春の祭りの時期や、お盆の時期に裏山の御室山では笈形焼きが行われる。
<焼き>といっても、電球の設備がしてあって、スイッチオンで点灯されるのだが、
日数が経つと周りの木々が電灯に覆いかぶさってしまい、下から灯りが見えなくなってしまう。
そこで、木々を除伐する必要がある。
今日は、その除伐作業の下準備のため除伐する木を選びに行くというので担当の人に同行させてもらった。
従来から、子どもと一緒に登るというのもよいかもと思っていたので、一度現場を見てみたいと思っていたのだ。
笈形焼きの形の左下から登りはじめ、横の線の下の線部分を左から右へ、縦の線にぶつかったところで上へ、
上の横線部分を右から左へとぐるっと回る。
さらに、下の横線を右へたどり、右の縦線を下へ。
現場は下草が高く生い茂り、足元は石や切り倒した木が重なりあって、半ば朽ちている。
私自身もふらつき、尻もちをついたりと、とても子どもが歩ける状態ではなかった。
しかし、眺めは良い。
我が家の近所もよく見えて、ジオラマやグーグルマップを見ているようだ。
歩く道さえしっかりついていて、整備されていれば言うことないのだが…