マゾヒズムに花札を!

Female Domination & BDSM …とは殆ど関係ない花札に関する四方山話です。

咲いた花なら

2006年03月31日 07時51分35秒 | 桜 - 3月
桜ぞろさて、投稿日付に殆ど意味のない本プログ、実際にこの記事を書いているのは、日本の大半で桜の花の終わった頃合です。
再三書いているように、咲くも花なら散るも花、
ということで、投稿日付を花札は桜3月、弥生晦日にして、この月の〆としましょう。

もう一つ、この月では時事問題をよく絡ませましたっけ。
今日こうして改めて読み返せば、なんか随分前のニュースのような気がしますよねえ。どれも大ニュースだとというのに。
熱しやすく冷めやすいというのも我が日本の国民性です。
…そうなんですよねえ。ブログ最大手のライブドア社がとんでもないことをしでかしていたんですよ。
あれから幾日も経っていないのに、もう忘れられがちです。

これって、日本人はパッと咲いてバッと散る桜が好き、ってのの裏返しなんでしょうか?
僕には必ずしもそうは思えません。
桜の木を一年通じて観察してなければ、いつ花が咲くかは知りえないでしょう?
花の時期の短い桜のこと、この観察をするのは根気がいることです。とてもじゃないけど、熱しやすく冷めやすいような性格ではできませんよ。
一年根気よく花を待ちわびる。だからこそ、桜の花は美しい、そして散り際が見事と実感できるのではないでしょうか。

と、この言い回し、



書き忘れ…かな

の本日たった今加筆されたばかりの部分を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


桜色の音楽

2006年03月23日 17時02分45秒 | 桜 - 3月
13ヶ月桜さて、また一つ、日本人の音楽観に触れて見ましょう、桜のトピックス、続けていきます。
皆さん、タイトルの「桜色の音楽」というのは何のことだと思います?
なんと、これ、大相撲の第38代横綱・照國万藏の異名なんですよ。

色白のアンコ型体型。加えてそのリズミカルな取り口。
当時の人々をして音楽を彷彿させしめ、照國はこの異名をもって後世に伝えられることになりました。
いいですよねえ。これもまた、日本人の音楽観をあらわすものであります。
花札を愛してきた日本人特有の音楽観を。

と、いうものの。
このブログ的には、ちと困った話になりました。
なんとなれば、相撲は秋の季語で、折角の桜色も春・三月・桜に繋げられそうにない…
はたと思案数刻、歳時記を捲り、素晴らしい情報を見つけました。

相撲草、または相撲取草。
これは春の季語です。
で、どんな草なんでしょう?
答えは以下に、と、万葉集のこの歌を見てみましょう。

   春の野に 菫(すみれ)摘みにと 来し吾ぞ 野を懐かしみ 一夜宿(ね)にける

巻八.一四二四 山部赤人。

いやホント、なんとかの一つ覚えながら、なんて新しい古典!
訳など要りませんよ、一発で意味など分ってしまいます。

ところで皆さん。「三色すみれ」。
これを何て読みますか?

…ですよねえ。
「サンシキスミレ」じゃないですよねえ。
やっぱウチの近辺は極々ピンポイントの方言があるようで。

と、この言い回し、



完璧な季節外れから入ります

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


元禄花見踊り

2006年03月22日 21時02分40秒 | 桜 - 3月
手刷り桜花札を代表する札である3月桜、意外なことに桜の花以外には小道具程度のパーツしか描かれてない、前に話題にしました。
にも拘らず、非常に存在感のある札です。

この秘密はなんなんでしょう?
うん、勿論桜の魔力はありましょう。けど、もう一度、この20点札を見てください。
いや、見るというよりは、耳を澄ましてください。
こう、なんか、聞こえてきませんか? 幔幕の向こうでは花見の宴…
そう、さながら元禄花見踊りの琴三味線聞こえてくるよう、いや聞こえてくるのが不思議ではありませんか。
ねえ、心の中に響いてきましたでしょう? 将に花札マジック、我々の中の日本人を呼び覚ましてくれます。

