★「ピンクパンサー」(2006)

ピンクパンサーって、昔、ピーター・セラーズって人がやってたらしい。
その当時は興味なし・・・だったので未見。
今回は、装いも新たに作られた・・・って事かな。
いつもの通りチネチッタ川崎で平日夕方の鑑賞・・・２０名くらいの入り。
２００６年製作の警察系コメディ、９３分もの。

あらすじ
サッカーのフランス代表監督が試合直後に何者かに殺された・・・
しかも、指につけてた高価なダイヤモンド=ピンクパンサーも消えいてた・・・。
この事件を自分の手柄にしようと画策する主任警部のドレイフェス(ケヴィン・クライン)。
警官の中で一番のアホ・間抜けを見つけ出し・・・警部に抜擢。
それがジャック・クルーゾー(スティーヴ・マーティン)・・・
彼が騒動を巻き起こしてる間にじっくり犯人を捜そうという魂胆だが・・・

ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
ドレイフェスにクルーゾーの監視を任されたのがポントン(ジャン・レノ)。
彼と行動を共にするが・・・もうハチャメチャ。
しかし、ひょんなことから別の事件を見事解決・・・一躍スターに。
調子に乗って、容疑者を洗うが・・・ピンとはずればっかし。
監督の恋人で歌手のザニア(ビヨンセ・ノウルズ)を追いかけ、ＮＹへ飛ぶ二人。
出かける前に、しっかりアメリカ英語の練習したのに・・・
しかし、ヘタクソな英語のおかげで税関でひっかかる。
ハンバーガーがきっちり言えないフランス人。
でも、フランス警察の話なのに、全編英語のセリフなんだけど・・・この映画。
いかにも不思議ちゃん・・・。まっ、細かい事は・・・いいとして・・・

結局、クルーゾー警部の評判はがた落ち・・・
捜査からもはずされる・・・・・・がっ・・・
意外や意外・・・結構いまどき人間でバイリンガルだったクルーゾー。
パソコン使って、丹念に画像を解析していったら・・・
ザニアのバックにピンクパンサーが隠れてるのを発見するし・・・
中国語も得意で、容疑者の中国人婆ちゃんから・・・
運動トレーナーは漢方薬に詳しい・・・なんてネタも仕入れてた。
かくして、ドレイフェス主任警部は的外れな容疑者をとっ捕まえようとしてたけど・・
クルーゾーは、代表チームのコーチのザニア殺害を阻止・・・
見事事件を解決してしまったのでした・・・。
ピンクパンサーは何故、ザニアの元にあったのかって？？？
試合開始前に、監督から結婚の誓いとして貰ってたけど・・・
殺されちゃったから、自分が疑われると思って隠してた・・・らしい。
さっさと出しとけば、もっと簡単に事件解決してたと思うけど・・・。

ピンクパンサーシリーズは古すぎて、ちっとも見てないので今回先入観無しに見れました。
最初・・・２０世紀フォックスのでっかい文字が出てきた後・・・
次に・・・コロンビア映画のタイマツ持ったお姉さんが出てきて・・・
最後に・・・ＭＧＭのライオンが、ガオーーーーッ・・・
どうなってるの？？？と思ったら、ライオンがピンクパンサーに変わってました。
ナイス・ボケ。
昔はＭＧＭの製作だったけど、今回はＦＯＸが作ったから、こんな感じにしたのかなっ。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
なかなか誠実な役をこなしてたジャン・レノさん・・・
ひらりん的には苦手系な役者さんだけど、最近頑張ってます・・・
近頃公開の「ダヴィンチ・コード」や・・・
ひらりんイチオシの「ホテル・ルワンダ」にも出演してます。
そうそう、昔のシリーズのクルーゾー警部役だったピーター・セラーズ。
彼の人生も映画になってます・・・「ライフ　イズ　コメディ！　ピーター・セラーズの愛し方」。　

という事で今回は
コメディ度・・・
おバカとお茶目の境をうまく漂ってるクルーゾー警部でした。
続編は？？？やるなら、立て続けにつくってねっ。

ところでひらりんも「人気ブログランキング（映画）」に参加しています。
ひらりんのブログを気に入ってくれたら↑↑クリックしてね。