「誤嚥(ごえん)」は、水や食べ物、唾液などが誤って気管に入ってしまうことだ。喉は、食道と気管(気道)が隣り合っている。水や食べ物を口に入れると、顎や舌が消化のために動く。その働きに合わせて、喉にある喉頭蓋(がい)などが動いて気管がふさがれ、飲み込んだときに食べ物が気管に行かない仕組みになっている。この「嚥下(えんげ)反射」が少しでもずれると、気管が閉じるのが遅れて、誤嚥が起こってしまう。
呼吸器科専門の大谷義夫医師(池袋大谷クリニック院長)は、「誤嚥性肺炎は高齢期に始まるのではなく、中年期から繰り返し起こる中で次第に悪化していく」という。同医師による「65歳からの誤嚥性肺炎のケアと予防 9割の人は持病でしなない!」(法研=1,728円)によれば、初期の誤嚥は、食べ物ではなく、就寝時の唾液の飲み込みから始まるそうだ。早い人は40代から、口の中の雑菌の交じった唾液が何度も肺に入ることで、次第に肺炎になりやすくなる。肺機能を高める呼吸法や歯みがきなどが、若い時期からの予防になるという。
□南雲つぐみ(医学ライター)「誤嚥性肺炎 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年12月14日)を引用
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呼吸器科専門の大谷義夫医師(池袋大谷クリニック院長)は、「誤嚥性肺炎は高齢期に始まるのではなく、中年期から繰り返し起こる中で次第に悪化していく」という。同医師による「65歳からの誤嚥性肺炎のケアと予防 9割の人は持病でしなない!」(法研=1,728円)によれば、初期の誤嚥は、食べ物ではなく、就寝時の唾液の飲み込みから始まるそうだ。早い人は40代から、口の中の雑菌の交じった唾液が何度も肺に入ることで、次第に肺炎になりやすくなる。肺機能を高める呼吸法や歯みがきなどが、若い時期からの予防になるという。
□南雲つぐみ(医学ライター)「誤嚥性肺炎 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年12月14日)を引用
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