ラテンの人たちは音楽を体で楽しみます。
それに対して、日本人は心で楽しむ、うんうん、日本人にとって歌は心の音楽であります。

ということで、日本歌集の原点・万葉の昔まで遡り、同じく春を楽しむ古人の心の音楽に触れてみましょう。
万葉集<八・一四一八>、志貴皇子の歌です。

  石走る 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも

この歌は是非声に出して読んでください。
節なんかどうでもいい、旋律付けて歌えばなおよし。

どうです?
「たるみの~ うえの~ さわらびの~」
『の』の繰り返しの、躍動感。いかにも春になったという感じが伝わってくるでしょう?
同じ助詞を繰り返す文章は駄文↑ですけど、これが歌ならリズムとなる…
似たような台詞をどっかで聞いたっけ?

かの『アマディウス』、私は映画で見ました。
「芝居なら二人三人が一度に喋ったらぶち壊し。けどこれが歌なら二重唱三重唱になる」
そして歌劇を書くようになるんでしたね。

と、この言い回し、



歌は心の音楽デス

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!




吉野の美称

2006年03月21日 18時22分20秒 | 桜 - 3月
みよしのさて、桜の短冊札の話です。
文字の描かれている所謂赤短、そして文句は「みよしの」でしたよね。
といっても、このブログの特性で随分前に書いた記事タイトル「みよしの」の投稿は、遥か遥か先の日付になりますので、確認の手間はかけます。
そして、みよしのとは、桜の名所である吉野の美称でした。

では、この『み』ってのは何?
辞書を引くとしますか。

み 【▽御】〔接頭〕

1 主として和語の名詞に付いて、それが神仏・天皇・貴人など、尊敬すべき人に属するものであることを示し、尊敬の意を添える。「―子」「―心」「―手」

2 (「美」「深」とも書く)主として和語の名詞や地名に付いて、褒めたたえたり、語調をととのえたりするのに用いる。「―山」「―雪」「―吉野」

成るほど…
で、標記です。御、美、当たり前すぎるので割愛するとして、僕が興味を持ったのは、深、です。
ふかい… 
昔の人のことです。深くなれば、それだけ自分には知りえない、或いは御しけれない存在となる、それに対する敬虔な気持ちが、美称へと転じられたのではと感じます。

うん、その傍証となるかどうか?
彼女のハンドルはそもそも『深雪』の略仮名標記のとこと。
深雪、一般名詞では、深い雪、大雪という意味ですよね。
ところが、万葉においては、そう訳さなければならない『深雪』は出てきません。
敬意をあらわす接頭語の『み』、池田弥三郎さんの本です。


  深山には 霰降るらし 外山なる まさきの葛 色づきにけり

                    (神楽歌)

と、この言い回し、



またしても季節感ナシ

を丸写ししました。
でも、これくらいの量なら…
って油断は禁物、また閲覧不能になってるブログがあることだ…し…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

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もっと、イヂメて~!!

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ウバ桜・桃割れ桜

2006年03月20日 21時21分38秒 | 桜 - 3月
桜ストラップ花札・春・三月・桜。
これまで、パッと咲いてパッと散る、その潔さに関して多くの記事を書いてきました。

逆に言えば、百人一首の小野小町の歌のようにです。
盛りが非常に短いものの例えとして、女性の容色に比せられることも多いのが、この桜です。

 ♪~ はなーの~ いの~ちーは~
    いちーぃどー だーぁーけ~

なんて、お吉物語の一節でしたっけ?
若い、若い、とちやほやされていると、すぐにウバ桜になってしまうのが女性という存在のようです。

うん、今日は、のっけから崩しちゃいましょうか? こんなのはどうです?

    もろともに あはれとおもへ ウバ桜 アナより外に みる人もなし

露出症♀にかはりて詠める、です。
♀は劣等感のある自分の性器を隠したがるもの、それを晒したがる♀はマゾ傾向にある。
前にも言ったような気もしますが、それよりも…

そうですよねえ。
このブログの投稿日付に惑わされることなく、都度読んでいる人には、誰のことを言っているか何となく分かったことでしょう?
バカなことをしたものですよ、あの彼女は。
人は魔がさすものということを十分考慮に入れても尚まだ考えられないような愚行を積み重ねて、自らをとんでもない立場に追い込んでしまいました。

おっと、この騒動に関しては、どこぞで書いたような気もしないでもないですから、ここらにしましょう。
と、さっきの一首はといえば。
これは見てのとおり、小倉山百人一首の替え歌です。
ほら、66番行尊ですよ。

    もろともに あはれとおもへ 山ざくら 花より外に しる人もなし

ねえ、結構、僕もやるでしょう?
分かりましたでしょう?
替え歌の面白さは元歌と比較することにある、って。

では、アダルト禁止を建前とするgooブログに相応しい別例でつづけましょう。

青い山脈
                  作詞:西条八十 作曲:服部良一

♪ 若くあかるい 歌声に
  雪崩(なだれ)は消える 花も咲く
  青い山脈 雪割桜(ゆきわりざくら)
  空のはて
  今日もわれらの 夢を呼ぶ

さあ、超有名な国民歌謡の超有名な替え歌

♪ あーおいさんみゃーく~
  ももわれざーくーら~

そもそも、「桃割れ桜」なる植物は存在しません。
でも、なんとなく意味は分かる、そうなると直前の「青い山脈」が全く別の意味になってくる、
そして元唄の清純さわやかなイメージとの落差格差に笑えるわけです。

と、この言い回し、



はい、8/20の日に「後日の二次創作に、乞うご期待」と言いましたからねえ もう一丁!
ミユの替え歌教室 - 入門編

を丸写ししました。
途中まではオリジナルだったんだけど、あとが続かないんだなあ、僕チン、、、

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
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いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



難波(なには)の桜

2006年03月19日 20時50分06秒 | 桜 - 3月
すだれ花札3月は桜。
パッと咲いてパッと散る潔さから日本人に好まれていることは、再三お伝えしているとおりです。
辞世にもよく詠まれますよねえ。
この点も触れてますか?
では、最も有名なものを。

 風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん

そうですねえ。浅野内匠頭ですよ。
この内匠頭に真似たくて辞世を詠みたがる人も、後世ちらほら。
三波春夫さんあたりもそうだったんじゃないかな?
そして西行と同様、望みどおり桜を見ながら、この世をあとにしたこともお話しました。

それはそうと、国営放送の大河ドラマです。
直前回の放送は、おっと、投稿日付にこだわらないで下さいよ、このブログの常です、えー、直前回でしたな、太閤秀吉の死の場面でした。
秀吉って人は、晩年急速にボケてしまったんですよねえ。その晩年は実年齢より遥かに老けていたはずです。柄本明がうまくやってましたよ。
そして、辞世ですよねえ。

 つゆとおち つゆにきえにし わがみかな なにはの事も ゆめの又ゆめ

浅野ゆう子扮するところの『女組長型・おかか』が「ウチの人にしちゃいい出来」と披露してました。
秀吉の忌日は旧暦9月ですので、残念ながらここには桜はありません。
しかし、彼の築いた大阪城は?
そうです。造幣局通り抜けのなんて、桜の名所として知られる場所です。

それは、万葉の昔からのようだったみたいですよ。
大伴家持も詠んでます。

桜花 今盛りなり 難波の海 押し照る宮に 聞こしめすなへ

松の月で言ったように、当時この地は大伴領です。
そして、万葉集+大阪とくれば、僕が敬愛する万葉学者の犬養孝先生のお膝元。
ってことで、昔のテレビ特番の話題に進みましょう。

えーっと。
BOROというバンドが『大阪で生まれた女』という唄を歌って一斉を風靡したことがあったんですか?
その折、大阪文化を特番した教育番組で、(当時の)大阪大学名誉教授・犬養孝博士と共演したとか。

