前線が南に下がっている関係で、東北地方は好天が続いています。
これは出かけるしかないというわけで、とりあえず新潟県五泉市にある、咲花温泉という硫黄泉の宿を押さえ、出発しました。
経路は決めず、行きたい場所はただ一箇所、新発田市紫雲寺の風力発電所です。
片道300km程度の中距離なので、できるだけ、下道、田舎道を楽しみます。
まずは仙台から白石まで高速、七ヶ宿から高畠へ抜けるおなじみのツーリングルート、温泉、道の駅、美味しいお蕎麦やさんに、酒蔵まである峠越えの道、バイクも沢山走っています。東風なので山沿いは曇っているかもという予想でしたが、ずっと青空、峠を越えるとなんと山形の空には入道雲がわいています。初めて二井宿峠の旧道を走りました。
花の季節には必ず立ち寄る高畠道の駅の向かいにある阿久津八幡神社、実に絵になる三重塔です。
こういう塔ってお寺に多い気がしますが、どうなんでしょうか。羽黒山神社には五重塔がありますね、国宝。
このあと小国方面に抜けるべく南陽周辺を右往左往、と突然正面に趣のある土蔵造り。川西の樽平酒造でした。どうせ試飲はできないし、今回はパス。今度ゆっくり訪問してみたいものです。
走るのは国道113号線、米坂線、荒川沿いを走っています。川沿いの気持ちの良いツーリングルートです。初めて走りましたが、ぜひ、JRでも走り抜けてみたいものです。赤芝峡も綺麗です。
113号線を道なりに行くと県境を超え、自然に新潟平野へ出てきます。道はそのまま左へカーブし、海沿いの松林の中に入っていきます。そして今回のメーンイベント、紫雲寺の風車が松の枝の上に見えてきます。
発電機への直行ルートは全て通行止めでしたが、砂浜経由で近づくことができました。
小ぶりの風車が4基、1基は止まっていましたが、残りの3基は北風に向かってぶんぶん回っていました。もっと沢山立てても良いのに。これでも新潟では最も大きな風力発電所なんです。白砂青松に風車、粟島も見えました。まさに日本海といった風景です。
このあとは、新発田の城下町を抜け、月岡温泉を横目に、阿賀野川方面へ南下。このあたりは温泉地が沢山あります。
咲花温泉に着きました。阿賀野川と磐越西線の間の細長い土地に10軒ほどの温泉宿が並ぶだけ。
一番奥の行き止まりにある「碧水荘」にお世話になります。
と、ロビーに並んだパンフレットの一枚に目が。
「SLばんえつ物語」号
SL走ってるんですか? と聞いたら、もうすぐ通りますよ。 だって。 もうびっくり。超ラッキー。
1時間半ほど時間があったので、まずは温泉とビールが先。
硫黄泉なんですが、お湯はエメラルドグリーンで透明。まさに碧水、草津や山形蔵王の硫黄泉とはぜんぜん違います。
見た目は上品で、硫黄の香り。不思議な温泉です。気に入りました。
交代で入れる個室露天風呂からは阿賀野川がきれいです。月末には水中花火大会があるそうです。
で18時過ぎにSLが到着とのことで、いそいそと出動、歩いて5分の咲花温泉駅。
きましたきました、しゅっしゅっぽっぽっぽ
日本でSLが走っているのを見るなんて何十年ぶりではないでしょうか。C57,近所の公園においてあるD51よりも小ぶりな感じ。
発車のときはサービスでずいぶん煙と蒸気を吐いてくれました。煙が目にしみることしみること。汽笛の音もすごい。良い物を見させてもらいました。
そして翌朝。
咲花温泉と磐越西線は阿賀野川の南岸なのですが、磐越道と49号線若松街道は北側を通っています。
時々通る磐越道から見える気になる施設があるということで行って見ました、道の駅阿賀の里じぱんぐ。建物が立派な道の駅が阿賀野川河畔にありました。ここから舟くだりも楽しめるそうです。
