室蘭市議会議員 児玉智明の徒然日記

日々の様子をしたためています。

病院も視察してきました。

2019年11月16日 | 日記
投稿が前後しますが、病院関係の視察も行ってきました。

室蘭には総合病院が3つありますが、人口減少によるベット数の削減や医師の確保等の問題から、今後のあり方について議論が始まっています。

民間2病院と市立病院が連携・再編できるかが大きな課題となっています。

経営形態の違う病院が同じ土俵で議論を進めていますが、課題は山積しています。

一番は、市立病院が赤字体質から抜け出せていないという問題です。

ここをクリアしないことには、話が前に進みません。

一般会計からの繰り入れがあるので、診療報酬だけで経営している病院との差は認めざるを得ませんが、市立病院は不採算と言われる、結核病床や感染症病床、救急医療、精神病床などを維持していることも考慮しなければなりません。

地方独立行政法人へ移行した病院や、地方医療連携推進法人として運営されている病院を見てきましたが、これが室蘭でも可能かどうかは今後の話し合いの推移をみるしかありません。

この議論は公開されておらず、いわゆる密室の中で行われているため詳細は分かりませんが、拙速な結論は避けるべきだと思います。



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リノベーションによるまちづくり。

2019年11月15日 | 日記
各地でリノベーションによるまちづくりを視察してきました。

きっかけは行政でも、プレーヤーは民間です。

補助金等を入れると、リノベーションの幅が狭まります。

行政の信用力を最大限生かしながら、民間主導で資金調達も含くめ、事業展開につなげる流れがポイントです。

行政は情報提供、連絡調整など側面からの協力が期待されています。さらにファンドへの出資が実現出来れば言うことはありません。

あとは市民の発想力と行動力、そして決断力。

説明をして頂いた職員の方からは、熱い思いが伝わってきます。

行政と市民がお互いに協力して街のために取り組んでいる姿に感動を覚えました。

できないことを前提に考えるのではなく、何かできないかと考えることがスタートです。


<沼津市はアニメとコラボでまちづくり>





<和歌山市役所から見える和歌山城>

観光客の誘致が課題とのことです。



<ホテルの窓から富士山が見えます>

これもアピールポイント。



<尾道空き家再生プロジェクトが関わった古民家>

朽ち果てて利用価値もなく、放置されていた民家を文化庁の登録有形文化財に指定し再生!




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SL移設完了記念セレモニー

2019年11月02日 | 日記
旧室蘭駅舎公園改修・SL移設完了記念セレモニーが行われました。

当初は青少年科学館の建て替えに伴い、屋外展示されていたⅮ51ー560は移設に多大な費用がかかる、老朽化で重量的につり上げが困難等の理由から解体が検討されていました。

それが、多くの市民の皆さまの「SLは室蘭発展の歴史的証人で重要な文化財である」との声が行政の背中を押して移設保存が決定しました。

その後旧駅舎が炭鉄港として日本遺産の構成文化財に認定され、正に室蘭の歴史を感じることが出来る施設となりました。

紆余曲折はありましたが、やっと蒸気機関車が終着駅に到着しました。

今までの経緯を考えると、本当に感無量です。








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