われました。


22日。 昨日より早く、7時に師匠宅へ。 今日は、カバンを持って、師匠をお見送りする。 

午後は、鷺ノ宮の敬老会。 会場は、高齢者会館でしたが、どうしてお元気な方ばかり。 始まりも終わりも、温かい拍手を頂きました。 会館で働く落語ファンの方も、喜んでました。 

協会に行き、黒門亭の設営。 毎週金・土・日開催の黒門亭は、金曜日に黒門亭委員が高座をセッティングしてるんですよ。 私は、30日(土)と1日(日)に、出演いたします。

今日の最後は、来月の仕事の打ち合わせ。 仕事の話もそこそこに、盃を重ねることに…。

「こんにちは」、いこう

2006年09月21日 | 出演情報
最近、出演情報が滞っておりました。 都内での、落語会の情報です。 お時間がございましたいら、是非いらして下さい。


9月28日(木)は、“入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは”。
日暮里サニーホールにて、19時開演です。

 柳家小権太 「宿屋の富」 他一席
 入船亭遊一 「茄子娘」 他一席
 前座、柳家生ねん

前売りとご予約は1500円、当日は1800円です。



9月30日(土)と10月1日(日)は、“黒門亭 昼の部”。

落語協会2階にて、14時開演です。 出演は、柳亭左楽・鈴々舎馬桜・初音家左橋・入船亭遊一。 遊一は、14:15頃の出番です。 


10月5日(木)は、“若手研精会・神無月公演”。

国立演芸場にて、18時15分開演です。 出演は、金原亭小駒「富久」・春風亭一之輔・入船亭遊一「幾代餅」・三遊亭遊馬・春風亭朝之助。


10月22日(日)は、“月のうさぎと、夜明けのカラス”。

台東区生涯学習センター・ミレニアムホールにて、15:30開演です。 出演は、入船亭扇遊「明烏」・藤間勘加紅「舞踊・玉兎」・柳家小権太・入船亭遊一。
落語の師匠と踊りの師匠の前で、落語と踊りを…。 


10月23日(月)は“ル・プティ・ニ寄席”。 
目白駅前のカフェ、ル・プティ・ニで20時開演です。 入船亭扇里・入船亭遊一、各一席。


10月24日(火)は“二ツ目勉強会”。 池袋演芸場で、18:15開演です。 出演は、春風亭栄助・三遊亭窓輝・鈴々舎風車・桂才紫・入船亭遊一。 私はのネタは、「崇徳院」です。


10月28日(土)は、第1回“あさがお寄席”。 下高井戸駅徒歩2分、あさがお整体院が会場です。 18時開演で、出演は古今亭菊朗・林家きく麿・入船亭遊一。



10月に行なわれる会は、改めて詳細をお伝えします。

28日の“こんにちは”、よろしくお願い致しますm(__)m ご予約は、03―3485―8262まで!


渡し、バカよね

2006年09月20日 | 趣味
18日までの3連休、師匠宅の前にある高校で、文化祭をやってました。 おかみさんに、「高校の時、文化祭は出たの?」と聞かれる。 私、1年の途中で辞めたゃったので、そういうものに参加したことが無いんです。 「修学旅行も行ってないんだ?」、もちろんです。 ただ、卒業アルバムには、写真が載ってましたよ(かなりの大きさで)。 入学式、新入生代表で、誓いの言葉を読んでる写真。 なにしろ、合格安全圏偏差値“38”の、広き門でしたから…。 


先日、最終回を迎えたドラマ、『マイボス・マイヒーロー』。 主人公は、TOKIO・長瀬君が演じる、28歳の高校3年生(本当はヤクザ)。 で、年齢や素性を偽り、高校生活をエンジョイ、古き良き学園ドラマしてました。 

高校を卒業できたら、親の跡目を継いで組長になれる…。 結局、ヤクザの抗争のあおりを受け、卒業出来ずという結末でしたが。 面白かったですよ。

高校中退なんで、学園モノに憧れがあるのかもしれません。 セカチューもそうですし。 

このドラマの演出は、私の大好きな『新幹線大爆破』の佐藤純弥監督、そのご子息佐藤東弥氏。 日テレの人気ドラマを、数多く演出してます。 でも、やっぱり親父さんの『新幹線…』には敵いません。 今度、その日テレで『スピード』を放送しますが、私は『新幹線…』の方が好きですな。 