そこにクラシカルなバイクが続々集まってきます。
なんでも、BMWのクラシックバイクばかりのクラブ。R69Sという古めかしいバイクも4台いました。バイクのロールスロイスだそうです。地元のおじさんチームでした。リーダーは五泉の時計屋さん。
ちょっと離れてハーレーのチームも。
目の保養のあと美味しそうな新潟のお酒、四合瓶を二本購入。
このあたりから仙台に帰るにはさまざまなコースがあります。
高速を飛ばせば2時間半ぐらいで帰れるものの、のんびり田舎道を楽しみます。阿賀野川と回りの山々、綺麗です。
津川から川沿いの459号線を東進します。とても国道とは信じられないような細い道を抜け、福島県に入ります。まずは山都町宮古のそばの里。
宿でたっぷり朝食をいただいたし、昼食にはまだ早いので、見物だけ。雰囲気のある山里です。
このあとさらに狭くなる道を抜け喜多方市内へ。
まだ昼食には早い。レンガの喫茶店でコーヒーだけいただいて、今度は北進します。
またまた気持ちの良い峠道を走り抜け、米沢です。
好天で真夏の暑さ、でも観光客は大勢来ています。
そこで今日のハイライト、お昼に吉亭という由緒あるお店で、米沢牛ステーキ。
極楽極楽。
でも財布は空っぽ。
このあとまた高畠へ。
山里にある米鶴酒造で純米生酒をゲットしました。
今度は二井宿峠の新道を駆け登り再び七ヶ宿へ、蔵王でお茶して遠刈田から村田ICへ。ここだけ高速と思ったのですが、ETCゲートで最後のハプニング。
ゲートが開きません、急停止。なんとカードが奥までささっていません。 旗を持ったおじさんが飛んできて、早くハザード出せと怒鳴り、少しして通常の通行券をくれました。後ろにすぐ車が来ていなかったのが幸いです。くわばらくわばら。
ご迷惑をおかけしました。皆さんも注意してください。
ブログネタ満載の旅でした。
これは出かけるしかないというわけで、とりあえず新潟県五泉市にある、咲花温泉という硫黄泉の宿を押さえ、出発しました。
経路は決めず、行きたい場所はただ一箇所、新発田市紫雲寺の風力発電所です。
片道300km程度の中距離なので、できるだけ、下道、田舎道を楽しみます。
まずは仙台から白石まで高速、七ヶ宿から高畠へ抜けるおなじみのツーリングルート、温泉、道の駅、美味しいお蕎麦やさんに、酒蔵まである峠越えの道、バイクも沢山走っています。東風なので山沿いは曇っているかもという予想でしたが、ずっと青空、峠を越えるとなんと山形の空には入道雲がわいています。初めて二井宿峠の旧道を走りました。
花の季節には必ず立ち寄る高畠道の駅の向かいにある阿久津八幡神社、実に絵になる三重塔です。
こういう塔ってお寺に多い気がしますが、どうなんでしょうか。羽黒山神社には五重塔がありますね、国宝。
このあと小国方面に抜けるべく南陽周辺を右往左往、と突然正面に趣のある土蔵造り。川西の樽平酒造でした。どうせ試飲はできないし、今回はパス。今度ゆっくり訪問してみたいものです。
走るのは国道113号線、米坂線、荒川沿いを走っています。川沿いの気持ちの良いツーリングルートです。初めて走りましたが、ぜひ、JRでも走り抜けてみたいものです。赤芝峡も綺麗です。
113号線を道なりに行くと県境を超え、自然に新潟平野へ出てきます。道はそのまま左へカーブし、海沿いの松林の中に入っていきます。そして今回のメーンイベント、紫雲寺の風車が松の枝の上に見えてきます。
発電機への直行ルートは全て通行止めでしたが、砂浜経由で近づくことができました。
小ぶりの風車が4基、1基は止まっていましたが、残りの3基は北風に向かってぶんぶん回っていました。もっと沢山立てても良いのに。これでも新潟では最も大きな風力発電所なんです。白砂青松に風車、粟島も見えました。まさに日本海といった風景です。
