農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

へそ曲がりの大豆の今

2017-08-03 11:09:48 | 日本不耕起栽培普及会

今年の大豆は6月17日に播種し現在に至る。展開葉で8枚目が出るところである。従来と異なり今年は草取りをこれまで真面目にやること、これまで風で倒れやすかったりして実の入りが悪かったので倒さないように寄せ土を行った。すべて手作業なので暑い中塾生は大変だったが、何とかこれまで順調に推移している。この後は8月12日に葉面散布で尿素と光合成細菌、スーパーERの散布を予定している。今回赤峰勝一さんの雑草との共生を考え刈り取った草がカビ菌で肥料に変身する様子を目で確かめつつまた岩澤さんのグロマリンの不耕起で雑草の根も残して雑草は敷き草とするやり方を基本としている。

   


多古T-s水田の様子

2017-08-03 10:04:01 | 日本不耕起栽培普及会

   

例年5セの水田で2俵しか取れない。昨年の秋切わらを水田の南端に積んで米ぬかと光合成細菌を散布して春先まで置きその後水田に広げた。その切わらが置かれた場所のイネの生育が良かった、また南側の水の入り口全体がイネの生育が良かった。その奥の東側は田植えが6日ほど遅かったこともるがイネは順調に育たなかった。コシヒカリを作り続けて10年目になるが不耕起、今季では水田に水を入れる時期を2月10日過ぎに遅らせたことも生育にばらつきがでた結果ではないか。モミガラ堆肥とクンタン、イネの切わら、米ぬか30キロ、有機の20キロが施肥になるがイトミミズの活動はあまり期待できない状況である。水は年間の雨と地下水をポンプで5,6回入れた程度であった。

コナギはイネとの生育に負けるように、イネが勝てるような5.5葉の丈夫な苗を育て丁度田植えの時期に肥料切れを起こさないように土の肥沃度が均一である必要がある。