自家用操縦士hiropochiの雑記帳

2006年春 軽飛行機の操縦訓練を始めたhiropochiの訓練記録など徒然に...。

訓練33日目

2008-03-09 | 軽飛行機訓練
前回の訓練とは打って変わって、今日は くもり→雨の予報。 昨日までは高気圧に覆われ晴天が広がっていたのに...。本来なら14:30~の最後のコマを予約していましたが、天気予報やRJFO,RJFTのTAFを見る限り どうも15時以降に雨や"-SHRA"が出ていたので、予定を早めて午前中から県央に向かうことにしました。

11時半頃 到着すると 私の1コマ前に予約を入れていたDAさんと、いつも写真を提供していただいているTさんがちょうど離陸に向けてのTAXINGを始めていたとことでした。 TGLでもするのかな?と思っていたら、どうやら緒方上空でA/Wとのこと。 しばらく帰って来ないかな?と思っていたら20分程で帰ってきました。 話を聞いてみると、どうやら上空で雨が降り出し、結構視界が悪くなったため、さっさと帰ってきたとのことでした。 当然,空港も雨が降り出していて、雨脚はさほどではないものの、山際の視程がだいぶ悪くなって来ていました。 それに、正午になってしまったので 午後1時以降しかTGLもできません。

「せっかく早く来たのに...」と思いながらも、仕方が無いので 駐機中の機体でシミュレーションを30分ほどやりました。そして、クラブ室に戻って、イロイロ話をしていたら...段々と空が明るくなり13時頃には少し薄日が射すような天候になりました。

外に出てみると、シーリングは問題無く、山際の方もさきほどより開けてきました。「やっぱり やりましょう!」ということになり、急いで点検を済ませ乗り込みます。 今日の機体は、珍しくJA4020。 今まで1度しか乗ったことが無いレア?な機体です。 DAさんが後席に座り動画を撮ってくれることになりました。 フライトサービスにインフォメーションをもらうと、冬場は北西の風が強いことが多いのに今日はこんな天候にも関わらず"090から2KT”とか"Wind calm"とか、これまで県央では聞いたことの無い状況がありました。 確かに、先に上がった皆さんも「ぜんぜん揺れなかった」と言ってたような。 それで、RWY11から離陸しTGL訓練を開始。

離陸してみると、確かにwind calm。 全然揺れません。 小雨の割には、こちらが前進しているせいか雨音がかなりうるさい。200FT C/Kを行い、1300FTでライトターン。 上昇旋回なので15度バンクが規定なのに、20-30度入れてしまうことがあり、「バンク注意!」と指摘頂く。 1600FTでレベルオフしトリム。 さすがwind calm、一発でトリムが決まる!
気象条件が良いと、なんだか自分が上達したような気がして良いですね! そして、ダウンウインドへライトターン。 高度が上がらないように、姿勢と高度、それにVSIの動向をチラチラチェックしながら、リトリム。 コックピットチェックを行い、FSへ通報。 いやぁ~本当に揺れない。 こんな気象条件は初めて! そして、Carb heat hot ,reduce power,ライトへのレベル旋回。 気持ち悪いぐらいに、今日は出来ているような。 A/S チェック。 フラップ10、20 VSI 500FT/Min

ただ、光の加減で雨滴が光って前が非常に見づらい。 いつもは、前から風があるのに,今日は殆どないため いつもの調子でファイナルターンするとオーバー気味になってしまう。 対地300FTでCarb heat cold,フラップ30° 
(以下 クリックすると動画がでます)


また、いつもより沈まないため PAPIは白白の高めのアプローチが多かった。 まだまだ、適正なパスを画で憶えてない証拠と、ちょっと反省。 今日はTさんが地上より、ファイナルの写真を撮って下さった。



自分の飛んでいる機を外から捉えた写真というのは、ほとんど見たことがないので 「へぇ~こんなになってるんや」と妙に感心してしまいました。 結局、今日はTGLを4回行い5回目でフルストップしました。 月1操縦ですが、TGLに関しては、なんとか忘れずに技量維持できている?模様です。 さて、去年は9月にカナダに行きましたが、今年は9月 国体やら何やらで忙しそうなので、ぼちぼち次回をいつにするか検討(画策)を開始致しました。
それにしても、今日はラッキーな日でした。