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★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

2008-01-20 03:38:16 | 映画(さ行)
<2008/A013/S008>

この映画の公開があるから、今月のひらりんは・・・

「ジョニデ祭り」開催中だったんです。
ここんとこ、DVD見る暇なくて、お祭りも息切れ気味だったけど。
一応「ジョニデ祭り」の第3弾です。
本作はジョニデ+ティム・バートン監督の最強タッグだし・・・
ひらりん好きのミュージカルだし・・・
去年あたりからひらりんの得意分野になりつつあるスプラッター・ホラーっぽいし・・・
あっ言っちゃった・・・
という事で「映倫 R-15」指定です。
2007年製作のミュージカル系どクライム・サスペンス、117分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaONLINEさんより引用させてもらいました。
19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らすベンジャミン・バーカー(ジョニー・デップ)。だが彼はある日、妻に横恋慕したターピン判事(アラン・リックマン)によって無実の罪で流刑にされてしまう。やがて15年後、脱獄に成功したベンジャミンは“スウィーニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。しかし、彼の大家でもあるパイ屋の女主人ミセス・ラベット(ヘレナ・ボナム=カーター)から、妻はターピンに追いつめられた末に自殺し、娘は幽閉されている、という驚愕の事実を知らされる。怒り狂ったスウィーニーはターピンへの復讐のみに生きることを決意。理髪店を再開し、まずは彼の過去を知る客の喉をカミソリで次々に掻き切っていく。またそれらの死体は階下の女主人によって形を変え…。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
最初に目をつけたのが市場で詐欺まがいの商売をしてるイタリアンな理髪師。
コイツと髭剃り勝負する時に判事とつるんでる役人に審判をしてもらい、急接近。
しかし、勝負に負けたイタリアンは、実はベンジャミン・バーカーと見抜いてて・・・
脅迫してきたので、第一番目の処刑者になっちゃったのね。
この男の小間使いをしてた少年トビーは、ミセス・ラベットのロンドンいち不味いパイ屋で働く事に。
孤児院育ちのトビーは、良くしてくれるラベット夫人に忠実で、とっても良い子に更生するのね。
周りにいる悪から(トッド氏の事)守ってあげる・・・なんていじらしい言葉も。

