ひらけいメモBlog@goo

デジカメ・GPS・PC・デジタル家電などに関するニュースを扱っています。

「地図アプリ」が903i/904i/703i/704iにも提供開始

2007-12-17 12:57:41 | 位置情報・地図
NTTドコモ905iシリーズ全機種に搭載した「地図アプリ」が904i、903i、704i、703iでも利用可能に! (プレスリリース)
ゼンリン、905iシリーズ標準「地図アプリ」を旧機種向けにも用意 (ITmedia)

 ゼンリンデータコムは12月14日、905i向けに提供済の「地図アプリ」を903i/904i/703i/704iにも提供を開始すると発表した。17日から利用できる。
 905i向けの一部機能は利用できないとのことだ。また905iシリーズ向け同様、渋滞情報サービスを除くサービスは90日間無料で利用できる。90日経って利用できるサービスが明示されていないのだが、905i向けに準じるとすれば地図閲覧は可能だと思われる。「ゼンリン地図+ナビ」では無料期間を過ぎると地図閲覧も制限が入るので、大きな違いだ。
 対象機種のユーザーで地図を使うかも、と思われる方には非常に便利だろう。ただし地図閲覧には膨大なパケット量が必要なので、パケホーダイなどが必須だ。

 少し使ってみたが、N904iで使うには良い感じだ。N904iはWVGAで、905iのように全ての液晶画面をアプリで使える訳では無いので若干上下が短くなるが、それでも地図閲覧には十分な広さだ。ただ、ニューロポインターでの移動速度が、どういう訳かゼンリン地図+ナビよりもかなり速いように感じる。
 N903iはアプリはVGA表示だが、これにはメニュー表示が大きすぎる感じだ。元々画面が縦に長い905i向けに最適化されているメニューであるため、縦が短い903iではプレスリリース(このリリースで703iのメニュー表示は違うのでは?という気がするが)にあるようにメニューが縦2列しか表示できず窮屈だ。903iに向けて最適化を望みたいところではあるが、既に旧機種となってしまったので難しいだろうか。
 使える機能としては対応表にある通りで、905i版から音声入力と端末を傾けたりの動作が無いくらいで、他は同じのように見えた。

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ツインバード、PND 「トモナビ」を発売

2007-12-17 12:49:18 | 位置情報・地図
ポータブルナビゲーションシステム トモナビ

 ツインバード工業は15日、PND「トモナビ」NV-J011B を発表した。価格は通販サイトを見ると39,800円。通販サイトでは既に扱われており、発売中の模様だ。

 サイズは115×25×80mm、210g。3.5インチ液晶搭載。バッテリーを内蔵していて、おおよそ2.5時間もつ。
 注意したいのは、同梱されているナビ用SDカードが、1GB であるということだ。
 ナビ画面を見る限りでは EN-4500 や CARPOINT 製と同様の韓国製PND向けナビソフトであり、地図はゼンリンだ。ただしSDカードが1GBであるめに検索に制約があり、スペックには「住所検索189万件」「ジャンル検索40万件」「周辺情報検索40万件」とある。電話番号検索はできないらしい。オービス警告は可能だ。
 検索対象数を EN-4500 などから大幅に減らすことで1GBに納め、また液晶サイズを3.5インチに抑えることによって価格を安くして買い安さを狙ったPND、ということだろう。

 検索対象数はカーナビの使いやすさに直結すると思うので、これを削ったのはちょっともったいないように思う。これならば、迷WANのBZN-400あたりの方が価格対性能比で考えればよいように思う。
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Google Maps for Mobile ( i アプリ版 ) でGPSサポート

2007-12-15 10:02:28 | GPS
Google Maps for Mobile ( i アプリ版 ) に GPS 機能が加わりました (Google Japan)
iアプリ版「Googleマップ」、GPS情報が利用可能に (ケータイWatch)
携帯電話用Googleマップ、GPSによる位置取得に対応 (ITpro)
iアプリ版モバイルGoogleマップにGPS機能 (ITmedia)