  大阪で生まれた女  BORO 作詞/作曲

 踊り疲れたディスコの帰り
 これで青春も終わりかなとつぶやいて
 あなたの肩をながめながら
 やせたなと思ったら泣けてきた
 大阪で生まれた女やさかい
 大阪の街よう捨てん
 大阪で生まれた女やさかい
 東京へはようついていかん
 踊り疲れたディスコの帰り
 電信柱にしみついた夜

 たどりついたら一人の部屋
 裸電球をつけたけど又消して
 あなたの顔を思い出しながら
 終わりかなと思ったら泣けてきた
 大阪で生まれた女やけど
 大阪の街を出よう
 大阪で生まれた女やけど
 あなたについて行こうと決めた
 たどりついたら一人の部屋
 青春に心をふるわせた部屋

 大阪で生まれた女が今日
 大阪をあとにするけど
 大阪は今日も活気にあふれ
 又どこからか人が来る
 ふり返るとそこは灰色のまち
 青春のかけらをおき忘れたまち
 青春のかけらをおき忘れたまち

この唄から連想する万葉集の歌は? と問われて先生があげたのが、志貴皇子の

  葦辺ゆく 鴨の羽交に 霜零りて 寒き夕は 大和し思ほゆ

です。
うん、僕も犬養先生にならい『大阪で生まれた女』を聞いてみたんですけど、連想したのは万葉集にあらず、とあるバレー曲でした。

ウェーバー作曲・ベルリオーズ編曲の『舞踏への勧誘』。
ああ、アンデアウイーン劇場・杮落としにして、曲の途中で終わりと勘違いした客が拍手してしまう指揮者泣かせの曲ですね。
このパレーのストーリーを彷彿させます。

 一輪の薔薇の花を口にくわえた乙女が、舞踏会から戻ってくる、
 心地よい疲れに乙女は、うつらうつら、
 と、夢の中に薔薇の精が現れ、彼女とワルツを踊る、
 曲が終わると精は乙女にキッスして、月の世界へと帰る、
 気がついてみると、薔薇の花はしおれ床に散っていた。

ワルツの終わりを終曲と勘違いしてしまうんですけどね。
ともかく、19世紀において20世紀のディスコ並みにブレイクしたのが、このウィンナワルツです。
どうです? 感じこそ正反対になるものの、同じテーマでしょう?
19世紀・古き佳き時代の欧州 vs 20世紀・疲弊時代の戦後ニッポン、我彼100年の2つの差が、こんなにも違わしむるわけです。

と、この言い回し、



「歌よみに与ふる書」、異議あり! 加筆部

を丸写ししました。
いやいや、途中までは変化をつけたんですけど、やっぱ最後…は…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


日本の代表産業

2006年03月18日 17時04分48秒 | 桜 - 3月
越後大石桜さてさて、必ずしも日付と投稿順の一致しない本ブログの12ヶ月をつらつら見渡すに。
常に投稿が進むのが、この3月ですね。しかも、主題である桜の話が殆ど。
はたと考えるに、花札の桜には他のパーツが登場しないんですよ。
花鳥合わせの鳥を始めとする動物もいませんし、それらしき背景もないし。

そうですよねえ。
短冊札の「みよしの」、光札の幔幕、いずれも桜を引き立てる小道具以上にはなりえません。
これもまた偏に、桜が日本人に愛されているということを如実に示していると言えるでしょう。
とは言いましても、折角の20点札に描かれている小道具です。今日はこの幔幕で話をすすめることとしますか。

幔幕… 幕… 機織物…
これもまた、日本の象徴と呼ぶににふさわしいといえましょう。
いつか話しましたっけか? わが国においては古く万葉の昔から、すでに織物産業が盛んでしたよねえ。その担い手は女性。
そして、遥か遥か時間を経過した明治の世、始めて本格的な国際舞台に登場した日本の勝負球も、この織物でした。

     天窓に 更待月や 休め機 (大島広子)

