日頃食べている食品成分の基礎データを収録している「日本食品標準成分表」(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会)は、2015年に5年ぶりの改訂(第7訂)が行われた。収載食品数は1,878食品から2,191食品になり、成分項目も増加した。刺し身、天ぷらという食品形態での栄養成分値をはじめ、時代を反映して発芽玄米、低脂肪、無脂肪の無糖ヨーグルト、アマニ油、エゴマ油、青汁などもデータ掲載されている。
肉類としてはニホンジカが加わった。全国各地でニホンジカによる農作物への被害が深刻化し、毎年平均で3万頭以上の捕獲を続ける必要があるとされているが、その商品化に向けての機能性が評価されている。
ニホンジカはブタやウシに比べて高タンパク、低カロリーで、鉄分などのミネラルも多い。また、脂質は酸化しにくい多価不飽和脂肪酸の比率が高くなっている。食品成分表の記載にはないが、エネルギー代謝を活発にさせるカルニチンを多く含むという研究もあるそうだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「シカ肉の栄養 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年8月4日)を引用
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肉類としてはニホンジカが加わった。全国各地でニホンジカによる農作物への被害が深刻化し、毎年平均で3万頭以上の捕獲を続ける必要があるとされているが、その商品化に向けての機能性が評価されている。
ニホンジカはブタやウシに比べて高タンパク、低カロリーで、鉄分などのミネラルも多い。また、脂質は酸化しにくい多価不飽和脂肪酸の比率が高くなっている。食品成分表の記載にはないが、エネルギー代謝を活発にさせるカルニチンを多く含むという研究もあるそうだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「シカ肉の栄養 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年8月4日)を引用
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