 Googleは12月13日、iアプリ版のGoogle Maps for MobileがGPSに対応したと発表した。

 ということで早速試してみようとN905iで試してみようと思ったが、プリインストールされているモバイルGoogleマップNはバージョンアップできない。ということでやむを得ずこれを削除してGoogleのサイトからダウンロードしてみた。
 しかし、GPS対応のメニューが出てこない。ソフトのバージョンは1.6.2だ。
 試しに N904i に入れていたソフトをアップデートしてみたところ 2.0.1 になり、こちらでは GPS によって位置を取得することができた。ので試してみた。

 位置取得は、iアプリから一旦iモードサイトに移りそこで位置を取得。その結果をiアプリに渡すという方法だ。従って、(使うかどうかは別にして)自動的に位置を連続的に取得し、位置をアップデートすることはできない。
 正直なところ、スマートでは無いやり方だ。アプリで位置情報を取得するためには障壁があるのかもしれないが、他社でアプリで問題無くできているのに、という感じだ。
 もちろん、手間は若干はかかるものの、今までできなかったことができるようになったので、利便性は非常に向上した。
 また、測位結果のバラツキを示す円が表示されるのは分かりやすい。
 N905iで使えるようになるのを待ち、使っていきたい。
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905i用のケータイカーナビ使い勝手

2007-12-10 18:07:54 | GPS
 905iには「地図アプリ」がプリインストールされている。またコンテンツメーカーからも同様に地図/ナビゲーションサービスが提供されている。その中でわたしは、もっぱら「NAVITIME」を利用している。
「地図アプリ」の前身は「ゼンリン地図+ナビ」だ。903i 世代では「NAVITIME」の使い勝手が高かったが、1年経ち 905i 世代ではどうなのか。実際に使ってみた。

 結論から言うと、まだまだ「NAVITIME」の方がよさそうに思う。


<NAVITIME>

 NAVITIME の良さは、
・動作の軽快さ
・ナビゲーション経路の手堅さ
・画面の見やすさ
・検索の豊富さ
あたりだろうか。

 905i専用アプリの配信が開始されたが、ここでは
・高速道路案内で「ガイドモード」が追加。
・3Dビュー(対応地域のみ)
・ドライブナビでの、自動リルート
・ドライブナビでの、経由地設定
・ドライブナビでの、到着予定時刻表示

 だ。
「自動リルート」は EZナビウォークには既に搭載されている機能で、個人的には待っていた機能だ。実際に使ってみると便利ではあるが、リルート時の音声案内内容が道を外れたときと同じであるため、最初は道を間違ったのかと勘違いしてしまった。
「到着予定時刻表示」も他ソフトにはあって「NAVITIEME」には無かった機能であり、これがようやく加わって利便性が増したと思う。
「3Dビュー」は徒歩ナビ時に見たことがあったが、その場所では正直使い物にならなかった。その場所のデータが不十分であったのか、自分がどこにいるのか把握できないような3D図しか出なかったためだ。
「ガイドモード」は助手席ナビにはまぁ使える機能なのだと思うが、表示が小さすぎて分かりづらくなった。ただし従来の簡易表示?もできるので、必要に応じて選択するのがよさそうだ。なお相変わらず高速道路では地図表示ができない。これは不便な仕様だ。

 N903i 発売当時は QVGA にしか対応せずニューロポインターも使えなかった NAVITIME だが、今は VGA 対応(WVGA に対応できていないのは大きな不満だが)、ニューロポインターも使うことができる。操作面でこの1年間で大きく進歩しており、元々トップレベルのアプリではあったが、さらに隙を無くしてきている感じだ。

 徒歩ナビでは、さすがに一日の長がある NAVITIME。しかしカーナビ分野ではちょっと使いづらい点がある。
 1つは上に挙げた高速道路で地図が表示できない点。「ガイドモード」搭載で、従来地図でしか見られなかった情報の一部が見られるようになったのは評価できるが、それでも地図そのものでは無い。
 もう1つは、交差点案内だ。例えば「ゼンリン地図+ナビ」では普通にできるジャンクション・ICでのグラフィカルな分岐案内ができない。特に首都高のような分岐が複雑な道路ではあれば非常に便利なだけに、残念だ。そして一般道での交差点分岐案内。交差点の拡大表示ができないため、なかなかに辛い。
 この2点を埋めてくれば、さらに利便性は向上すると思うのだが・・・