そうそう、トッド氏の愛娘のジョアナは存命・・・
タービン判事の家に囲われてて、判事は求婚・・・
無精ひげのオッサンなので、髭剃りを勧められ、トッドの店へ来る。
そのジョアナは、トッド氏がロンドンにやって来た船の船乗り青年・アンソニーが一目惚れ・・・
駆け落ちする手筈だったが・・・
判事を椅子に座らせ、もうちょっとのところでクビにナイフが・・・
というところで、アンソニーが来店・・・
殺害も、駆け落ちも失敗に・・・
ジョアナは判事の家を追い出され、精神病院に隔離・・・
殺害機会を失ったトッド氏は焦りまくり・・・
妄想で、人をバンバン切りまくってしまう。
ところで、最初に殺しちゃったイタリアンの死体はどうするの???
で、思いついたのが、人肉パイ。
繁盛してるパイ屋では、猫肉でパイを作ってる???って噂だし・・・
で、新装開店させたら、店は大繁盛・・・
妄想で、司祭の肉は純真だとか・・・政治家の肉はボロボロだとか・・・
いろいろ言ってて面白いけど、、ちょっと残酷。
大繁盛=どんどん人を切り刻んでく・・って事だからね。
発案者のミセス・ラベットは、未亡人だけど、トッド氏を昔から愛してたのね。
儲かりだしたし、あと数年働いたら、海辺に家を買ってノンビリ過ごしたい・・
なーーんて夢を語るシーンだけ、カラフル・トロピカル・映像でしたね。
しかし、そんな話はうわの空のトッド氏・・・
いかにタービン判事を仕留めるか・・・が生きがいなので。
娘の居場所がわかったトッド氏はアンソニーに娘をさらわせ・・・
その情報を判事に流し、店におびき出す手筈。
ここからが忙しいトッド氏。
まず、アンソニーが娘ジョアナと店に戻ってくるが、クルマ探しに出て行くアンソニー。
誰かがやって来たので、残されたジョアナはおっきな箱の中に隠れるのね。
誰かというのが、判事とつるんでる役人のオッサン。
パイ屋の煙突から異臭が出てると苦情が来た・・のでやって来たのね。
そりゃ人肉燃やしてたら、臭いでしょ・・
ばれたらやばいので、この人もバッサリ。
近所でふらついてる不審なオバハンがたぶん苦情を出したんでしょうが・・・
このオバハンも店に入ってきたところをバッサリ。
そのあとやって来たのが、タービン判事。
ジョアナと結婚できると誤解した判事は、トッド氏とは気があう・・・なんて言うが・・・
気が合うというより、女の趣味が合う・・という事で、
積年の恨みをここで晴らし、バッサバサ・・・
普段より多めに斬ってます・・・凄い血の量・・・返り血もドバッ。
あっ、そうそうバッサリやった死体は、地下の調理室に一直線に落ちる仕組みを作ってあったのね。
そんなこんなを箱の中で聞いてた娘・ジョアナ・・・
トッド氏に発見され、椅子に座らされるが・・・ラベット夫人に呼ばれ地下室へ。
この時は自分の娘とは知らず、殺すつもりだったのね。
人肉パイのからくりが少年トビーにばれちゃったので地下室に監禁してたけど、行方不明に・・・
トッド氏は地下室に入って気づいた・・・
さっき、バッサリ殺したオバハン・・・あれっ、自殺したはずの妻ではないか???
そう、ラベット夫人は妻は毒薬を飲んだ・・・とは言ったけど、
自殺したとは言ってなかったと弁明。
愛するトッド氏の愛が欲しいからか、
生きてても精神病でおかしくなった妻の存在を知らせないほうが良いと考えたのか???
しかしトッド氏は超激怒・・・
ラベット夫人をパイ焼きオーブンに放り込んでしまいましたぁ。
妻の死体を抱いてうなだれるトッド氏・・・
その後ろからナイフを持って忍び寄る少年トビー。
恩人ラベット夫人のリベンジで、
トッド氏の首をナイフで切りつけ・・・
これまた超出血ーーーーーっ。

まっ、こんなようなお話。

有名ミュージカルだけあって、曲が上手くお話にマッチしてて良いね。
ジョニデの歌も良かったけど、一番上手かったのは、
子供だった気がするね・・・最後まで生き延びてるし・・・。
それにしても、R-15指定だけあって、出血シーンが多いねっ・・・
しかも人肉パイ・・・は、強烈っ。
食品偽装が発覚してる今日の日本ですが・・・
さすがにこれは不味いです・・・いや、まずいですねっ。
愛よりも、復讐に燃えちゃった主人公・・・
愛娘と再会しても、顔が判らなかったばっかりに、殺しそうになっちゃうし・・
死んだと思い込んでた妻は、自らの手で殺しちゃうし・・・
も少し冷静に考えてれば、殺人鬼にならずにすんだのに・・・
悲しい結末が幾つも重なってくる作品なのでした。

おっ、ジョニデのことをもう少し書いておきましょうか。
もうこの人、普通の人の役は出来ない・・・役者さんになってますね。
奇人・変人・殺人者・・ほんと特殊な役がお似合い・・・
しかも、白塗りのお顔が多いし・・・
今回もパン生地練る粉を振りかけたみたいなメイクでしたね・・・
ヘレナ・ボナム=カーターもそうだったけど。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ジョニデ+ヘレナ・ボナム=カーター+バートン監督の組み合わせ作は・・・
チャリチョコ」と「コープス・ブライド
 

という事で今回は
スウィーニー・トッドというより、スプラッター・ドバッと度・・・
これまたジョニデらしい快演ものでしたね。
ドバドバ飛び出すので、万人向けではないでしょうけど、
ミュージカル好き・ジョニデ好きにはたまらない作品ですね。

