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USB-DAC EHP-AHR192 + HUAWEI Mate 10 Pro レビュー

2018-01-14 17:28:49 | 携帯電話など
 ハイレゾの楽曲をいくつかMate 10 Proと付属イヤホン、もしくはWI-1000Xとの組み合わせで楽しんでいたが、ふと、USB-DACと組み合わせると何か変わるのだろうか、と興味を持ってしまった。
 試してみたいといくつか見てみたが、ONKYO DAC-HA200やiFi nano iDSD LEはよさそうではあるが、2万円弱程度。試すというレベルからするとなかなかのお値段だ。
 その中で、EHP-AHR192というUSB-DACを見つけた。バスパワーで動作し、PCM 192kHz/24bitまでの再生に対応しているとのこと。それでいてAmazonでの販売額は1700円(発売時は16000円くらいしていたようだ)。試すにはよさそう、ということで購入してみた。
 なお姉妹機としてイヤホン同梱のEHP-CHR192もあるが、イヤホンは既存のものを使うことにしたので見送った。

 この製品はインターフェースがmicroUSBなので、Mate 10 Proへの接続にはUSB OTGに対応したUSB Type Cへの変換コネクタが必要となる。こちらはTronsmart Type-C Male to Micro-USB Female 2.0 adapterを購入した。



 写真のように組み合わせてみた。イヤホンは以前購入したaudio-technica ATH-IM02(ケーブルは変更している)だ。
 通知領域に「非認定のType-Cデジタルヘッドホン」と表示される。認識はしているようだ。

 ハイレゾの楽曲をMate 10 Pro + EHP-AHR192の組み合わせで正しく聴けるか試してみた。
 標準の「音楽」アプリでは特に設定なく再生できることを確認した。ホワイトノイズが若干気になったが、これはATH-IM02側の感度が高いためであると思う。その他に変なノイズは無く、途切れたりすることも無く、問題無い。良い印象だ。
 ELECOM Hi-Res Playerは特に設定無く再生できることを確認した。USBデバイスへのアクセス許可を求めるウィンドウが表示されるので、ELECOM Hi-Res PlayerからUSB-DACを制御しようしているようだ。
 HF Playerでは、設定しない場合は再生できた。しかしながら「USB Host Audio Driverの有効」をチェックした場合は、USBデバイスへのアクセス許可を求めるウィンドウが表示され、EHP-AHR192を認識する(USBデバイス名 EHP-AHR192 seriesと対応周波数が192kHzまでであることが表示される)ものの、音楽を再生してもバーが進まず再生できなかった。USB
Audio Player PROでも再生できなかった。この現象は付属イヤホンをHF Playerから使おうとしたときと同様であり、何かとプレイヤーが競合しているのかもしれない。
(2018.2.11 追記)
 このHF PlayerからUSB-DACが使えないという現象は、接続するUSB-DACによって発生したりしなかったりする模様。iFi nano iDSD Black LabelではHF PlayerやUSB Audio Player PROから再生できることを確認した。

 いずれの場合もハイレゾで再生されているかは実のところ良く分からない(聞き分けられる耳を持っていないことと、Androidの標準はUSB audio class 1対応でAndroid用で準備されている48kHzまでしか対応していないと思われる)のだが、EHP-AHR192側のDACを使用していることは確かであり、付属のUSB-Cイヤホンジャック変換アダプタを使用する場合よりも音質は良くなっているように思う(2018.2.13 audio class 1のAndroid用に関して記述修正。USB audio class 1は96kHz/24bitまでは対応可能であり、48kHzになるのはAndroid側の実装に起因していると考えられるため。24bitで再生できるのか16bitになっているかは確認できていない)。


<参考>
 Windows10(Fall Creators Update適用済) + EHP-AHR192 + JBL SYNCHROS E50BT(有線)の組み合わせでは、ホワイトノイズも無く聴くことができることを確認した。なおWindowsの標準機能で出力可能で、ヘッドホンのプロパティ-詳細タブ-規定の形式から、「2チャンネル、24bit、192000Hz」が設定できる。foobar2000でWASAPIを使った場合はWASAPI(push):ヘッドホン(EHP-AHR192HS)を選択し出力を24bitに設定した。

(2018.1.16 追記)
続編をEHP-AHR192 + HUAWEI Mate 10 Pro (その2)に記載した。Mate 10 Pro + EHP-AHR192の組み合わせでは、ハイレゾ出力は可能のようだ。


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