ここでの担い手も女性であったことは言うまでもないでしょう。
ああ野麦峠、而して富国強兵は進む、女工たちの歴史を忘れてはなりません。

ところが、これもまた言うまでもありません。
そう、千年以上もの間、日本を代表する作業であった繊維産業は、その後急速に廃れるのです。
豊田織機が、トヨタ自動車に…

それもまた、今は昔ですか?
しかし今もって自動車が、代表産業であることは否めないことでしょう。
一方…

ご存知のとおり、相も変わらず痛ましい自動車事故が起こり続けています。
昨日もまた幼い命が犠牲になったことに胸が痛みんでたまりません。
なくなった方のご冥福をお祈りするとともに、怪我をされた方の一日も早いご回復を祈念いたします。

と同時にです。
飲酒運転の報道あたりを聞く限り事故とは言い難い、これが事故で片付けられてしまうことに大いに憤りを感じます。
りっぱな人殺しですよ、これ!

もちろん容疑者が一番悪いことには論はありません。
ただ、一人を悪者にしてめでたしめでたし、これでいいのでしょうか?

背景にある社会的要因?
それもあるでしょう。
いろいろ対策も練られてますね、高速道路や深夜における自販機酒類の販売禁止とか、運転中の携帯電話使用に対する罰則新設とか。

でも、ちょっと待ってください。
なんかおかしくありませんか?
アルコール水やケータイでは人は死にません。(アル中死だの電磁波によるペースメーカー誤作動だのと超越的反論するのは堪忍してくださいよ)
事故と云う名をかりて、人を殺してるのは時速数十~百数十kmのスピードで突っ走ってくる鉄の塊でしょうが!?

なぜ、自動車構造の安全性見直しの世論にならないんでしょう?
僕はそれがどうにも理解できません。

かつて20世紀の人たちは色々と21世紀未来都市像を思い描きました。
手塚治虫さんの漫画などを総合すれば、21世紀の道路には無騒音無排気、人や物に近づくと自動的に止まるエアカーが走っていることになってます。
しかるに現況はどうですか?
本質的には20世紀と変わりなし。相も変わらぬガソリン車が、騒音と粉塵と窒素酸化物の屁を撒き散らしながら、年間万近くの死人の山を積み上げてます。
20世紀後半の科学は、重厚長大を嫌い軽小短薄に特化して進歩した…

そんな中、昨年自動車メーカーは過去最高益を更新したとか。
欧米流の合理経営を導入したのが一因ですか?
結構なことです。利潤を追求しない企業など罪悪以外の何物でもありません。
経営陣とて、もたもたしてたら首を切られる。道理といえば道理ですか。

しかし、ですよ。
それで天下百年の計に基づいた経営ができるのでしょうか?

自動車メーカー経営の方に是非お伺いしたい。
運転席付近にアルコール気や電磁波を感知したらエンジンが掛からなくなるような構造にすることは技術上可能ですか?
いや、できなくても「やれ」の世界ですよ。「ひとりの命は地球より重い」ですから。

と、この言い回し、



また痛ましい『事故』が…

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


三ぜんの 膳を二膳に へらすとも

2006年03月17日 21時02分01秒 | 桜 - 3月
三太花札3月は桜。
今日は、カブの話をしましょう。
各月に跨って順不同に話題にしている、独特の数の数え方。3は何というのでしょうか?

答え、三寸又は三太。
三寸は胸先三寸としまして、ここでは三太に注目しましょうか。
サクラ、サンガツ、サンタ、と綺麗に頭韻がそろうのはいいとしても、どうも三太はマイナスイメージがありますよねえ。
そうです。三太郎。アレですよ。

調べてみても、概ねそれで正解です。
愚鈍な者をいうこの擬人名は、そもそもは丁稚・小僧の通称だったようですね。
丁稚小僧… 今で言えば、小学生の年齢です。
江戸時代は、彼らにOJTを施して働かせなければならなかったんですよ。
直属上司である手代あたりが、しびれを切らしている様が目に浮かびますでしょう?
バカの代名詞になったのも、至極もっともといえますね。