 
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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
このレビューを読んで、「今回のジョニデも白くて面白かった」・・・と、思ったあなたっ・・・
                 
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22 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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TBどうもです。 (なな)
2008-01-21 11:12:40
ひらりんさん
スプラッターお好きだったんですね~

今回もジョニーは派手にやってくれましたね。
独特の世界観が毎回心地よいバートン・ワールドでしたね。
返信する
どばっ (たいむ)
2008-01-21 16:55:53
ひらりんさん、こんにちは。
>ミュージカル好き・ジョニデ好きにはたまらない作品ですね。
まったくその通りですね。
けど、どちらも並み程度の私でも、十分楽しめ?ました(^^)
もう一回は遠慮しますけどw
返信する
こんばんわ。 (michi)
2008-01-21 21:57:21
ご無沙汰しておりました。
相変わらずTBが不調なのですが、
本年もよろしくお願いいたします。

>奇人・変人・殺人者・・ほんと特殊な役がお似合い・・・
たしかに似合いますね! 
狂気を描いていた中に
意外にも笑える場面もあったので楽しめましたが、
ミートパイはしばらく食べられそうにありません。。。汗

返信する
こんばんは! (由香)
2008-01-21 22:13:51
私はスプラッター系映画が苦手なのですが、これは猟奇的映画なので大丈夫でしたぁ~(あまり違わないか・汗)
ジョニーはこういう役をやらせると天下一品ですね!
もうトッドにしか見えなかったですもの。
へレナもそんな感じでしたね~彼女もハマリ役だったと思います♪
返信する
こんばんわ (睦月)
2008-01-21 23:39:55
ティムの作品に出るジョニーってホントにいっつも
顔面蒼白なのが印象的なんですが。
たぶん、ジョニー史上最高の蒼白度!眉間のシワ度!
・・・だったと思います。
ちなみに、ティム史上最高の流血度!!
ドッパアアアーーー!!

・・・でも傑作と感じましたです。

ホントにグロテスクなのは・・この哀しく残酷な物語
ですよね(涙)
返信する
観ました~ (kira)
2008-01-22 17:41:05
こんにちは~。
残虐シーン覚悟の上で行ったのですが、
最後はもうぐったり。
大好きなミートパイはおろか、挽肉自体に拒絶反応(^^;
昨日は食事の支度ちゅうも込み上げるものが(><。
でもジョニーは相変わらず素晴しかったですけど♪
返信する
どうもこんばんは (くまんちゅう)
2008-01-22 20:39:40
ミュージカルもスプラッターも得意とは羨ましい限りです(?
ジョニデは流石の怪演でした、脇の役者も皆怪しくて素敵でした。歌が上手かったのもビックリ。
リックマン氏とか驚きました。
返信する
正体知ってても・・・ (メビウス)
2008-01-22 22:52:02
ひらりんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

路地で物乞いしてたり、異臭に気付いてラベットを悪女と言ってた女性の正体は自分も意外だったのですが・・・・でもトッドがあの女性の正体に気付いたとしても、多分ターピンへの復讐はやめなかっただろうと思いますね。15年も獄中に入れられ、妻を廃人にしたとか色々口実付けてやっぱりバッサバッサ切っちゃいそう・・・。復讐ってやはり救いようが無いですねぇ・・・
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Unknown (レンタルだけど映画好き@yuki)
2008-01-23 00:12:56
こんばんは!
今回はかなり血がドバドバ系でしたね。
途中で帰られる方もいました。
ちょっと夢に出てきそうなジョニー・デップの狂気~。しかし考えさせられる結末でした。
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TBありがとうございました (sakurai)
2008-01-23 08:14:11
全然、スプラッターでしたねええ。
あたしはだめですわ・・・。
あの最後のぐしゃっも。
いかにもティム色で、最近のほんわかムードを払拭して、リュウインをさげたんでしょうか。
なんだか、日本全国ジョニデのファンばっかみたいで、ファンじゃないというと、後ろから刺されそうですわ。
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