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Asakusa Framework 0.9.0のバージョン体系

2016-12-07 23:13:12 | PG(分散処理)

Asakusa Framework Advent Calendar 2016の7日目です。

昨日(2016/12/6)、AsakusaFW 0.9.0がリリースされました。→リリース情報
アドベントカレンダーのネタが切れそうだったところになんてタイムリーw ちょうどいいので複数日に分けて紹介していきたいと思います。

まずは、バージョン体系について。今回からディストリビューション方式になったそうです。

AsakusaFWは複数のコンポーネントがあり、それぞれにバージョンが付いています。(Asakusa on Sparkは0.3.2でAsakusa on M3BPは0.1.3とか)
そして使用できるバージョンの組み合わせが決まっていますが、バージョンが進んでいくと、どれが対応しているのか分かりにくくなってきます。
そこで、build.gradleにはディストリビューションのバージョン(0.9.0)を指定するだけで、各コンポーネントのバージョンは自動的に判断されるようになりました。

という訳で、build.gradleの書き方が変わったので、バージョンアップする際にはマイグレーション作業が必要です。


それから(AsakusaFWとしては珍しく)、0.8系でも最新版(AsakusaFW 0.8.2)がリリースされています。
こちらはバグフィックスのメンテナンスリリースだそうです。 


ちなみに、Elastic Stack(Elasticsearch等のプロダクト群)も、組み合わせられるバージョンが混乱するとの理由から、バージョンが全て5.0に統一されたそうです。こちらは各プロダクトの最新バージョンが全て5.0になったので、間の3とか4が無いプロダクトがあるようです。
AsakusaFWのコンポーネントの場合は、各コンポーネントのバージョンは別々に付いたままです。build.gradleでディストリビューションのバージョンを指定すると、それに対応したバージョンのコンポーネントが使われる、ということです。


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