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大森町界隈あれこれ 正月恒例 大森町第1京浜国道の第89回箱根駅伝風景その1

2013年01月26日 | 大森町界隈あれこれ 風景
kan-haru blog 2013 第5区14.5km付近の日体大、早稲田大、東洋大の熾烈な争い 
         
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箱根駅伝第1区
大森の新年は、1月2、3日に傍の第1京浜国道を箱根駅伝が通り、各大学の力走する選手に声をかけ、旗を振って最後の選手の通過を見送るのが正月の恒例の行事で、今年は第89回の駅伝風景です。
1月2日の第89回箱根駅伝は、大手町・読売新聞東京本社前を午前8時に出発し、17分過ぎには芝5丁目交差点を通過です。

 第89回箱根駅伝の熱戦の火蓋が切られる(:箱根駅伝読売新聞東京本社前スタート(日テレビデオから)、:芝5丁目交差点先の5.26km地点(テレビ放送画面から))

出発点からおよそ13.7kmの地点の大森町駅の交差点前の城南信用金庫前を、午前8時40分頃殆ど一団となって、あっという間に通過します。第1区の中継所の鶴見中継所(武井産婦人科)までは、あと7.7kmであるので残り約1/3のところで、近所の人が沢山集まり係りの人から小旗を貰い選手を応援します。

 第1京浜国道大森町駅交差点城南信用金庫前(写真拡大) 

母校の明治大学は、昨年の第88回駅伝では総合3位の成績を残し、1963年の第39回大会の総合2位以来、実に49年ぶりで成果をあげました。しかも今年は、選手団で卒業したのは、鎧坂哲哉選手(平24営卒・現旭化成)と細川勇介選手(平24政経卒・現大阪ガス)の2名のみであり、総合ベスト3を成し遂げたメンバーの8名は今年度も健在です。今年の1年生には、作新学院から入学した国体覇者の横手健(政経1=作新学院)の有望選手が注目されます。
読売新聞東京本社前を、8時にスタートした箱根駅伝初出場の明大1区文元慧(政経2)選手は、トップ集団で大森町交差点を通過していきました。今年は、大森町交差点に於ける遅れの選手数は、例年よりも多いようでした。

 第1区大森町駅交差点を通過する選手団(左上:大森町駅交差点を通過するトップ集団の選手団、中上:今年は大森町交差点で遅れの選手が出る、右上:今年は遅れの選手が続く、左下中下右下:トップ集団から離れる選手)

明大文元選手は鶴見中継所まで頑張りを見せ、区間記録2位の1時間03分46秒で、トップの東洋大田口雅也選手との差は14秒で、2区の大六野秀畝(政経2)選手に襷をつなげました。

 第1区戸塚附近の熱戦(左:第1区19.2km地点の東洋、明治、法政のデッドヒート(日テレビデオから)、右:明治1区文元選手が2区大六野選手に2位で襷リレー(明治大学箱根駅伝サイトから))

・第2区
第2区の戸塚中継所(23.2km)では、明治大の大六野秀畝選手は区間を12位の1時間11分43秒の我慢の走りで1、2区総合6位の2時間15分29秒でトップから1分28秒差で、3区の主将 菊地賢人(理工4)選手にリレーしました。この区間のハイライトは、日本大のベンジャミンが東洋大などの12大学を抜き2時間14分0秒で1位中継、2位東洋大はトップと1秒差で、3位日体大はトップと53秒差、4位山梨学院がトップと1分3秒差、5位は駒澤大が同1分22秒差で中継しました。

 戸塚中継所の激戦リレー(:戸塚中継所日本大ベンジャミンが12人抜きで1位中継、:明治大戸塚中継所で6位の中継(日テレビデオから))

・第3区
第3区の平塚中継所(21.5km)では、主将の菊地賢人選手が序盤で前との差を詰め3位集団に加わると、強風の中を区間5位の1時間6分27秒で走り抜き、総合3時間21分56秒の3分19秒差で6位を守って、八木沢元樹(商2)選手に襷をつなぎました。第3区は、東洋大が3時間18分37秒で1位、以下2位駒澤大が2分41秒差、3位早稲田大が2分45秒差、4位日体大が2分47秒差、5位山梨学院が3分7秒差で中継しました。

 3区平塚中継所付近での健闘する菊池主将(左:3区集団の中で粘りの走りを見せた主将の菊地(明治大学箱根駅伝サイトから)、:第3区平塚中継所6位中継の明治大学(日テレビデオから))

・第4区
第4区の小田原中継所(18.5km)では、明治大学八木沢選手は5km付近で5位となり、12km付近で4位に順位を上げ、さらに3位との差を詰めて区間記録7位の58分21秒、総合記録が4位の4時間20分17秒のトップとの差が2分26秒につまり、5区の大江啓貴(政経4)選手にリレーしました。4区の総合順位は、東洋大が1位の4時間17分51秒、2位日体大が1分49秒差、3位早稲田大が2分7秒差で、山梨学院が5位で3分58秒差です。

 4区小田原中継所で順位を4位に押し上げた明治大(左:順位を4位まで押し上げた八木沢選手(明治大学箱根駅伝サイトから)、:小田原中継所明治大4位で大江選手に襷リレー(日テレビデオから))

・第5区
第5区の箱根往路ゴール(23.4km)では、3年連続で山登りを担当した明治大学大江選手は、力強い走りで箱根の山を駆け上がり、区間記録7位の58分21秒、総合記録が4位の5時間44分37秒のトップとの差が4分22秒差で箱根・芦ノ湖に往路ゴールインしました。

 往路ゴール4位明治大学、5位法政大学(左:往路総合4位を守ってゴールに飛び込んだ大江選手(明治大学箱根駅伝サイトから)、右:往路5位ゴールの法政大学(日テレビデオから))

往路の総合優勝は、日体大の服部翔大選手が区間1位の1時間20分35秒で、総合が5時間40分15秒で26年ぶりの往路制覇です。2位は早稲田大で2分35秒差、3位は日体大と早稲田大に抜かれた東洋大で2分39秒差で、5位は小田原を13位でリレーした法政大2年関口頌悟選手が、区間記録2位の1時間22分32秒で力走し8人抜きをして、トップとの差を5分24秒差に縮めてゴールしました。

 往路箱根ゴールは優勝日体大、2位早稲田、3位東洋大(左:日体大往路優勝、:往路箱根ゴールは2位早稲田、3位東洋大(日テレビデオから))

第89回箱根駅伝往路の成績は強風下のもとで、4区で2位に浮上して、5区で区間1位となった予選会を経た日体大が往路優勝しました。早稲田大学は、1区で17位と出遅れたが、3区のエース大迫が9人抜きをして3位に浮上し、5区の山登りで東洋大を抜き総合2位をつけました。東洋大は、昨年山の神の柏原選手が卒業して3位に留まりました。明治大学は、1区で区間2位の走りで頑張ったが、2区で総合で6位に落ち、4区で4位に挽回して往路総合4位に入賞しましたが、昨年の総合3位の5時間30分06秒には及びませんでした。なお、中大と城西大は、5区で棄権しました。


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