それが、娯楽であるおいちょかぶにも転用されるようになったわけです。
3月はスコアとしては、可也低いほうの部類ですから。

ところで、この三太という言葉には、もうひとつ別の意味がありまして。

> 人に世辞を言ったりへつらったりすること。
> 「請出さうと言うたらば三太もしさうな物が」〈浮世草子・傾城禁短気・一〉

これは、面白い。今で言うところのゴマスリということですか。
正確に言えば、昭和経済成長期の流行語でいえばゴマスリ、ですね。
英検万年落第生の英語力をひけらかせば、anal-kisser (米俗語) と同義です。

ま、ま、ともかく、花札完成期の江戸時代にも、ゴマスリがいたことは、別の文献からも検証できます。

 三ぜんの 膳を二膳に へらすとも 御膳御膳と へつらふは嫌

俳人・村田了阿の狂歌です。
了阿センセー、三太をバカに仕切ってるではあーりませんか。
ええ、ええ、激しく同意でございますよ。

ゴマスリなんぞ、死んじまえ!

とはいうものの、まあ、こうしてブログで活動する僕ですから、運営会社の規約には従うのが定めです。
もちろん納得して会員になったのですから、これを守ります。
絶対に破らないと誓ってもいい、いいのですが絶対とは言い切れないのです。
理由はなんとなくお分かりでしょう? 
そう、どこも判で押したように「他の利用者云々」の一項があるからです。

まー、ネット人 といいましても色々な方がいらっしゃいまして。
一言でも否定的なことを言おうものなら「誹謗中傷」だと喚きだす、甚だしくはベンチャラ・ゴマすりをしないものは全部「荒らし」なるものだとおっしゃる方も見てきました。
否定はしません。ご本人が「誹謗中傷」だと受け取ったなら間違いなくそうなんでしょうし、正当な権利を有するサイト等の運営者が「荒らし」「迷惑行為」だと思うのなら、それは覆しようがありませんから。

ただ、そんなことに対する責任は負いかねます。
どうぞご自由に、「常習的に誹謗中傷をして回る者」「掲示板荒らし」のレッテルをお貼りください。
ネット人として何よりも不名誉なことは投稿を削除されること? 僕はそんな感覚は微塵も持ち合わせていませんから。

ここで、頂けそうな助言がありますよね?
そんなところには近づかなければよい、ですか?
うーん、半分は素直に頂戴しますが。

あまたのネット情報の大半は、自分にとって全く縁のないもの、毒にも薬にもならないと云った方がいいかな。
その中から、数少ない(自分にとって)有用なものを探していくことになります。
無駄手間は出来ませんよねえ、時間は有限です。
さあ、その中で(自分にとって)有害なものを見つけたらどうしますか? ホントに「スルーがきち」と考えてる?
半分しか助言を頂戴しなかった理由はそこなんです。

まあ理屈を言えば、ものの効用には負の概念があり、ということになりますか。
貴重な原価を払ってても取り除かなければいけない、有害な情報というものもあるのです。
具体的に言えば、僕は有益な情報のほかにも有害な情報にも反応する、だから摩擦もありうるということです。

おっと、脱線がひどくなりすぎ、もとに戻します。
どこかで「人から可愛がって貰うより自己主張するほうを優先する」と発言し、また他人の感情なんかにかまってられるか」のチャーチル金言をご紹介しました。
ここでこれを再提示する次第です。

まあ、(他所)掲示板投稿を管理人権限削除されたおりも、「消しやがったか、○はっ!」で済ましてしまうこと度々の僕です。
もし、このブログが削除されてしまっても、酷くはそれが原因でプロバイダ契約破棄までに発展したとしても、「あ○っ!」の一言でしょうね。
書いたことが、意図どおりに伝わっていたとしたなら。
そうそう。これは家族総員同意済み、ですよ。

たかがネット、別にこれがなくなってもどうということはないじゃないですか?
自分の思うところをより多くの人に読んでもらおうとしないネット人など社会悪以外のなにものでもない、如何ですか?

と、この言い回し、



緊急大演説!!!!!


を丸写ししました。
待った、待った!
えー、江戸時代の手代も大変だったんですねえ。
今も昔も同じ、下級管理職の悲哀を感じさせます。
上と下との板ばさみ…
番頭にはエバられ、三太には悩まされ、、、

三太で苦労するから、サンタクロース、あはっ!…

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!


