どうでもいい日記

なんとなく、政治や経済、英語のことなど。
夢は海外移住…か?

買いたいが…

2006年02月28日 06時00分43秒 | 国内投資
ここが我慢のしどころとみた。
まだ下げるリスクはあるし、
長く持つことをめざすには、下げ幅が小さすぎる。

それにしても、グーグルが爆騰中だ。
なぜもう少し早く買わなかったのか(笑)。
ま、10年銘柄なので、いつ買ってもいいわけだが。
明日あたり、FXI(:中国25社)を売り払って、買うとするか。

やっと洋書をひっぱりだしてきた。ダンボール二箱。
のんびりやってるが、こんなことで大丈夫なのか。
わがことながら不安になる(笑)。

ぼちぼち、真面目に仕事しないとなあ。

円高急進中

2006年02月27日 13時13分02秒 | 国内投資
円高を予想していたとはいえ、予想以上の急激な進行に驚いている。
原因はよくわからんが、このままだと、今週中にも買い場がくる可能性がでてきた。
慎重に、日足を見ながら買いにいきたい。

ウワサによると、日本人の海外長期滞在者・永住者が、100万人を突破したそうだ。
単純計算で、130人に1人は海外にいることになる。
すごい数字だが、実感ないな(笑)。

私の身近には、海外で生活できるほどに英語の堪能な人はいない。
海外居住者でも、英語を満足に話せる人は、そんなに多くないのかもしれない。
それとも、英語ができる人は次々に海外に行っているということか。

ついでに書くと、生活保護を受けている世帯が100万世帯を超えたそうだ。
こちらは世帯単位なので、比率からいくと1/130よりも高くなる。
着実に貧乏人が増えている、と解釈していいだろう。

日曜日の某地方紙のトップでは、
全国の小中学校の教師へのアンケートを元に、
経済格差が学力格差につながっていると報じていた。

つまり、総じて、低所得者層の子供の学力は低下傾向にある、という。
理由はいくつか挙げられていたが、ま、そりゃそうだろうなと思う。
階級の固定化は、上流階級からしてみれば、願ったり叶ったりだろう。

長期的にみれば、実力のある者が上にいけない制度は、国力の低下を生む。
学校の成績の良し悪しを「実力」と判断していいのか、という疑問は残るが、
何らかの形で、貧乏人に逆転の目を残しておくべきだ。

いよいよ、暮らしにくい社会になってきたなあと思う。
こういうときこそ、おバカな大人としては、明るい未来像を描きたいねえ。

英語、再始動

2006年02月26日 20時23分27秒 | 外国語
突然だが、英語をやり直したいと思う。
過去ログをみると、去年2005年の7月5日にTOEIC対策始動を宣言して、
それっきり数冊の本を読んだだけという情けなさ。
FX開始にかまけて英語はほったらかし。
このままではいかんだろう。

先日、夢と称して、英語教育にまつわる欲をさらけだしたことだし、
ロングステイに憧れていることだし、
ここらで一つ、気合を入れて多読をやり直す。
そして試験を受け、この場に点数をさらしてみたい。

そうそう。今回はTOEICではなく、CASECを受ける予定。
CASECは、英検を実施している団体が作った、TOEICに対抗する試験制度。
TOEICのほぼ半額(3,500円)で、任意の時間にオンライン、40分程度で受験可能。
しかも、TOEIC・TOEFL換算スコアもわかり、それを履歴書に書くのも可。
(HPによれば、相関係数は0.83だそうな)
1,000円くらいにしてくれたら、年に二・三回受けてもいいなあ。

ていうか、この半年間、ほとんど英語に触れてない。
(Y!Financeなんかは普通にみてるけど、学習を意図してはいない)
これだけ間が空くと、ほぼゼロからのスタート。
一年以上前のTOEIC600点なんて、何の目安にもならん(笑)。

一時期、多読は50万語くらいまでいったのだが、
正直、途中で本を買う資金が尽きた(笑)。
多読を本気でやると、お金がかかっていけない。
そういうのも、いずれ多読教室を開きたいと思った一因。
図書館で揃えてくれれば話は早いのだが。

さて、ダンボール箱をひっくり返して、
最初に読んだ児童書を読み返すところから始めるとするか。
もちろん、語数はゼロからカウントということで。

ちなみに再学習の期間は、決算処理が始まるまでの一ヶ月間。
つまり、3月末日にはCASECを受ける予定。いや、絶対に受けます。
もし受けてなければ殺してくれ(笑)。

今のところ、具体的な学習プランは一切なし。
とにかく、読みまくりの聴きまくり。
期間はたった一ヶ月の超短期決戦、しかも普通に仕事がある。
この条件で、34歳サラリーマンがどこまで英語をブラッシュアップできるか、
自分自身を使って実験開始(笑)。

ここに書き込むと、あとに退けない気分が否応なく高まる。
それが狙いとはいえ、ものすごいプレッシャーがかかるんだよね。マジで(笑)。
とりあえず、600点にどこまで近づけるかということだが、
3月末まで気力が持つかどうか…。不安だ…。

「ウェブ進化論」読了

2006年02月25日 22時34分03秒 | 読書
POTを買ったことを契機に、
少しだけ個別銘柄選びをやってみた。
私が今、いいかもしれないと思ったのが海運。
とてもいい感じで落ちているように見える。

FROやNATなどは高配当が魅力的。
配当ではなく、ガチガチに固いところを狙うなら、
TKとか、その子会社のTGP、もしくはOSGあたりもいい。
背後にビッグストーリーがあるわけではないが、
海運需要は、ある日突然なくなるものではないだろう。
ま、実際は買わないと思うが、たまにやると楽しい遊びだ。

さて、先日、グーグルの株が欲しいと書いたのは、
ちょうど「ウェブ進化論」という新書を読んでいたため。
単純で申し訳ない(笑)。

つい今しがた読み終えたこの本、なかなか刺激的だった。
何しろ、こんなおっさんにもグーグルのすごさがわかる。
それだけでも価値ある一冊。
というか、グーグルを例にとらなければ、
web上で今から起きる変化の説明ができない。

感想を書きたいと思ったが、
これほど書きにくい本は、いまだかつてなかった。
文系経理ヒラ社員の無知無能が全開。
わかったようで、わかってないんだな。要再読。

いずれにせよ、GOOGは近日中に買う予定。
仮に下落しても、さらに買い増すつもり。
CNETやバロンズに叩かれようと、そんなもの関係なし。
私はすっかりグーグル教の信者になってしまった。
そこで問題が二つ。

1.何を売って資金を作るか
2.購入の結果がでるまで20~30年かかりそう

私の投資スパンに適合しないんだなあ…。

円高

2006年02月25日 06時48分35秒 | 国内投資
きてるねえ。底を打つまであと二~三週間てところか。
それまでに一、二回は抗うだろうが、短期トレンドは円高とみた。
となれば、買い場は3月上旬から中旬にくる。
今は忍耐のとき。

今度の買いは米ドルも射程圏内とし、手広く大胆に分散する予定。
でもUSDはほとんど売買したことがないから、かなり不安。
分散比率等、現在、鋭意試算中。

最近わかってきたこと。
平常心の大切さ。
ポジの有無で、熱くなったり寒くなったり。
いかんね。

Financial health

2006年02月24日 16時50分30秒 | その他雑考
人間には、三つのhealthがあるという。

1.physical health
2.mental health
3.financial health

当然、これからの日本人にとって問題になるのは三つ目だ。

ファイナンシャルプランナーとかいうのに人生設計を立てさせたら、
大概は、正社員で毎年昇給があって年金はいくらで、てなプランを立てる。
(私も資格をとろうとしたことがあったが、バカバカしくなってやめた)
彼らに任せてたら、人生も日本も破滅するよ(笑)。

彼ら自身がきっちりした自営業者である場合が多いので、
リストラ等に怯える、本当に不安な人々のニーズに応えられない。
フリーターやパートの増加等、日本の雇用形態の多様化にも追いついていない。
彼らの立てる典型的模範的プランに沿える人は、どんどん減っているのに。

今の時代、国際分散投資なしの資産形成はありえないと私は思う。
国際情勢や為替動向を勘案せずにプランニングするのは間違っている。
貧乏人にこそ、独自に10年先を読む長期的な視野や、
独自の資産運用の技術が必要なのであって、
その答えは自分で見つけ出すしかないと思う。

私は今まで、必要にかられてサバイブしてきた。
長いことフリーターをやっていたし、いまだに低所得なので(いや、本当に低いのよ)、
資産を目減りさせずにどう運用するか、必死になって考えてきた。
今どうにか生活できているのは、誰か(銀行とかね)に任せず、
自分でちまちまやってきたおかげだと思っている。

1.原資が少ないと円貨で何をやってもムダ
2.人任せにすると頭が悪くなる
3.これまでのやり方で満足な資産形成は不可能

年金なんてあてになんねぇよと、同世代の多くが言う。
では、何か対策を施しているかというと、せいぜい個人年金の積立が関の山だ。
リスクをもっととろうよ(笑)。

まあ、しかし、
仕事中にこんなくだらんこと書きこんでるヤツに言われたくないわな(笑)。

「求められる国家」ほぼ読了

2006年02月24日 07時45分45秒 | 読書
坂本先生版「国家学入門」。
中盤は難しくてよくわからなかった(笑)。
憲法改正は歴史認識をしっかり持って、という話かな。

最近、無闇に海外に憧れる自分を戒める意味で、
日本史や世界史、国家や国民のあり方等に関する本を、
意図的に読むようにしている。

この本は、内容が盛りだくさんで、うまく要約できない。
文庫ということもあり、コストパフォーマンスは抜群。
買って読んでも損はない。
いわゆる「保守王道」を再構築した感じか。

海外に逃げ出すことを考えるのもいいが、
日本や日本人をよくするという選択肢も、わずかながら残っている。
その方策は、個人がそれぞれに考えるしかない。
楽園なんて、どこにもない。

右だとか左だとか、保守だとか革新だとか、
そういう面倒なことは嫌いだ。
どちらにカテゴライズされるかは、自分が決めることではない。

それにしても、ここ数日の民主党の醜悪さは目に余る。
少しは期待してたんだけどなあ。

まず、旧社会党と旧自民党が、同じ屋根の下にいること自体に無理がある。
自民党なら、正反対の意見を持つ者でも、
潤沢な資金でまとめることができるかもしれないが、
彼らには、金はないのに主義・主張だけがある。

鳩山は鳩山で、堀江君の出資していた投資組合に、
自民党議員の名前があるとかぶち上げておいて、
言いっぱなしのほったらかしで、続報なし。
追及する根性がないなら言うなよ。情けねえ。

今頃、小沢君の近辺はばたばたしているだろう。
もともと人材のいない党だからなあ。
まったく、なんとかしてくれよ。ほんとに。

いかんな。本とはまったく関係ない話になってる(笑)。

他人のストーリーに乗る(POT)

2006年02月24日 05時23分39秒 | 海外投資
私的ルールを破り、米国で個別銘柄を購入した。
銘柄は、ポタシュ(:POT)
いちカイにヤリさんのblogで知った銘柄だ。

他人のストーリーに乗るなんて、
以前の私なら、断じて自分を許さないところだが、
正直、かのエントリを読んだとき「負けた」と思った。

他人のビッグストーリーに、高揚感や驚愕をおぼえることはよくある。
しかし、この感覚(敗北感に近いかな)は久しぶりだったので、素直に買う。
多少の高値づかみも気にしない。

正直に書けば、もう一つだけ狙っている銘柄が、ある。
その名は、グーグル(:goog)。
ほんの少しだけ、買ってみたいなーと思ってみたり(笑)。

下がってきた

2006年02月23日 13時00分55秒 | 国内投資
厳密に言えば、外貨に対して円貨の価値が下がってきた。
見事に、豪ドルもユーロも、含み損発生中。
ぼちぼちロスカットラインにかかってもおかしくない。
逆張りはやっぱり怖いねえ。

先月(だったかな)、母がグロソブを買った。
私なら買わないが、円建て運用で、
なおかつ10年の投資期間だということで許可した。

母は、買った途端に値下がりしていることを嘆いているが、
それは私には想定内。
米国の金利は、今年中に頭打ちになるはずで、
金利低下に転じれば、グロソブは上昇を始めるだろうという読み。
正直、この読みには自信がない(笑)。

だからこそ、期間については再三、確認した。
10年は、投資の世界では非常に微妙な運用期間だ。
一度くらいは何かのきっかけで、トレンドの転換があってもおかしくない。
一発逆転を狙ってはいけないのだが、しょせん他人の金(笑)。
さて、どうなることやら。

27歳くらいから運用を始め、すでに7年経過した。
当時は漠然と、20年くらいの運用かなあと思っていたのだが、
日本の財政赤字の危機的状況を知るにしたがい、
30歳の時に、運用期間を10年に仕切りなおした。

残すところあと6年で保有資産を倍増させるには、
72の法則によれば、年率12%の運用をしなければならない。
正直、かなりきつい(笑)。

本当は、最低でも15年の運用期間が欲しい。
しかし、6年後はもう2012年。
日本の財政赤字はぱんぱんに膨らんでいるはずで、
しかも極東には軍事的緊張が高まっていると予想する。
とにかく、時間がない。

正直、米国のITバブル崩壊のせいで、5年は遅れた。
あそこを乗りきれなかったのが、私の最大の失敗だ。
かなり取り返したが、それでも元本は割れている気がする。

あせっても仕方がないが、
なんとなく、追い詰められている気分がする今日この頃。

人口問題について

2006年02月22日 16時40分37秒 | その他雑考
そう。問題は、人口。
それに環境問題のすべてが集約されると言っても過言ではないと思う。
そして最近の私は、人口数そのものよりも、人口の構成比が問題だと思っている。

江戸時代の均衡状態に戻ろうとまでは言わないが、
労働人口の減少=税収の減少、ということを勘案すると、
最低限、人口の減少率以上に、財政支出を減らしていくべきだろう。
それができないなら大幅な増税しかない。とても単純な話だ。

人口の減少については、
日本経済には生産性にまだ向上の余地があってうんぬん、
という楽観論があるけれど、私はそれは違うと思う。
生産性向上の余地があるのは、事務方やサービス業、そして公的部門だけだ。
世界最強といわれる製造業には、これ以上の余地があるとは思えない。

つまり、外国人を大量に受け入れて産業全体のコストを削減しつつ、
日本人高齢者は、税金でまかなわれる微々たる年金で生活する。
満足な年金が支給されるのは元・公務員だけ。
人口のみを考慮すれば、そういう未来しか私には描けない。

今後は、製品にmade in Japanの表示があっても、
実際にはmade by chineseの製品が増える。
某大手の携帯電話は、もはやブラジル人なしでは生産不可能と聞く。
この傾向は、いずれ製造業以外の業種にも波及するだろう。
そのうち、日本に住んでいれば英語なんていらないよ、
てなことを言っていられない時代がくる。まあ、20年後くらいか。

科学や技術がバラ色の未来を描いていたのは、
それほど昔ではないと思うのだが、ずいぶん前のような気がする。
科学や技術の発達で正確性が増した近未来予測は、
科学や技術が人類の首を絞め続けているという、皮肉な結論をもたらした。

植民地主義の下、西欧諸国が広めた資本主義と一神教は、
はっきり言って、世界の人々を不幸にしたと思う。
今はグローバル化と名をかえて、世界の均質化を図ろうとしているが、
眉に唾をつけてかからないと、人類全体の益を見失いそうだ。

彼らには、世界を文明化したという自負があるかもしれない。
しかし、それは傲慢な思い上がりだ。
古代の南米や、江戸時代以前の日本等は、
環境と適切にバランスした、高度な文化を持っていたと思う。
いまさら戻れないが、少しくらい恨んでもいいだろう。
戦後の日本の発展が、日本人にとってよかったのかどうか、疑う余地は山ほどある。

発展途上国でのみ爆発的に増え続ける、アンバランスな人口構成は、
いずれ何らかの形で人類全体に大きな災厄をもたらす。
人口に関しては、日本の昔の都市の在り方を調べることが、
後進国の参考になるかもしれないと思う。

それにしても、何か明るい要素はないものだろうか。
私の予想では、これから数十年、世界に先駆けて、
日本は高コスト社会となっていくはず。
環境問題について考えるたび、人生に悲観的になってしまっていけない。

膠着状態

2006年02月22日 16時33分54秒 | 国内投資
豪ドルもユーロも、膠着状態。
上にいくのか下にいくのか、全然わからない。
今のところ、試し買いでとどめておいたのは正解のようだ。

私が「観測気球」と呼ぶ、少量の試し買いは、
株式の世界では「打診買い」というらしい。
10年やってても、まだ知らないことがある。

自分の不勉強や無知を嘆くか、
投資の世界の奥深さに面白さを感じるか。
どちらかといえば、私は後者(笑)。
ポジティブ思考の本は読んだことがないけれど、
大体、そのようなことが書いてあるのだろう。

先日の取引だが、豪ドルはスワップの高いセン短で、
ユーロは手数料の安いオリックスで購入した。

ユーロは下がれば売るつもりだが、
豪ドルは追加購入して、長期で持つことを考えている。
(結果的にナンピンになるが、それなりの計算がある)
基本的に、そのように二社を使い分けている。

本当は、ユーロを長期で持ちたいが、
チャート的に、ユーロの上値は重そうなので、
ユーロが底だと思えるまで、豪ドルでスワップを稼ぐ予定。
現状、毎日のタバコ代くらいはまかなっている。

外貨取引をやるようになってから、
大げさではなく、少しだけ人生観が変わった。
株にしろ外貨にしろ、仮に毎日の価格変動を追うとしても、
持つと持たないでは、雲泥の差がある。

いろいろ考えてちまちまとやっているのだが、
夢は遥か彼方だねえ(笑)。

「這い上がれない未来」ほぼ読了

2006年02月21日 17時09分53秒 | 読書
ここ数年、流行っているらしい「国家破綻本」だが、
実は今まで、私はこの手の本をほとんど読んだことがない。
(立ち読みくらいはあるけれど)

以前からこのblogを読んでいる人には意外に思われるかもしれないが、
私は日本の財政が、そう簡単に破綻するとは思っていない。
日本経済の先行きについては悲観的だし、
日本が緩やかに衰退していくことは想定している。
しかし、破滅的な局面が瞬時に訪れることはないと考えている。
(極東有事があるとすれば、局地的かつ短期的なものだと予想している)

この本の要旨は、つまり、まともな階級社会を作ろうよ、ということだと思う。
もっと格差のある社会の到来は間違いないのだから、
能力のある者が上に行く社会を作ろう、
世襲は廃して、階級の固定化を避けよう、
そうすれば少しは日本の将来はマシになるかも、
という微かな希望を書いている。

その主張に異存はないが、結局、現状把握と全体予測に終始していて、
来るべき時代に各個人が心構えを持とう、という掛け声だけのような気がする。
もちろん、描かれる暗黒の未来に対して何をどのように備えるのか、
それは個人がそれぞれ考えるべき課題ではあるのだが、
私のような愚民には、救いがないといえば、救いがない。

日本の財政破綻の影響を避ける策として、
資産を海外に移転させる、諸外国で居住ビザをとる等、
いくつかの提案がなされていたが、
もはやこれらは私の人生設計の既定路線となっている。
他の書籍でも書かれているし、特に目新しい記述ではない。

私は、逃亡資金(笑)を作るすべとして、昨年よりFX取引を開始した。
しかし、これがなかなかうまく殖やせなくて難儀しているのが現状。
スタートが遅いとチャンスが少ないというのは、どんな金融商品でも一緒だ。
私がもう少し若く、そして独身ならば、資産を殖やすことよりも、
労働量を増やし、短期集中で確実に稼ごうとするだろう。

