★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「トゥモロー・ワールド」

2006-11-19 03:38:29 | 映画(た行)
2006.11.18公開初日のナイトショウ(0:00~)で見てきました。
原題は「CHILDREN OF MEN」=「人類の子供たち」って意味。
主演はクライヴ・オーウェン
他に、ジュリアン・ムーアマイケル・ケインなど。
2006年製作の、人類滅亡?系SFサスペンス、109分もの。

あらすじ
2027年、人類にはすでに18年間子どもが生まれいてなかった・・・。
原因は不明・・・
人類滅亡の危機から・・・世界各国の治安は悪化・・・
イギリス政府は、国境を閉鎖・・・
不法入国者の取締りをして、治安維持に当たっていたのだが・・・

ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・左クリックのままうすを動かしてね)
主人公のセオ(クライヴ・オーウェン)は役人・・・
しかし、元妻のジュリアン(ジュリアン・ムーア)に拉致される・・
元妻は反政府組織「FISH」のリーダー。
目的は、ある移民の子を輸送するのに通行証が必要なので、用立てて欲しい・・って事。
最初は断るセオだが、親類でちょっと偉い人がいるのでその人に相談。
結局協力する事に・・・。
しかし、途中でジュリアンは銃撃に倒れ死亡・・・
反政府組織のアジトに逃げるが・・・こいつら信用できない・・・
そう、移民の少女は妊娠中・・・えーーーーーーーーーーーーーっ、大事件。
このネタを使って政府転覆を・・・なんて切り札にしようとしてるから・・。
ちなみに少女の名前?愛称は「キー」です。
・・って事で逃亡・・・旧友のジイさん(マイケル・ケイン)の家に隠れる。
最初は誰か判らなかったけど・・・古き英国を愛するサー・マイケル・ケイン。
目的は少女を“ヒューマン・プロジェクト”という組織に引き渡す為に船に乗せる事。
ジイさんのつてで、出入国管理所経由?で船に乗れそう・・・
しかし、その中は、雑然とした街が広がっていた・・・
そして、途中少女は破水・・・汚い部屋の一室で出産・・・。
しかし、すぐに悪人に見つかり・・・またまた逃げる事に・・・
そりゃ、20年近く生まれてない子どもを見つけたら、「金になる」と思うのが悪人。
「FISH」も追っかけてくるし・・・政府軍も鎮圧に・・・
そんな銃撃の中、雑居ビルの中に連れ去られたキーを助け出すセオ。
周りの人も・・・銃を持った兵士も・・
生まれたばかりの子どもを見て、フリーーーーーズ。
拝んでる人まで・・・それだけ、この赤ちゃんは人類の希望だったんですね。
腹に銃撃を受けながらも、なんとかキーを船に乗せ、沖に向かったセオ。
“ヒューマン・プロジェクト”の迎えの船が来る前に死んでしまいました・・・・
というお話。

うーん、微妙。
前半は未来なのに、あまりSFっぽくなくて安っちい映画だな・・・と思ったし・・・
もっと活躍しそうなジュリアン・ムーアはすぐ死んじゃうし・・・
でも、マイケル・ケインのIイングランド精神みたいなのは雰囲気良かった。
なんで、移民の少女が妊娠したのか?とか、
なんで、ヒューマン・プロジェクトなる海の向こうの組織に委ねなければならないのか?とか、
疑問は残る。
そして、雑然とした、無法地帯・・・ここは出入国管理センター内。
ひらりんの理解では・・・
英国から締め出された人たちが隔離されてる地域・・・だと。
そこで赤ちゃんが生まれ・・・政府軍と反政府組織との銃撃戦。
不法入国者なんて人間とも思ってない政府軍と・・・
対立する組織が戦ってる戦場の映像は、超迫力・・・市街戦で接近戦って感じ。
まっ、この辺が見所なんでしょうし、お金かけたところなんでしょう。
ところで、やる気の無い役人のオッサン役のクライヴ・オーウェン。
なる気の無いわりに、最後まで任務を全うしちゃう役。
最愛の友を目の前で亡くした彼は、いっそう未来の希望を少女に感じたのでしょう。
それにしても、邦題の「トゥモロー・ワールド」は期待感持たせすぎだね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
今年はよく見てるクライヴ・オーウェン・・・
ピンク・パンサー」・「インサイド・マン」に出演してました。
「FISH」のメンバーで目立ってたキウェテル・イジョフォーって俳優・・・
キンキーブーツ」のドラッグクイーン役でした。
いぶし銀のじいさん役がさすがのマイケル・ケイン・・・
ニコラス・ケイジのウェザーマン」でも、死んじゃう役でした。

という事で今回は
少子化問題度・・・
単なるドンパチ映画じゃなくて・・・少子化問題として考えたほうがいいかも。
教育基本法がどうのこうのより・・・
この問題を解決する議論をして欲しい・・・と思いまーーす。
ちょっと政治的発言になってしまいましたが・・・これ本音。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
120億の大作 (Hiro)
2006-11-24 20:56:33
ポコッと、世界観が違う作品が紛れ込んだ感じ・・・・
返信する
おはようございます。 (とりこぷてら)
2006-11-28 08:34:10
トゥモロー・ワールドっていうタイトルを聞くと、明るい、というかはっちゃけた娯楽っていうイメージが浮かびますね。わざわざ日本で改題してるのに何故カタカナ?と思っちゃいました。
TBありがとうございました。
返信する
少子化 (たいむ)
2006-11-28 17:41:24
TBどうもです。
近未来のSFものとは到底考えられない程のリアル感でしたね。
少子化問題とか、人権・差別問題とか、とにかくテーマが濃かったですね。
見ていてなんだか恐くなりました。

返信する
説明なくって、細切れ状態…それがイイ? (あかん隊)
2006-11-29 02:17:57
TBありがとうございます。暗すぎて、すっかり「鬱」に。この映画がトラウマになるかもしれない。>ウソ
120億もかけただけあって(?)、ものすごいリアリティ。音楽はステキでしたが、ストーリーが暗すぎました。すぐにでも現実になりそうな雰囲気で、あんまり「困った」と思いたくない自分には、しんどい映画でした。(^^;)
返信する
賛美の嵐 (にら)
2006-12-06 17:23:22
何かと現実の抱える問題を数多く映しているとは思いますが、頭の悪い自分は、たかが映画じゃ、と割り切って楽しみました(笑)。

てなわけで、TBありがとうございました。

返信する
Unknown (Unknown)
2006-12-11 12:14:05
お前のブログつまんね
返信する
超大作SF (@KOBA)
2007-01-06 23:01:22
こんばんは!

大作なのに、見終わったあと
「暗い気持ちに!」
さすが、イギリス映画!
最近は、大作でこういう作品を観てなかったので
新鮮でした!
けっこうお気に入りの作品です。
返信する
こんばんは (ichi-ka)
2007-01-11 21:32:41
TBありがとうございます。

この映画、ラスト8分間の戦闘シーンをワンカットで撮ったらしいですよ。このシーン、映画というより現実に起こっている戦闘の映像をみているような錯覚に陥りました。ちょっとやられましたね。
この映画、僕はけっこう良かったと思います。
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