三波春夫でございます

2006年03月16日 21時40分30秒 | 桜 - 3月
たばこ桜
  逝く空に 桜の花が あれば佳し

投稿日では晦日になるものの、その実は以前書いたあの記事にちらりと触れた三波春夫さんの句です。
平成13年4月14日逝去。
いや、西行ばりに本当に願望が適ったのでしたね。
と、今日はこのように3月テーマ・桜との因縁も浅からぬ三波さんの話をしましょう。

先ず一曲目は、これでしょう。

 こんにちは こんにちは 西のくにから
 こんにちは こんにちは 東のくにから
 こんにちは こんにちは 世界のひとが
 こんにちは こんにちは さくらの国で

せんきゅーひゃくーななじゅー~ねんの ~♪
ってことで、日本万国博覧会テーマ・ソング『世界の国からこんにちは』ですね。
万国博においても、日本を象徴する花として三波さんに歌われた桜です。

それから9年後。
東京12チャンネル(現・テレビ東京)が開局十五周年を記念してつくった『大東京音頭』も有名です。
レコード会社十社が、それぞれの看板歌手で競作したんですよねえ。
えーっと。
手元の古文書によれば、事前の予想では各社横一線なるも、本命をあければ橋幸夫・金沢明子デュエットのビクター、対抗が都はるみのコロムビア。
ところがどっこい、蓋をあけてみれば、テイチク・三波春夫の圧勝という結果でした。

 ひーぃとがわになーる わがはなにーなる
 えーどののこりが ほのぼーのとーけて
 かよーこころに さきほこる~

そうですよ。こんな歌詞、なんていったらいいだろ? 花札に象徴されるような日本の明るさを歌いこなせるのは、三波春夫ただひとりですよ。
繰り返しになりますれど、三波さんはすばらしい方でしたね。
歌唱の業績はいうに及ばず、俗謡に関する造詣の深さ、そしてなにより、
「私にはすでに月会費100円の後援会がありますから」(某政治家が後援会を作ってやるといった折にそれを辞退)
の庶民精神。
三波春夫の前に三波春夫なし、三波春夫の後に三波春夫なし、といったとこでしょうか?

さて、僕のお薦めの一枚は、「長篇歌謡浪曲全曲集」です。
8曲に歌われてる10人あまりの登場人物はいずれも、今の日本人がすっかり忘れてしまった日本人のよさを持ってます。
 
と、この言い回し、



ミ ユ の 掲 示 板5月21日(土)12時02分40秒  

を丸写ししました。

………
………

わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!



いよよ生まれる

2006年03月15日 16時42分54秒 | 桜 - 3月
桜トイレ花札ではお馴染み、桜の月である三月。
異称で弥生といいますねえ。
これはどういう意味なのでしょう。

つらつら調べてみるに、『いやおい』が変化したものと伝えられます。
弥(いよいよ)と生(うまれる)ですか?
如月(『木更月』)から『いよよ生まれる』、梅から桜へ。花札の流れです。

あ、古語では『いよよ』といいますね。
ほら、前に話題にしたでしょう。万葉集巻三-三一六、大伴旅人の歌です。

   昔見し 象の小川を 今見れば いよよ清けく なりにけるかも

しかし、歌とはすごいもんですね。
大伴旅人なんてのは、とうの昔に死んじまってる。
にも拘らずですよ。僕が、そしてお読みの貴方が、「今」吉野を訪れて、旅人が「昔見し」「象の小川を」見てみれば、「いよよ清けく なりにけるかも」と実感することができる。
とうの昔に死んでしまった人間と精神を共有することができる、会話することが出来るのです。
素晴らしくもまた恐ろしくもある、と犬養節。。。

と、この言い回し、



ゾウではない! キサ

を丸写ししました。

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わああぁぁぁぁ!!! ミユ様! ごめんなさい! ごめんなさい!!
また、パクってしまいましたぁ!

いけない僕をイヂメて、イヂメて!
もっと、イヂメて~!!

    (;`Д´)/ヽアー/ヽアー!!