★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」

2007-06-04 03:38:13 | 映画(は行)
<2007/A101/S52>
最近、邦画を見てなかったので、去年の話題作を・・・。
主演が、人気子役の須賀健太くん。。

これも、漫画の実写化なんだよね・・・漫画はもちろん、ひらりんは未見。
2006年製作のファミリー系、ファンタジー・ホラー・コメディ、123分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
田舎の漁港町に暮らすわんぱく少年の花田一路。ある日、交通事故で瀕死の重傷・・・
しかし、宙を舞うセーラー服のオネエチャンにまだ天国に行くな・・・と止められ、
奇蹟的に生き返り、すぐにピンピンに。
それ以来、幽霊が見えるようになっちゃった一路。
近所のばあちゃんの死に際に、犬の世話を頼みに来たり・・・
一路の父親と名乗る男(沢井)の幽霊が出てきたり・・・
幽霊=ホラーなんだから、非現実的映像は当たり前なんだろうけど・・・
この作品・・・ヤケにコメディ色・・・強すぎっ。

今の父ちゃんは、ホントの父ちゃんじゃないんじゃないかと疑う一路。
父ちゃんは元漁師で、今はタクシー運転手・・・
町の漁師仲間からは嫌われてる・・・原因は、
一路の親友・壮太の父親を嵐の夜に見捨ててしまったから。
その話を聞いた一路は、俄然、父ちゃんが嫌いになる・・が、
ここで死んだ近所のばあちゃんが登場・・・
父ちゃんと母ちゃんの知り合った馴れ初めを知る旅に・・・
知り合ったのは、東京。
母ちゃん・寿枝は資産家の出だけど、家を飛び出し、ストリート・ミュージシャン。
その、追っかけファンをやってたのが一路の父ちゃん・大路郎。
その後、資産家が死亡・・寿枝の元に遺産が転がり込むと言い寄ってきたのが、
悪徳弁護士の沢井・・・一路の父親だと現れた幽霊。
この男、多額の借金が有り、遺産を狙っていたが・・・ダメ男で、
他の女との間の子が発覚・・・その子(聖子)を預けられてしまう。
しかし、沢井はちっとも面倒をみないので、その場にいた大路郎と寿枝が面倒をみるように・・・
しかし、ずっと預かってる事はできず、沢井の下に返すが・・・
ちっとも面倒をみず、聖子は病気で死亡・・・
沢井も、寿枝に遺産を放棄され、借金で首が回らず・・・一応、事故死。
その後、大路郎と寿枝は今の田舎に帰ってきたのでした。
タイトルの秘密のトンネル・・・っていうのが、
その帰りに通ったトンネルで、聖子の事を気にかけていた二人・・・
ホントは田舎に連れてきてあげれたら良かったのに・・なんていってたね。
このトンネルに幽霊として残って、アイツ(沢井)の霊から二人を守ってた・・ということらしい。
勿論、最初に登場したセーラー服のオネエチャンは、聖子。
そして、壮太の父の幽霊も登場・・・
嵐の夜の真相を一路に説明・・・
二人で死ぬより、残された家族を守ってくれ・・・と、託されてた大路郎。
壮太とその母親の面倒もこっそり見ていたのね。
そーーーんな、体験をしてる間は、一路は昏睡状態。
死んだかと思ったら、またまた急に息を吹き返しちゃいました。
女医師役の濱田まり・・・ついつい「あしたま」って言いそうでしたっ。
目覚めたら、父ちゃんが行方不明・・・
とっさに沢井の幽霊の仕業と気づく一路・・・
こりゃまた都合よく、嵐の中、船をだして、大路郎を殺すつもり???
一路とじいちゃんが後を追って、出航・・・
ココから大スペクタクル????
セーラー服のオネエチャン・聖子も登場・・・
沢井と聖子が嵐の中、上空で対決・・・
あんたら実の親子でしょ。
聖子がいきなり、地獄行きの光線を発射・・・沢井を木っ端微塵にしちゃいました。
大路郎と一路は翌朝、漁師仲間に助けられ、一件落着・・・という、
親子対決シーンだけ、ちょっと異様なシーンでした。
だって、セーラー服のネエチャンが「地獄に落ちさらせ」のスペクタクル光線発射するんだもん。

まっ、そのシーンは置いといて・・・
ストーリーは、ちょっとホロリとさせられるし、なかなか面白かった・・・
須賀健太君は、交通事故後は髪の毛無くして、坊主状態での演技・・
可愛い演技だけかと思いきや、いやいやワンパクぶりも上手かった。
母ちゃん役の篠原涼子・・・母親役はまだまだでは・・とも思ったけど、
いえいえどうして、こんな母ちゃん、いてもおかしくない・・程、たくましい母でした。
ストリートミュージシャン役もやってたけど、さすが、日本レコード大賞歌手・・・
サマになってました・・・カッコはダサかったけど。
ちょっと、脚色がコメディ・チックになり過ぎてて、安っぽく感じるけど、
全体的に、俳優の演技に助けられた感じはするねっ。

主なキャスト
須賀健太・・・ 花田一路
篠原涼子・・・ 花田寿枝(母ちゃん)
西村雅彦・・・ 花田大路郎(父ちゃん)
北村一輝・・・ 沢井真彦(弁護士)
安藤希 ・・・ 香取聖子(セーラー服のネエチャン)
杉本哲太・・・ 村上猛(親友・壮太の父)
もたいまさこ・ 近所のばあちゃん

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・
●須賀健太君・・・「ALWAYS 三丁目の夕日」にも出てました。


●最近見た幽霊ものは・・・
ゲゲゲの鬼太郎」・・・あっこれは幽霊ものじゃなくて、妖怪ものでした。
でも、これにもセーラー服のオネエチャンは登場してくるよっ。


という事で今回は
天才子役度・・・
最近ではTVドラマの「喰いタン」で活躍中の須賀健太君。
おっきくならないうちに、この続編作っても良さそうだよね。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (猫姫少佐現品限り)
2007-06-09 03:52:59
お子ちゃま映画だと侮っていたのですが、、、
かなり良かった、、、
Unknown (悠紀 朋)
2007-06-13 08:27:06
TBありがとうございます。
反転モード、左クリックしてマウスを動かすってのがよくわからないのですが、操作方法教えてください。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-06-15 00:58:06
 TBどうもありがとうございました。
 こちらからもTBさせていただきました◎

 子ども向けなんだけど、
 意外にオトナも楽しめますよね。
 私もホロっときちゃいました^^
 須賀クン、よかったですよねー。
おはようございます (kiriy)
2007-06-15 06:56:43
TBありがとうございました。
おや~と思うスペクタクルシーン(?)もありましたが、ストーリーが面白くて、かなり感情移入して見てしまいました。
私も須賀クンが大人になる前に、続編が出来たらなあと思いました。
遅くなりました… (Babi Kaoru)
2007-07-27 13:49:02
TBありがとうございます。
遅くなり失礼しましたm(_  _)m

公開は昨年の夏だったのを思い出しました。
今年は同じ原作者の「ピアノの森」がアニメ版で公開されました。
こちらもお薦めです。

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