『新幹線…』の中で、走行中の新幹線に別の新幹線を並走させ、爆発物を取り除くための機材を、走りながら渡すシーンがあります(『マイボス…』で校長役の岩城滉一、こちらでは車掌役で熱演)。
走る新幹線の間にハシゴを渡すんですが、一昨年、私もそのハシゴを渡りました。 もちろん停まってましたが。 集中豪雨の影響で、私の乗った“のぞみ”は、小田原駅で運転を取り止めました。 駅のホームには、“こだま”が停車しており、その乗降口に合わせて“のぞみ”を移動。 ハシゴを渡し、“こだま”の車内を抜けて、ホームに降りたのです。 映画を思い出し、何度か、行ったり来たりしちゃいましたよ。 

ホント、やってることは子供です。 でも、学校に通うのは、もう結構です。

同行二人

2006年09月19日 | 
17日。 朝、師匠宅へ。 秋田の仕事へ同行するので、東北仕様の服装で掃除を。 案の定、汗ダクになる。

東京駅から“こまち”に乗車、ジャスト4時間で秋田着。 盛岡からが、長かった。 秋田市は、生まれて初めて。

“秋田子ども劇場”、小学生とそのご父兄。 寄席囃子教室、落語、紙切り、太神楽曲芸。 楽しんで頂けたようです。 今回の一座では私が一番下なので、高座返しも太鼓も全部やる。 出番は、もちろん開口一番。 やっぱり、汗ダクになる。

打ち上げは、駅前の郷土料理の居酒屋さん。 ラストオーダーの際、店員さんから奨められたのが、韓国風チヂミ。 「おふくろの味なんで、ぜひどうぞ!」って…。 よく、わからない。 宿は、ホテルハワイ駅前店。 ラブホじゃ、ありませんよ。 


18日。 福島市へ移動し、“福島子ども劇場”。 寄席囃子教室では、連日太鼓を担当。 今日は舞台が暑くて、叩いてるだけで汗まみれ。 今日の小学生もとっても反応がよく、会場も熱かったです。 帰りの新幹線で飲むビールが、美味しかった! 他の出演者は上野で下車、あとは師匠宅まで二人で。


※月に一度は「砂の器」ネタ、今回はドラマ版の話。 秋田と言えば、羽後亀田ロケ。

秋田の居酒屋の店内、たくさんのサイン色紙が飾ってありました。 一番目立つ所に、永井大(刑事役)と岡田義徳(怪しい人役)のものが! 脇には、サインより大きな但し書きが…、『砂の器ロケ “渡辺謙”に同行』って。 せめて『共演』にしてやって下さい、マネージャーじゃないんだから。



急きょ、どう?

2006年09月17日 | 仕事
16日。 午後、大森のニフティ本社で収録。 今日録画した画像が、10月以降、全世界に配信されるとのこと。 そんなこと言われると、緊張しちゃいます。 今までに出てないネタを、というご注文。 「干物箱」を、やらせて頂きました。

高座を降りて、ホッとしていると携帯がブルブル…。 深夜寄席に出られなくなった兄さんから、代演の依頼です。 急病では、仕方がありません。 いろんな誘惑を断ち切り、末広亭へ。 開場前から、お客様の長~い列が出来ていました。 

本日は159人のご来場、有り難うございました! 鈴本早朝寄席や池袋の福袋演芸場も、宜しくお願いしますm(__)m 私、早朝寄席の番頭ですから。 詳しくは、落語協会のホームページをご覧になって下さいね。 そうそう、ホームページ委員でした、私。


※画像は、ニフティ寄席の前座・生ねん君が、ホワイトボードに書いた本日のネタです。

頭痛に、更新

2006年09月16日 | 仕事
15日。 午後、東中野で敬老会。 いつもとは反対の改札口とはいえ、緊張しつつ会場へ。 とてもいい雰囲気の中、落語二席で一時間。 ホームタウンのような温かさ。 また、うかがいたいです。 終演後、洋服に着替えた私を見て、おばあちゃんが「素敵な青年だねぇ」って。 やっぱり、着物姿はダメですか??

その後、久しぶりに踊りの稽古。 佐倉の敬老会で、世話人の方が「遊一さん、来年は踊りますから!」と宣言。 備えあれば、憂いなし。

稽古を終え、師匠夫妻と食事へ。 すっかり、ご馳走になりました。 心と体の栄養、明日への活力を、蓄えさせて頂きました。

お店でお会いした方々に、「ブログ、毎日見てるよ」と、声をかけられる。 毎日更新するほど、そんなにネタが無いんですけど…。 頭、痛いっす(>_<)


佐倉サク…、アキ。

2006年09月15日 | 仕事
14日。 朝起きると泣いてる。 そんな日々も、今日でおしまい。 ようやく、「セカチュー」の再放送も終了しました。 私は、映画よりドラマ版が好きです(原作は読んでませんが)。 

主人公の朔太郎と亜紀の年齢が私と一緒(ドラマでは)なので、昔の自分を重ねてしまう。 小道具のウォークマンやカセットデッキ(Wカセット!)、カセットテープも当時のもの。 サクちゃんの家のテレビでは、“アッコにおまかせ”が流れていて、吉村リポーターの声が聞こえる。 


午後、佐倉市内の老人ホーム2ヶ所で敬老会。 1ヶ所目、責任者の方がニコリともせずに、高座の私を凝視している。 怒られるのかと思ったら、「初めて落語を観たので、真剣になっちゃいました」。 ひとまず安心。
2ヶ所目は、2年ぶり2回目の訪問。 おばあちゃんに、「だいぶ大人っぽくなったわねぇ」。 はい、もうイイ歳です。 アンディ・フグが、白血病で亡くなった歳です。 目白の師匠が、5代目小さんを襲名した歳です。


※以前、仕事で行った伊豆の大仁。 駅前のラーメン屋に綾瀬はるか(亜紀役)のサインが! ロケ地が近いので、寄ったんでしょう。 騒いだり、写メ撮ったりしたかったんですが…、師匠と二人っきり。 断念しました(>_<)


無駄メシ食うGPなら

2006年09月14日 | 趣味
13日。 また、一日中雨です。 協会事務所を借りて、事務仕事をもろもろ。 パッタリ会った兄さんに、ラーメンをご馳走になり、帰路につく。

帰宅すると、知り合いの方から、先日のプライド無差別級GPのDVDが届いてた。 いつも、ありがとうございますm(__)m 数時間前、彦いち兄さんから、「準決勝と決勝、スゴいよ!」と言われたばかり。 すぐに、観ました。

結果は知ってましたが、熱くなりました。 特に、ミルコ対ジョシュの決勝戦。 序盤のスタンドでの攻防、シビれました。 極上で良質のプロレスを観ているような感覚。 あの緊張感、何とも言えません。 ジョシュ対ノゲイラの攻防も、良かったですよね!? もっと見たかった。


って、最近そんな話ばっかり。 ちゃんと現実に戻って、働かなくちゃいけません。

気になる本だな

2006年09月13日 | 趣味
打ち合わせのため、渋谷から山手線に乗車する。 『ダンドリくん』(by泉昌之)ばりの読みと、『流星課長』(byしりあがり寿)ばりのスピードで、シートに腰をおろす。 隣に座る若い女性が熱心に読んでいたのは、『砂の器』の上巻(新潮文庫版ですな)。 チラ見して、すいません。


人の読んでいる本や人の本棚を、覗きたくなることって、ありませんか?? 
逆に、自分が読んでいる本や、自分の本棚を見られると、頭の中を覗かれてるようで恥ずかしいのですが…。 

入門前に買った本は実家にあり、今のアパートにある本棚は一つだけ。 師匠にもらった、スライド書棚。 これは見られたくない…、というのも、前面は見事にマンガばかり。 「この人は、本を読まないんだなぁ」と思われるは必定。 実際、最近はあまり読んでませんが…。


学生時代に影響を受けた書物というのは、いくらもあります。 先日亡くなった吉村昭氏もそうですが、阿部謹也氏にハマった時期もありました。 その阿部氏が亡くなりました。 故・網野善彦氏とともに、“中世史・社会史ブーム”の立役者となった方です。 


『ハーメルンの笛吹き男』から入った人が多いようですが、私は『西洋中世の愛と人格』から入りました。 この本が、後にベストセラーになる、『世間とは何か』につながる訳です。

たしか全集も出版されてると思いますが、私のお薦めは『自分の中に歴史をよむ』です。 ちくまプリマーブックス(今、あるんでしょうか?)に、入ってます。 このシリーズは、高校生向けに平易に書かれており、非常に読みやすいんです。

井上ひさし氏が、「難しいことを易しく、易しいことを面白く、面白いことを深く」教えられるのが良い教師だ、と書いてました。 『自分の中に~』は、まさにそのお手本のような著作だと思います。 阿部氏が歴史に魅かれた原点から、氏の思想まで広く書かれています。 


今度、実家に帰る時、持って来ようと思います。 で、スライド書棚の前面に置こう!