ブログ・若手研

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19年1月22日(火) 東海市での授業(第2時、3時)

2007年01月24日 | 18実践・東海市の戦後とわたしたち
今回は、前回の子どもたちの疑問を出し合い、その疑問について話し合う授業を行いました。

子どもたちからは、
「なぜわざわざ埋め立てをしたのだろう」と
「新日鐵(当時東海製鐵)がどうしてできのか」
という疑問が多くだされ、それについて自分の予想を出し合いました。

埋め立てについては、海の方が工事費が安いという意見と山を平らにした方が安いという意見がでました。
公害に配慮して、住宅から遠い海の上に造ったという意見や、海外から石炭、鉄鋼石などを運びやすいから、という意見もでました。
自分たちで、想像して話すということは、考えることですね。

今回の意見でどれか一つが正しいいうわけではありません。
みんなが真剣に考えたことが貴重ですね。
わからないところは、ぜひ、聞いてみましょう。

また、埋め立ての工事をするとき、議論はなかったのか?という疑問もでましたね。

当時、海苔の養殖がさかんだったということから、たくさんの人が、今日の授業の感想に「反対しなかったのだろうか」と書いていました。
また「ぼくのおじいちゃんは、のりを作っていた」とK君は書いていましたね。
当時はどうだったのでしょう。
ぜひこれから考えていきたいですね。


授業後、クラス写真を撮らせていただきました。
まとまりがよくて、明るいクラスです。
写真にもその雰囲気がでていました。

それから、授業後、いくつかの場所で何人かの方からお話を聞きました。
大きな時代の変化の中で、それぞれの立場で、この東海市の戦後を生きてみえたんだな、と感じました。

授業の中で、子どもたちが、そうした人の思いから学べたらと思っています。

ただ、子どもたちのできるたけ身近な人でこうした人がいないかもあわせて探っていきたいと思っています。

家に帰って、子どもたちの授業感想を読みました。
また、「先生に一言」という欄に、いろんなことが書いてありました。
クラスのみんな、ありがとう。先生も楽しかったよ。




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