このあとは、新発田の城下町を抜け、月岡温泉を横目に、阿賀野川方面へ南下。このあたりは温泉地が沢山あります。
咲花温泉に着きました。阿賀野川と磐越西線の間の細長い土地に10軒ほどの温泉宿が並ぶだけ。
一番奥の行き止まりにある「碧水荘」にお世話になります。
と、ロビーに並んだパンフレットの一枚に目が。
「SLばんえつ物語」号
SL走ってるんですか? と聞いたら、もうすぐ通りますよ。 だって。 もうびっくり。超ラッキー。
1時間半ほど時間があったので、まずは温泉とビールが先。
硫黄泉なんですが、お湯はエメラルドグリーンで透明。まさに碧水、草津や山形蔵王の硫黄泉とはぜんぜん違います。
見た目は上品で、硫黄の香り。不思議な温泉です。気に入りました。
交代で入れる個室露天風呂からは阿賀野川がきれいです。月末には水中花火大会があるそうです。
で18時過ぎにSLが到着とのことで、いそいそと出動、歩いて5分の咲花温泉駅。
きましたきました、しゅっしゅっぽっぽっぽ
日本でSLが走っているのを見るなんて何十年ぶりではないでしょうか。C57,近所の公園においてあるD51よりも小ぶりな感じ。
発車のときはサービスでずいぶん煙と蒸気を吐いてくれました。煙が目にしみることしみること。汽笛の音もすごい。良い物を見させてもらいました。
そして翌朝。
咲花温泉と磐越西線は阿賀野川の南岸なのですが、磐越道と49号線若松街道は北側を通っています。
時々通る磐越道から見える気になる施設があるということで行って見ました、道の駅阿賀の里じぱんぐ。建物が立派な道の駅が阿賀野川河畔にありました。ここから舟くだりも楽しめるそうです。
そこにクラシカルなバイクが続々集まってきます。
なんでも、BMWのクラシックバイクばかりのクラブ。R69Sという古めかしいバイクも4台いました。バイクのロールスロイスだそうです。地元のおじさんチームでした。リーダーは五泉の時計屋さん。
ちょっと離れてハーレーのチームも。
目の保養のあと美味しそうな新潟のお酒、四合瓶を二本購入。
このあたりから仙台に帰るにはさまざまなコースがあります。
高速を飛ばせば2時間半ぐらいで帰れるものの、のんびり田舎道を楽しみます。阿賀野川と回りの山々、綺麗です。
津川から川沿いの459号線を東進します。とても国道とは信じられないような細い道を抜け、福島県に入ります。まずは山都町宮古のそばの里。
宿でたっぷり朝食をいただいたし、昼食にはまだ早いので、見物だけ。雰囲気のある山里です。
このあとさらに狭くなる道を抜け喜多方市内へ。
まだ昼食には早い。レンガの喫茶店でコーヒーだけいただいて、今度は北進します。
またまた気持ちの良い峠道を走り抜け、米沢です。
好天で真夏の暑さ、でも観光客は大勢来ています。
そこで今日のハイライト、お昼に吉亭という由緒あるお店で、米沢牛ステーキ。
極楽極楽。
でも財布は空っぽ。
このあとまた高畠へ。
山里にある米鶴酒造で純米生酒をゲットしました。
今度は二井宿峠の新道を駆け登り再び七ヶ宿へ、蔵王でお茶して遠刈田から村田ICへ。ここだけ高速と思ったのですが、ETCゲートで最後のハプニング。
ゲートが開きません、急停止。なんとカードが奥までささっていません。 旗を持ったおじさんが飛んできて、早くハザード出せと怒鳴り、少しして通常の通行券をくれました。後ろにすぐ車が来ていなかったのが幸いです。くわばらくわばら。
ご迷惑をおかけしました。皆さんも注意してください。
ブログネタ満載の旅でした。
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