お母さんとの想い出箱

OCNブログ人から引越ししました。
書きたいことはたくさんあるけど、時間がない…
でも、お母さんとの想い出は永遠

端午節句の人形

2015-04-27 19:31:37 | 日記
お母さんは末っ子で

ひとつ年上のテイおばさんは

日ごろはお母さんを姉のように慕っていたよね

そしてアイおばさんは

お母さんにとってキクノおばあちゃんが

外に働きに行っている間

小さい時から面倒をみてくれた

文字通りの親代わり

今はテイおばさんだけが存命…

おばさんの辛い気持ちが

私も辛い…

陽が4月19日に生まれて

我が家の兜をパパとお母さんがいち早く用意したように

おばさん二人も

アイおばさんが歌舞伎の暫の人形

テイおばさんが金太郎の人形

買ってくれたよね…

私はその時その幸せが分らなかった

バカです

末の妹の孫に節句の人形を買ってくれる…

お母さんへも

姪の私にも

なんと愛に溢れている事か…

今なら有難すぎると感じるのに

未熟な人生では深く考えられなかった…

会うは別れの始まり

2015-04-19 22:34:13 | 日記
お母さんがよく観ていた

ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』

サザエさんとは違うから

出演者が亡くなるとキャラクターも

出て来なくなったり

劇中で亡くなったり

これまでも

お母さんに面影が似ている山岡久乃さん

この時は岡倉家の平穏が失われ始める悲しさ

それをお母さんと話したっけ

そして順番が定かではないけど

杉村春子さん

三崎千恵子さん

原ひさ子さん

佐藤英夫さん

河内桃子さん

森光子さん

藤岡琢也さん

池内淳子さん

坂口良子さん

宇津井健さん

淡島千景さん

そしてそして神林先生役の

愛川欽也さん15日に亡くなってしまいました

渡鬼がいつまでも続くはずもなく

お母さんとも出演者の生死を語ることなく

もう二度と元には戻らない日々となってしまいました

最近

死ぬことには抗えないんだと

少しずつ悟っていますが

人間って悲しいナと痛いほど思い知らされています

別れることが決まっているのに

出会い

知り合い

愛し合い

お母さん愛しています永久に

列車の窓からバナナ

2015-04-12 23:46:50 | 日記
私バナナが大好きです

果物のなかで苺とバナナとミカンが好き

葡萄やメロンやマンゴ―も美味しいけど

一番バナナが好きかもしれません

キクノおばあちゃんは

女手ひとつで子供7人を育てました

リヤカーを引きながら行商をしたそうです

おばあちゃんが朝から晩まで働く間

お母さん始め子供たちは寂しい思いをしたそうですが

食べ物は恵まれていたそうです

お母さんが小さい頃は高価だったバナナも

お母さんたちは飽きるほど食べられたそうです

私はそのせいなのか

バナナが今でも好きですが

忘れられない思い出があります

おばあちゃんは釧路から

札幌や広尾や帯広や比布…

雅生伯父、正義伯父の家に遊びに行くのですが

当時釧路から札幌方面へは

特急の他に急行が走っていて

座席の窓を押し上げて開けることが出来ました

釧路から途中の私たちの住む直別を通過する時

バナナを始め他のくだもの、お菓子や鶏手羽や

そんな私と真由美が喜びそうなものをいれた袋を

走り去る列車の窓から落とすのです

あらかじめどの列車に乗るか手紙が来て

その列車の通過するのを

お母さんと私達姉妹は

官舎からすぐの場所に立って

受け取った(?)ものです

うまく受け取れることはめったになく

大抵は地面に落ちてしまい

スピードの出ている列車から落下するので

色々なものが潰れました

お母さんも呆れながらも

おばあちゃんの思いやりを受け取る感じでした

楽しい思い出です

誕生日

2015-04-05 23:15:38 | 日記
私は30代の頃

あまり誕生日を祝ってほしくなかった

でも、今思うとなんて贅沢だったんだろうと

しみじみと反省している

若い頃のパパは

いつまでたっても私の誕生日を祝おうとしてくれて

折りいっぱいに山盛りになったうにを

届けてくれたり

「いくら丼にしなさい」と

いくらのパック詰めを買ってきたり

いくつになっても

陽と史織のの母親でもパパの娘だった

そしてお母さんも

子供たちに対して程ではないけど

形にしたり言葉にしたり

心からも祝ってくれた

今ではお母さんがいなくなり

パパもぼんやりしか覚えてくれてなくて

この間「4月8日は何の日だと思う?」と尋ねると

「あんたの誕生日でしょ」と答えたが

きっとインパクトは薄い…

サトクンも単身赴任してからは

誕生日メールが来るくらい

お母さんがいなくなり

もう私の誕生日を祝ってくれる人が…

いるけど、いない

私はお母さんに祝ってもらいたい

昔のようにパパに溢れるようなお祝いの気持ちをもらいたい

人のお祝いをしても

もう私を祝ってくれる人はいないような気がして

寂しいよ、とても、誕生日なのに…寂しい