★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「キンキー・ブーツ」

2006-10-18 03:38:21 | 映画(か行)
10/17の2本目は、ハシゴして・・・
先月オープンした「109シネマズ川崎」で鑑賞。
ハリウッド映画に慣れちゃうと、イギリスものってハズレるパターンが多いけど。
週刊誌のレビュー読んで、これは見てみようかなっ・・って。
あまり上映館多くないし、近くでやってるから助かったっ。
(こういう時しか利用しないシネコンなんだけど)
この映画、知ってる人・・全然出てきませーーん。
ドラッグ・クイーンはちょっとキモイしーーー。
ちなみにdrag queen=女装した男性同性愛者、またそのショー・パフォーマー・・です。
2005年製作のイギリス系コメディ・ドラマ、107分もの。

あらすじ
突然の父の死で、伝統ある靴工場の社長に就任したチャーリー。
しかし、財務内容は・・・倒産寸前・・・。
やむなくリストラ・・・在庫処分も・・・
そんな時、ロンドンで出くわしたドラッグクイーンから、
会社再生のヒントを得たチャーリー。

ここからネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
力強い黒人ドラッククイーン、ローラに助けられ・・・
ショーパプの楽屋へ行くと・・・
彼女?のブーツ、女用なので、ガタイのいいオカマちゃんではすぐヒールが折れる。
じゃ作ってみよう・・・周りには同じようなカマちゃんいっぱいいるし、需要あるかも・・・だって。
しかし、オカマちゃんには、周りの偏見がいっぱい。
こっそり、工場に招き入れたり・・・
本人も、女装してないと、堂々としてられなかったり・・・ちょっとギクシャク。
しかし、ローラのおカマセンスじゃないと、いいブーツ作れない・・って事で、
デザイナーとして会社にいることに・・
昔ながらの従業員は、目が点OR状態。
イケテルと思ったら、男だし・・・黒人・・って偏見もあるのかも・・・。
しかし、町内の腕相撲大会で男らしいところを見せるローラ。
腕自慢で5年連続優勝してる従業員のドンに、わざと負けてあげる気配り。
これでがっちり生産体制は整ったーーーーーーーーーーっかな。
なにせ、倒産回避の為にミラノ・コレクションに出品する・・・なんて事にしちゃったから。
ここで問題発生・・・。
出発前日、チャーリーとローラが口げんか・・・。
果たしてローラはミラノの舞台にやってくるのか??
ケンカの原因は、チャーリーの婚約者・・・
不動産の仕事してる彼女、
チャーリーの会社の危機を知り、早々に事業資産の売却を勧めてた。
しかし、その夜、密会デート現場で鉢合わせ・・・
ショックから、ローラの事をバケモノ呼ばわりしてしまったチャーリー。

ミラノの会場に、かなか現れないショーパプ軍団。
仕方なく覚悟を決めるチャーリー。
なにやってるのかと思ったら、自分がブーツ履いてステージに出るつもり。
しかも、スーツのズボンだけ脱いで、まさに、キンキー(変態)状態。
ステージの幕が開き・・・恐る恐る歩き出すが・・・
あんなロングのピン・ヒールのブーツ・・・
馴れない男では・・まともに歩けませーーん。
って事で、すってんころり・・・と、転倒。
アーーーーーーーーーーーーーー失敗だ・・・と思っていたら、
ついに、ローラを筆頭とするショーパブ軍団が登場。
ミラ・コレのステージをショーパブに変える大盛り上がり。
会社はドラッグ・クイーンご用達のキンキー・ブーツ製造で再生しましたっ・・ってお話。

コレ、実話らしいねっ。
産業構造の変化で、倒産していく会社が多いのはワカルけど・・
これはこれで、ひとつの奇跡かもっ。
主役のジョエル・エドガートンって人、知らない人かと思ってたら、
スターウォーズEP3」とか、「ケリー・ザ・ギャング」で、お目にかかってたらしい。
記憶にないけど。
怪力従業員のドン(ニック・フロスト)・・・どこかで見た顔だなと思ったら・・・
最近ひらりんがよく見かける子役、キャメロン・ブライト君にそっくりではないか。
きっと彼の30年後は、こんな顔に間違いない・・・。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
イギリス系コメディで、意外と!!感動できるコメディは、やっぱ「フルモンティ」。
しっくりきた靴(人生)を探す映画・・・って事では「イン・ハー・シューズ」も良かったね。


