こんにちは !
昨日は母屋について書いたが、書き残したことと周囲のことをも少し書いてみよう。
母屋で大事な物を二つ忘れていた。
その一つは 母屋内の左表にある牛小屋である。
当時は耕運機など有るはずもなく、田んぼの掘り起こしは この牛に鍬を引かせて
行うのが普通で、牛は最も大切な働き手であった。
この大事な牛の元気の有無や、病気などをいち早く知るために 敢て牛小屋を
母屋内においていたのである。
もひとつが風呂で、突き当りの井戸端の右奥にあったが、俗にいう五右衛門風呂で
湯船には小さな穴が無数に空いた丸い板が浮いており、入浴するときはその板を足で
踏沈めながら浸かるのである。
始めて五右衛門風呂に入った人が、その板を風呂の蓋だと勘違いして外に取り除いて
入ってしまい、足に火傷を負ったという話は 笑いばなしではあるまい。
もっと書き進めるつもりたったが本日は 牛と風呂でおわります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます