★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「ジャーヘッド」

2006-10-12 03:38:02 | 映画(さ行)
戦争モノはあまり好きじゃないけど・・・
なんかちょっとコミカルそうなので、見てみることに・・・
主演は、ジェイク・ギレンホール
共演は、 ピーター・サースガードルーカス・ブラック、そしてジェイミー・フォックス
原題も「JARHEAD」=海兵隊を指す隠語。
2005年製作の戦争・コメディ・ドラマ、123分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
親子三代にわたって軍人の家系の青年、アンソニー・スオフォード(ジェイク・ギレンホール)。
当然のごとく兵学校に入学・・・やがて、海兵隊に・・・
しかし、新兵にとってそこは地獄・・・イジメ??虐待???
人生の選択を誤ったのでは??と後悔するアンソニー。
その頃(1989)の世界情勢は・・・
イラクがクウェートに侵攻・・・米軍もいざ出撃・・・湾岸戦争。
スオフォードは上官のサイクス三等曹長(ジェイミー・フォックス)の目に止まり、
狙撃兵(スナイパー)となっていたが・・・
行き先は、サウジアラビア・・・砂漠・・砂漠・・さ・ば・く。
前線とは程遠い・・熱い・・・暇・・
水分補給・・・訓練・・水分補給・・・
なかなか戦争にならない現場・・・でも、
彼女の写真持って、トイレでオ○ニーしたり、
テレビクルーが来たら、社交辞令で良い事言わなくちゃ・・・とか、
ご禁制の酒飲んで大目玉食ったり・・・
だんだん緊張感が無くなってきます・・・熱いしね。
そして、たしか在駐140日くらい経ってから出撃開始・・・
イラクは油田に火をつけ、ボーボー状態・・・
あーーー石油もったいない・・とか、煙で環境汚染・・なんて考えてちゃいけません。
ここは戦場・・・いつ敵が・・なんて、ちょっとは緊張感が出てきましたが・・・
スオフォード達にも狙撃命令が出て、張り切るが・・・
急きょ、空爆攻撃に切り替えられ狙撃中止・・・でお役に立てず・・・
ふて腐れてるうちに、帰りが遅くなり砂漠を彷徨う・・・
命からがら帰り着くと、そこはお祭り状態・・・
戦争は終わっていたっ。
一発も撃ってないじゃん、1人も殺してないじゃん・・とつぶやく主人公。
なーんか、消化不良だった海兵隊員。
それでも、長ーーく戦地にいると、軍人になりきっちゃって・・・
帰ってからも、戦地を思い出す・・いわばランボー状態の人になっちゃう人も。

こんな元海兵隊員が、9.11同時多発テロの時に、
一生懸命行方不明者を探しに来てたんですね・・って、「ワールド・トレード・センター」へ続く。
そして心ここにあらずで、アフガン・・・イラクへと志願して行ったんでしょう。

この映画も、実際戦争に参加した人の原作本がヒットしての映画化らしい。
最前線で戦って、もっと大変な思いをしてる兵士もいるでしょうが・・・
中には後方で、悶々としながらも緊張の日々を送らされていた兵士もいたっ。
この辺が、メディア見てただけでは判らない、戦争の1コマなんでしょうね。
 
ひらりんも以前、太平洋戦争で内地(中国)に出征したけど、
前線じゃなかったから、一発も銃声聞かなかった・・
って人の話を聞いたことがあります。
前線に行かない人もたくさん動員して巻き込む・・・
人海戦術になっちゃうんですね、戦争って。
日本だって、いざとなったら徴兵制・・・
なーんて世の中にならないで欲しいね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
出演者、みんな軍服だし、ジャーヘッドだし、あまり特徴なさすぎ。
ジェイク・ギレンホールは、かまカウボーイの「ブローク・バックマウンテン」。
ピーター・サースガードは、ジョディ・フォスター主演の「フライト・プラン」の悪役。
ルーカス・ブラックは、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」の主役。
どうも、3人ともぱっとしない海兵隊員・・・だねっ。
上官はオスカー俳優、ジェイミー・フォックスとクリス・クーパーなんだけどっ。
さすがに迫力ある演技でした・・・2人とも。

という事で今回は
ジャーヘッ度・・・
つまらなくはないが、感動する・・とかいう映画でもないし・・・。
戦争体験の中で、こういう人もいるんだな・・・というドラマなのかなっ。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (cocos)
2006-10-15 04:20:38
TBさせて頂きました。



戦争物ってHERO大活躍のランボー系か、リアルな描写を売りにするシリアス系かが主流ですよね。近年は後者の映画が多くなってきているように感じます。この作品も決して楽しめる内容では無いシリアス系っぽくて、戦争の派手で無い部分にスポットをあてた感じですよね。そう言った意味では何度でも観て楽しめる要素の少ない映画だと思いました。



今後とも宜しく御願い致します。m(__)m
こんばんは! (ハンニャ)
2006-10-17 22:30:20
ご無沙汰しておりました!

にゅるろぐのハンニャです!



先にTB打たせていただきました!

また今回も反転レヴュー楽しみに待っとります☆
こんばんは~♪ (Aki.)
2006-10-19 04:23:36
TB有難う御座いました♪

見どころが微妙な作品でしたよね^^;

決してつまらないわけではないですし・・・

個人的には(映画に限っては)もう少しドンパチがあった方が好きです(^^ゞ



ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
戦争映画 (小米花)
2006-10-19 15:54:11
戦争映画ってこういう描き方もあるんだぁ~と思いました。

ホアキン・フェニックス出演の「戦争のはじめ方」も似たような映画ですね。

主演はどちらも魅力なのに、見終わってええぇ~・・・。って・・・。

TBさせて頂きました。
二度目の訪問です! (ハンニャ)
2006-10-20 22:29:00
こんばんは!

にゅるろぐのハンニャです!



反転レビューが完成とのコメントをいただき、

さっそくお邪魔致しました☆



死人が出てしまうようなツライ訓練をして、

戦場で一発も撃てずに戦争が終わる…

きっと当時の兵士たちは、砂漠のど真ん中で

自分自身を見失っていたんでしょうなぁ。



観ているこっちまで悶々としてきて、

個人的にはかなり面白かった作品でした。



―――あ。

真っ黒な記事に「ランボー」と浮き上がっていて

笑かせていただきました☆
ブログにTBありがとうございました。 (jamsession123go)
2006-10-21 08:46:15
こんにちは、「ヒューマン=ブラック・ボックス」のjamsession123goです。

こちらからgooへはTBが入らないので、コメントでお返しです。

TBありがとうございました。
TBありがとうございました (can)
2006-11-08 01:40:21
そうそう、つまらないわけでもないけど、取り立てて感動する、ということもない
戦場での兵士達の日常がなんだかとても新鮮だったのと、油田が燃えてしまうシーンがやけにきれいだったことが印象に残っています
こんばんは★ (roko)
2006-11-08 19:21:02
ひらりんさん、こんばんは~♪
昨日は拙BLOGにお越し下さりありがとうございます。
私も、映画好きなんですよ~一応(笑)
ゆっくり、拝見させていただくと多分・・・記事が被っているものも結構あるのでしょうね(^З^)ぷぷ・
この映画は、淡々と描かれていて「アメ・ビュー」と同じく心理的な恐怖が後で訪れる不思議なアメリカ映画(監督はイギリス人ですけどね)ですね。
TBさせていただきました

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