日本の財政が危機的状況にあることは重々承知している。
そして、まだ遅々として進まないが、私なりの布石は打つつもりだ。
日本と心中して、家族にひもじい思いをさせることだけは避けたいなと、
改めてそう思った。感想は、ただそれだけ。

地理的条件

2006年02月21日 07時43分54秒 | その他雑考
日本国の地理的条件が果たしてよいのか、というコメントをいただいた。
あまり深く考えず、気分に任せてさらっと書いてしまったが、
確かに、国土は狭いし、地震は多いし、欠点は山ほどある。
その通りだ。いいコメントだと思う。

では、なぜ私は感覚的にそう思いこんでいたのか、
それを昨日からずっと考えている。

1.島国である
2.水資源が豊かである
3.四季がある

島国であることは、国防上、とても有利な条件だと思う。
人やモノの流入を取捨選択できるという点で、文化的にも有利だ。
日本が島国でなければ、この国はこれほどまでに発展しなかったと思う。
中韓と陸続きであることを想像すると、なんとなくゾッとする。

水資源の豊かさは、これは間違いなくメリットだと思う。
以前から主張しているが、大量の真水がなければ、
いくら資金があろうと、すべての産業は停滞する。
それは、中東諸国をみればよくわかる。
まあ、それすらも、輸入作物に含まれる水分を考慮したら、
日本は水輸入国だという話もあるのだが。

四季の存在は、そんな情緒的なモノをなぜ?とツッコミをもらいそうだが、
今売れている新書「国家の品格」の著者は、
情緒の豊かさを、天才を輩出する地理的条件に挙げている。
国民の知的レベルの高さと、地理的条件に相関関係があるかどうかは不明だが、
天才の輩出は、国家の栄枯盛衰に関わる重要な要素だと私は考える。

いずれも、強烈な説得力に欠けることは、認めざるをえない。
実のところ、自分の住んでいる国を否定したくないという、
いささか感情的なエントリだったのかもしれないと、少し反省している。

私が居住する富山は、地震がほとんどなく、人口も少ない。
それをして日本が恵まれていると一括りに語るのは、間違っている。
国土の狭さは、確かに大問題。全面的に、認めます。

幼児殺害事件について

2006年02月20日 17時13分19秒 | その他雑考
長浜市の幼児殺害事件は、
私にとって二つの点において、他人事とは思えない。
まず、子を持つ親として。
そして、海外に拠点を持とうと企む者として。

当然、被害者遺族の怒りや悲しみは、よくわかる。
同様の犯罪に家族が巻き込まれたことを想像したら、
加害者を殺しても、殺したりないくらいだろうと思う。
しかしそれでも、加害者にも、わずかな同情を感じる自分がいる。

育児という労働のきつさを知る女性であれば、
それを海外で行うことの難しさは、少しは想像できるのではないかと思う。
私ですら、想像を絶する困難を伴うであろうことは予想できる。

今後、海外で育児を行う日本人は、増えることはあっても減ることはないだろう。
今こそ、そうした在外邦人がどのような援助を受けている(受けてきた)のか、
諸外国を調査し、在日外国人に施す方向で議論されるべきだ。

外国人を排斥する動きを表にだすほど、日本人は幼稚ではない。
差別意識は静かに根深く、各個人に潜伏することになるだろう。
それはやむをえないとして、私としては今後、
行政の彼らへのサポートをもっと充実させるべきだと思う。

富山への上海便の就航が決まったとき、
私が思ったのは、行政が迅速に対応できるかどうかということだった。
案内やガイドブック等、彼らが欲しいときに欲しい情報をすぐに入手できるよう、
行政は態勢を整えたかどうか。

富山市のHPをみるかぎり、いまだ中国語・ロシア語の情報は一行もない。
さすがに富山県のHPには情報があるが、日本語情報との格差は大きい。
彼らが差別を感じ、同国人同士で群れるのは、仕方がないと思う。

今回の事件は、在外日本人がどのような環境におかれているか、
日本人全員の想像力が問われる、一例となるだろう。
事件再発の防止策を講じることは、在日日本人全員にとって、喫緊の課題だ。