虎落笛; 千生の見たものしたこと何でも日句 : 「いしかわ観光特使だより」

「俳句大好き!」の連衆を広く求めて!
酒旨し、人楽し。調息調心。

 

<<男の句会 たぢから>>

2017年09月28日 18時42分19秒 | Weblog
兼題   : 「黄 落」
詠み込み : 「 向 」

白山の一城址夕すすき
院の義賊の墓や竹の春
黄落の首かけ地蔵松本楼
人生は日と日陰竹の春
赤のまま指圧に任すう脛
鶴瓶落しや井去来の庵
小鳥来るよろづの霊地回
色変へぬ影の松大横綱

(句友の印象句)
初恋の人と同席敬老日     富 昭
蒼天に雲のひと筋水の秋    のりを
山霧の中よりぬつと吾亦紅   容 啓  
夕焼や砂場にかたつぽだけの靴 健 治
白木槿薬飲むため飯を食ふ   容 啓
郷の家馴染の様に小鳥来る   富 昭
初恋の名を付けし子と月見酒  富 昭
あいまいに昏れて新宿黄落期  健 治
カーテンを開けて始る今日の秋 容 啓         


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