てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

フェアトレード・イベントと、本格チャイのレシピ。

2016年02月01日 | 名古屋生活クラブ


かれこれもう10数年のおつきあいになるゆうこ姐さん。ゆうこ姐さんと出会ったことで伊澤さん(名古屋生活クラブ代表)やみっちょんと知り合うことができて、それぞれもう長いお付き合いになってきております。

ゆうこ姐さんは大学で勉強されていて忙しすぎてしばらく合えなかったんですが、しばらく前から週2回、名古屋生活クラブでお仕事されていて、主にイベントの企画などされています。

…昨年11月に安城市で開催された「フェアトレード祭」。

場所が遠かったのもあり、チラシを見て「ああ無理だなあ」と思っていました。

そんなある日、micoちゃんから「面白そうだからいかない?」って連絡がありました。よくよく読めば、リュウさんの本格インドカレーのランチや、ケニアの紅茶でチャイのレクチャーがあったり、東ティモールのコーヒーで淹れ方の講座があったり、小学生対象にクイズなどもあり大人も子どもも楽しめる感じで行きたいなあと思ったんです。

もう定員に達しているかなと思い生クに電話したら、なんと姐さんだったんです!!

姐さんが働いていること知らなかったので、しばらくお互いの近況を話してこのイベントも姐さんがいろいろなこと企画してくれていることがわかり、安城は行ったことがなくて距離もわからなかったのですが、ひさびさ元気なお顔も見たいし~と申し込みました。

生クのイベントは、いつもみんなの気持ちや伊澤さんのご厚意で成立していて、参加者ほぼ無料なんです。

それなのに、すごく内容が濃くこういう場がないと接する機会がないさまざまな活動されている方とお話して楽しめる場で、こういう経験てできそうでなかなかできないので、ほんとありがたく参加させてもらっています。

今までいろいろな農家の方や活動家の方とお会いしましたが、お一人お一人本当にお人柄がよくって、想いにも共感できて思い出深いイベントです。

そして今回のテーマの「フェアトレード」。

…難しい言葉だと思います。わたしにとっては本当に難しすぎて、考えれば考えるほどよくわからなくなってきて、考えが進まず止まったまんま…って感じのことでした。

でも、やっぱりみなさんにとってもそうみたいで、姐さんが「フェアトレードに『祭り』なんてつけてどうかとも思うんだけど、フェアトレードとなると難しくて重くて人が集まる雰囲気になかなかならないし難しいんだよね」と言われていて、姐さんてさすがだなあ~と思いました。

わたしも遠いという理由もあったかもしれませんが、いろいろ知れば知るほど悩ましくなるので、そういうこともあり「まあいいか・・・遠いし」みたいに思っていた部分があったかなと気づきました。

結局イベントの内容が面白くてmicoちゃんや子どもたちと行こう!と思えたみたいなもんで。

…こういう風になんとなくですが参加しようと思い参加させてもらった結果、あらためてフェアトレードについて考える機会をもらえましたし、わたしがどうかかわっていけばいいかということも考えがちょっとだけ進めたような気がします。

東ティモール、ケニアの紅茶やコーヒーを販売しつつ、現地の人々や子どもたちの支援をされている方々や、おなじみリュウさんがお越しくださり、現地の実情や、支援の内容や課題など、たくさんのお話をしてくださいました。

イベントでは、リュウさんの本格インドカレーをランチでいただいたり、東ティモール、ケニアでご活動されている方からそれぞれ、おいしいチャイの淹れ方、コーヒーの淹れ方を教えてもらいました。

もともと長女はよく家でコーヒーを淹れてくれていたのですが、こちらであらためてちゃんと教えていただいて、前よりもうまくコーヒーを淹れることができるようになりました。おかげで彼女が家にいるときは、いつも丁寧に淹れたコーヒーをいただけるようになりました

…東ティモールやケニアの現地のお話を聞けば聞くほど、支援することの難しさや葛藤を感じました。どうすればいいかなんてわたしにはわからないけれど、模索しつづけること、考えることはやめちゃだめだなと思えました。

活動されている方の想いは本当に一つで、対等に共存したいというように、とってもとってもシンプルなのだけど、現場で活動をされているとさまざまな問題が多いのだなと思いました。でもみなさん悩まれつつも、前を向かれてご活動されていらっしゃいました。

わたしもやっていることは違いますが、やっぱりみんなと対等に共存でいたらいいなあと思っています!NOといえない人をしいたげるようなことはとても気になるし、自分の身の振り方を考えさせられます。

ケニアや東ティモールの紅茶やコーヒーは、農薬などは一切使われておらず、活動家の方々も、現地の方にそのように依頼してみえるようです。

このように、とっても美味しくて環境や人に配慮された大切な紅茶やコーヒーを、公平な取引で買わせてもらうことで、安く買いたたかれる農家の方、重労働を強いられる子どもたちが本当にひとりでも、ふたりでも、減っていくといいのになあと思います。

・・・うちにも小さい子がいるんですけど、この子たちが寝る場所もろくに食べるものもなく先進国の娯楽のために使われていたらどう思うかと思うと、現地のお母さんや子どもたちの生活が、わたしたちとこんなにも違うのはなんでだろうと、とても不公平を感じて気持ち悪いです。

自分なりにフェアということをみんなで考えていきましょう!

さて今日は、イベントで教えてもらったおいしいチャイの淹れ方をご紹介させていただきます!

お土産にチャイのレシピや、ケニアの紅茶の茶葉を、ひとり10gずついただいて帰ってきました。

この紅茶がすっごくおいしくて少しの茶葉でもすごくよく出て、チャイもストレートも水出しも美味しかったので先日はじめて注文させてもらいました。



「ケニア山の紅茶」…30グラム、319円

【材料】マグカップ2杯分

・紅茶…2ティースプーン山盛り2杯(お好みで調節してください)

・水…マグカップ1杯と少し

・牛乳…マグカップ1杯

・粗糖…大さじ1杯半くらい

※お好みでシナモン、生姜、カルダモンなどのスパイス

【つくり方】

1)厚手の手鍋に水を入れ沸騰させる。スパイスティーにする場合、ここでスパイスを淹れて一緒に沸騰させる。わたしはシナモンを少量加えました。

2)火を止めて茶葉を入れてふたをして4分待つ。

3)牛乳と粗糖を入れて再び火にかけて、吹きこぼれる前に火をとめる。

…うちのつくり方にちょっとアレンジしてありますが、わたしがなるほど!と思って勉強になったのは、スパイスを水の段階から入れるということと、火を止めて茶葉を蒸らすことで香りとおいしさを引き出すというところでした。

砂糖は、カップに注いでから加えると書いてありましたが、なんとなく鍋に加えてしまっています…!

あと、砂糖の分量が多!と思われるかもしれません。

わたしは普段、紅茶やコーヒーに砂糖を入れることはまったくないのですが、チャイに限っては中途半端な甘さのは気持ち悪くてどさっと入れてます!

それをお話の中でも現地の方はものすごく砂糖を入れると言われていて、労働して糖分が必要なのかびっくりするくらい現地の方は甘くしてチャイを飲まれているそうです。

そういえばインド料理の本格的なお店が近くにあるんですけど、そちらで出されるチャイ、笑えるくらい甘いんですよね!とっても現場感があって面白かったです。



運動不足になりがちな冬ですが、子どもたちが帰ってくる頃になると、ついついあたたかくほっこりする飲み物をつくってしまいます・・・。

いつも素敵な企画でありがとうございます!伊澤さん、生クのスタッフのみなさん、ありがとうございました!

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