農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

今年の大豆は何とかうまくいきそうである

2017-09-25 09:38:42 | 日本不耕起栽培普及会

2年続きの不作で作柄が心配されたが、何とか順調に行っている。開花と同時に水と窒素肥料が大切というが開花から結実まで3週間ほどありまずはその期間がなやまされる。どうやら莢がついてもその莢に実がついてくれるのかとあんじられる。小粒大豆は展開が速いのでわかりやすいが、大きい種類はまだこれからである。小糸在来、田のくろと丹波黒であるが実に毛があるものとないもの、枝が曲がりやすい特徴などであるが今のところ判定できていない。

  

今年の草取りは、初期除草に2回ほどおこなったので順調に行っている。後は土寄せが多いか少ないかで倒れるか倒れないかが決まるようである。


多古染井のイセヒカリの刈り取り、ツチカメ生息

2017-09-25 09:01:47 | 日本不耕起栽培普及会

昨日染井の田で大塚ファミリーを中心にイセヒカリの刈り取りをおこなった。左側の住宅の屋根がスズメノお宿になっており前日も3時半頃行って見ると20,30羽がイネを食べていた。周辺は稲刈りが終わっていたので多少のガードでは効果がなかった。9月10日のコシヒカリの刈りいれの時はまだ青米が目立ったが、順繰りに新しい穂を再生し茎数はコシヒカリの倍はありそうである。ただ未熟粒が多いと予想される。

この水田は生きもの豊かな水田で土水路で国産のツチガメが多数生息している。昨日も雑草を刈り取っていたら刈り払い機にあたった。いつもより大きかったので写真に収めた。

昨日は大塚ファミリーと平山さん、前の佐瀬さんそれに私の6名でおこなった。今時点ではコシヒカリより少ない面積であったが多く感じた。

  


庭に咲く、秋の花4点

2017-09-17 11:31:02 | 日本不耕起栽培普及会

稲刈りで忙しいこの時期、台風通過の予告でしばし連休の中日ブログに時間がとれた。多古のオダ干しの前段での稲刈りを8日に長柄の金坂さんに、昨日は家族の手を借りて2枚の水田を行った。不耕起で12年、9年の水田、雑草もほとんど発生しない、排水も極めて作業しやすい水田になっている。5セと3セの水田である。コシヒカリと満月モチである。

肝心の秋の花、いろいろあるが花ミョウガ、ニラ、アシタバ、シオンを紹介します。手入れが行き届かない我が家の庭は野草化している。


発芽玄米によるこうじ、味噌づくりそして甘酒

2017-09-11 10:24:25 | 日本不耕起栽培普及会

長野、高山村の園原久仁彦さんおすすめのの甘酒、夏の暑い時の点滴代わりにすぐれものだという。東京農大の小泉さんの発酵は「錬金術である」(新潮選書}からの引用で甘酒にはすべてのビタミンすべてのアミノ酸が生産され甘酒に入っているといい盛んに不耕起栽培の無農薬の米を素材にするといいと伝えている。私も3年前から発芽玄米からのこうじ作りに取り組みほぼ成功するようになった。玄米の発芽処理は通常のモミの発芽の時の前処理と同じでまったく苦にならない処理である。白米と玄米の差については白米がカスというイメージからもっと早い時点で気が付けばよかった。岩澤さんの時代からこうじはこうじやさんから買うものとばかり考えていたので玄米に中々などりつかなかった。こうじやさんが忙しくて間に合わなかった時思い切って神崎事務所の育苗機を使って始めたとき玄米で作ったこうじが白米のものと比較して極めて糖化が早くおいしいことに気が付いた。現在は私の地元旭のコミニテーセンターに飯嶋友子さんという研究熱心なインストラクターがいてカビがまったくでない方法を教えていただける。今年もこうじ味噌作りを行いますので興味のある方はご連絡ください。電話090-8112-6838鳥井報恩まで

こうじの活用では甘酒のほか塩こうじ、しょうゆこうじもあります。そのあと味噌をつくります。


何とか大豆は開花結実の見通しがついた

2017-09-11 09:34:22 | 日本不耕起栽培普及会

12月16日に今年のこうじ味噌作りの日程がくまれ、その時使う大豆を今育てている。なんとしても失敗が許されない。でも昨日の時点で開花もほぼ終わり結実の運びとなっている。8月12日塾があって葉面散布をみんなで行い、その時はまだ開花していなかった。8月18日に開花を確認し塾生に確認はできなかったが尿素をぱらぱらと散布した。その後適度の雨もあったので順調に結実し9月5、10日写真でその様子をお知らせできる。この2年間秋の天候不順に悩まされたのでひとしおである。そしてその後の生育のために米ぬかのボカシ肥を与えた。今になってみると株間、畝間の幅を80センチにしているが大豆がのびのび育つのには空間が必要だったと実感する。