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kan-haru blog 2014
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第45回日本美術展覧会鑑賞
・第一科 日本画鑑賞
今回の展覧会も時間に多少の余裕があったので、第1科日本画の展示室から観賞し、1階の第1入り口から入場しました。日本画の陳列は、日本画展示1階会場の第1室から第10室と、2階会場の第11室から第20室に346点が展示されており、第1室にはその1で掲載の「石田育代 「新しい世界」 特選」の作品が展示されており、日展特選受賞者9名のうち、8作品が展示されています。
日本画展示場1(左:1階エントランス、中:日本画第1室、右:日本画展示室)
第45回日展の日本画の展示作品の構成は、入選が204点で。無鑑査の作品が142点です。展示室第4室には、無鑑査の作品23点の展示作品が出展されており、「能島和明理事「道成寺(黒川能)」」の作品が展示してありました。
日本画展示場2(左:能島和明 理事「道成寺(黒川能)」日本画第4室、中・右:日本画展示室)
・第二科 洋画鑑賞
第2科 洋画の展示会場は、日本画展示会場の隣の1階1Cの第3入り口から入ります。洋画の展示作品点数は、入選作品が564点、無鑑査作品が131点の出展があり、1階展示場の第1室には、無鑑査の作品15点と特選作品が16点の展示作品が出展されており、「本山二郎「ハミングバード」」や大渕繁樹「長崎の灯」」が出展されています。
洋画第1室展示作品1(左:第1室(右端「ハミンダバード」)、中:本山二郎「ハミングバード」特選、右:大渕繁樹「長崎の灯」特選)
第2科洋画の審査主任中山忠彦氏の審査所感の中で、「今年はとりわけ若年層の優作が目立ち、将来への明るい展望が拓けたのは、大きな収穫である。日展百年の伝統に、時代の新風を加え輝かしい曙光をみるのは、新たな時代の到来の予兆であると、大いに意を強くした次第である。」と述べており、今年の洋画出展の方向のようです。
洋画第1室展示作品2(左:久保博孝「獺祭図」特選、中:渡邊裕公「懐郷」特選、右:前田恵美子「September」特選)
「小休止(C.C.R)」の受賞理由は、「古いピエロの人形に自分の幼き頃からの思いを重ね、どれもこれもかつて手に取り使い古された小物を生き生きと描写している。今回は特に気持が入っている。作者のこれからの発展に期待したい。」とあります。
洋画第1室展示作品3(左:青島紀三雄「水辺待春」特選、中:土井原崇浩「鼬を抱く女性」特選、右:堀 研一「小休止(C.C.R)」特選)
日展役員と特選作品を展示している第1室のから、第2室に移ると11点の役員作品と、4点の無鑑査作品に2点の入選作品が展示してあり、第3室には7点の役員作品に、4点の無鑑査作品が見られます。
洋画展示作品4(左:青木良識「近江町市場」特選 第1室、中左:小川満章「室内」特選 第1室、中右:木原和敏会員「夏の果」 第2室、右:曽 剣雄「夢のメロディー」出品委嘱 第3室)
・異業種交流会メンバー出展作品
異業種交流会メンバーの2年連続日展入賞作品は、「むぎわら帽子」で第4室に展示されていました。
渡邊正博「むぎわら帽子」入選作品展示 第4室(左:異業種交流会メンバー出展作品展示の第4室、中:渡邊正博「むぎわら帽子」入選作品展示、右:渡邊正博「むぎわら帽子」プロマイド)
入選を祝して、異業種交流会メンバーの有志は時間を示し合わせて、入選作品の鑑賞を行い、作品
の前で作者とともに記念撮影を行いました。
作者と共に出展作品前での異業種交流会メンバーとの記念撮影(左・中・右写真拡大)
異業種交流会メンバーの2年連続日展入賞を祝して、鑑賞後六本木駅近くで祝杯をあげました。おめでとうございます。
作者を中心に2年連続の日展入賞を祝して乾杯(左・中・右写真拡大)
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