語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】サンマの栄養価 ~9月10日は目黒のさんま祭り~

2017年09月10日 | 医療・保健・福祉・介護
 東京・目黒区では、古典落語「目黒のサンマ」にちなんで、例年「目黒のさんま祭り」が開催されている。今年は10日。7千匹のサンマが岩手県宮古市から目黒駅前に運ばれ、無料で炭火焼きや生のサンマが振る舞われる。
 落語では、お殿様が鷹狩りの途中で食べたサンマの味が気に入って、お城でも所望する。家来たちは、サンマの脂がよくないと考え、十分に蒸して脂を抜き、さらに小骨をていねいに抜いてお出しした。ぱさぱさになったサンマに殿はがっかりして「サンマは目黒に限る」とこぼすという話だ。
 言うまでもなく、サンマの味と栄養価は脂があってこそ。DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)は、不飽和脂肪酸の一つで、血液や血管の老化を防ぎ、さまざまな生活習慣病に役立つと考えられている。ビタミンB2、B6、B12、Dなども多い。皮の焦げにはヘテロサイクリックアミンという物質が含まれ、発がん性物質があると考えられているが、通常の量の焦げを食べる場合はまったく問題がないそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「サンマの栄養価 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月10日)を引用
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