という事で今回は
イングラン度・・・
UKコメディ・・って言うんでしょうか、コレは面白かった。
それにしても、ラメ入り・柄入りの極細ピンヒールのロングブーツは迫力あり。
特に、色は赤・・・・だったよね。

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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良く出来ていた一本であったと思います (たろ)
2006-10-19 09:16:17
お早うございます。

コメントとトラックバックを失礼致します。



この作品は、実話を基にした、印象深い台詞を散りばめた物語展開、チャーリー・プライス役を演じたジョエル・エドガートンさん、ローラ役を演じたキウェテル・イジョフォーさん、ローレン役を演じたサラ=ジェーン・ポッツさんをはじめとした出演者の皆さんの好演 等、全体的な仕上りも良く出来ていた映画であったと思います。

そして、物語は楽しい仕上りでありましたが、古さと新しさ、物事の表面と本質の対比など、中々奥深さを感じる映画でもありました。



また遊びに来させて頂きます。

ではまた。



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TBありがとうございます (KGR)
2006-10-24 13:57:21
このあいだ、DVDで、

ビートルズの「イエロー・サブマリン」を見ていたら

ブーツお化けみたいなのが出てきました。

せりふに「Kinkyboots」と出たのでびっくり。

昔はそんな言葉知りませんでしたからね。



なお、日本語字幕がどうだったかは忘れました。
返信する
TBありがとうございます (チョコ)
2006-10-24 20:23:44
こんばんは。



すっごく気に入りました。

たぶんDVDが出たら買うんじゃないかなぁと思ってます。



フルモンティ

ラブアクチュアリー

リトルダンサー 等等

イギリス映画ってかなり好きです。

観た後、映画館を出る足取りが軽くなるような気がします。
返信する
TBありがとうございます! (マメマメコ)
2006-10-25 14:31:25
TBありがとうございました。

ローラプロデュースのブーツ達、本当に迫力でしたよね。一番インパクトに残ったというか。この映画見たあと、靴屋さんに並ぶブーツについつい目線がいってしまいました。実話っていうのもすごいなと。

イギリス映画、一筋縄でいかない感じが好きです。

gooブログ様にはTBがうまくできないので、コメントにてお返しとさせてくださいね。またこれからもよろしくお願いします!
返信する
Unknown (ケント)
2006-10-28 20:57:56
こんにちは、TBさせてください。

おかしなタイトルだが、中身は模範的かつオーソドックスな楽しい映画でした。

ローラ役の人、女装するとホントに生き生きしてましたよね。
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スキスキ! (kino)
2006-10-29 10:11:31
大好きなタイプの映画です。

大団円のハッピーエンドって やっぱりいいなぁ。

キウェテル・イジョフォー、今までの映画で

ぜんぜん印象に残っていなかったです。

ローラ役はホントに素晴らしかった!

拍手を送りたい映画です。
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こんにちは!ドラッグクイーンのオンステージ最高! (パピのママ)
2006-11-08 09:52:00
大好きです!、オカマチャンのオンステージ最高でした。
前から予告で観て、まだかな~ぁ、と首を長くして上映を待っていたところです。
私のところは、田舎もんで一ヶ月ぐらい遅れて上映です。こんな田舎でもオカマチャンバーがあり、歌や踊りでそれはもう最高です。最近は値段が高いので行っていませんが、この映画をみたら、また~行きたくなりました(笑)。
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TBありがとうございます。 (pote7)
2006-11-10 01:15:33
こんばんは♪
この度は、薄っぺらな私のサイトにTBいただきありがとうございました。遅くなってしまいましたが、こちらからもTBさせていただきました。

先が読める展開でも、飽きるどころか…ワクワクしながら食い入るように観ていました。
曲も良かったし、ローラの存在感も凄かった。
それだけにショーがとても魅力的で、まだまだ観ていたいと思うほどでした。
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TBありがとうございました! (mugi)
2006-12-12 20:45:22
こんばんは、TBありがとうございました!
この映画を見て一番疑問に思ったのは、イギリスってあのタイプのブーツが市場として成り立つのだろうか、です。
実話をベースということは、履く方も多いのでしょうか? スゴイ…
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こんばんは~ (とらねこ)
2007-03-01 04:25:13
蛇柄のブーツは、自分、シルバーのやつなら持ってます。
ヒール、なんと15cmもあるんですよ♪
それ履くと身長が180cmになってしまう私です☆
ひらりんさんも、ちょびっと変態ブーツが履いてみたかったりしてっ!^^
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