語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】六十の手習い ~バイオリン~

2017年10月17日 | 医療・保健・福祉・介護
 58歳になる知人がバイオリンを始めた。超絶技巧のバイオリニスト、パガニーニの映画を見て感動したのだそうだ。
 彼女はまず、通販で1万円の楽器を購入した。楽譜も読めないというのに「独学で頑張る」というから半信半疑だったが、最近では「バイオリン」「独学」と検索すると動画サイトなどに、レッスンの様子がいくつも見つかるそうだ。楽器の選び方や扱い方から、簡単な曲の弾き方まで、初心者にも分かりやすく手ほどきしてくれるという。
 2週間もしないうちに、「1曲弾けるようになった」と電話があった。電話口で聞かせてもらうと、ノコギリを弾いているような音も混じるが、確かに曲になっていて、思わず拍手。
 「六十の手習い」は、もともと冷やかし言葉ではなく、学問や習い事を始めるのに年齢制限はなく、いくつからでも遅くはないという意味だそうだ。しかも現代では、インターネットなどの情報網をうまく活用して、どこにいても商品やシステムを得ることができる。要はやる気と目的なのだろう。

□南雲つぐみ(医学ライター)「六十の手習い ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月10日)を引用
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 【参考】
【南雲つぐみ】キノコの季節に「キノコアドバイザー」
【南雲つぐみ】世界食料デー ~10月16日~
【南雲つぐみ】の記事一覧
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