<地図アプリ>

 903i世代では「ゼンリン地図+ナビ」として一部機種にプリインストール。905i となってドコモが加わり 905i 全機種に搭載されることになって名称も「地図アプリ」となり、この1年間で大きく環境が変わったソフトだ。
「ゼンリン地図+ナビ」は 903i の GPS 搭載と合わせて大きく使用感が向上し、「NAVITIME」の独壇場と思っていたケータイナビの分野で大きく存在感を示したソフトであると思っている。特に地図の精細さ、そしてスクロールと拡大・縮小が非常に軽快であるのが特長だ。地図ビューアと考えれば 903i 世代でも 905i 世代でも「NAVITIME」や「Googleマップ」よりも上だろう。

「地図アプリ」は起動時の UI がこれまでの「ゼンリン地図+ナビ」から大きく変わったのが目を引く。従来の小さいメニューに比べれば大きく使用感はよくなった。ただし軽快な操作感も含めて、使っていくほど「ゼンリン地図+ナビ」とは大きく変わっていないと思えてしまう。

 地図ビューアとして見ると優れている精細な地図も、ナビ時にもこれを使用してしまうので、その途端に線は細いし、細かすぎて見づらい地図に変わってしまう。正直この点だけでも、ナビとして使う気にはなれない。
 またナビゲーションの案内も小さかったり線が細かったりして、やはり見づらい。
 音声案内についてはどうも不十分で、例えば高速では「ポーン」というチャイム音のみがして音声が出ないということもよくある。これはこのような仕様なのだろうが、ちょっと使いづらい。
 一般道の交差点では拡大表示がされることはあるが、拡大された中に自車位置が表示されないのは相変わらずで、正直ほとんど意味が無い。

 今回は高速で使わなかったので確認できていないが、高速道路でのジャンクション・IC案内はされるはずだ。これは「NAVIME」には無い利点の1つだ。
 以前も記載したが、ドコモが関係しているということもあるのか、ケータイ自身との連携は「地図アプリ」の方が優れている。ケータイの電話帳機能で位置情報も管理したいと考えれば、「地図アプリ」の方が使いやすい。



 905i の「地図アプリ」は、地図ビューア部分は無料提供、ナビゲーション部は車も含めて315円/月だ。
 ナビゲーションでは有利な NAVITIME だが、地図ビューア・徒歩ナビ部分で315円/月。カーナビを含めると630円/月。他サービスに比べると高いが、今のところはその価格差を考えても、「NAVITIME」を使用している。
 905i では、基本的には NAVITIME を使用し、地図ビューアとしては「地図アプリ」を使うことになりそうだ。
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ドコモの地図アプリ

2007-12-06 17:26:40 | 携帯電話など
このケータイサービスがすごい理由 (マイコミジャーナル)
情報量の多さと使いやすさで勝負――ドコモの地図アプリを解剖する (ITmeida)

 ドコモ905iシリーズに標準搭載されている地図アプリの記事。なお地図アプリは近い内に903i以降に対応するようだ。

 このマイコミジャーナルの記事では、ドコモ担当者へのインタビュー記事が掲載されている。
 ところでドコモ担当者は「ナビゲーション」を前面に押し出さなかった理由として「ナビをする一歩手前に地図を見るというニーズがあるためあえてその名前にした」ということを挙げている。個人的には、ナビ部分は有料であるため無用な混乱を避けたのでは無いか?とも考えている。「地図アプリ」の利用者が広がって慣れてくれば「地図+ナビアプリ」になることもあるだろう。


 地図好きとしては、地図アプリケーションの利用者が増えるのはうれしいことだ。ドコモ担当者が言うように地図閲覧からナビ、検索の利用者が増えてくるとしよう。そうすれば提供する側もサービスに力を入れるだろうから質も高まり、さらには位置情報に関連した様々なサービスが提供されてくるとも期待できる。

 実際に「地図アプリ」を使ってみると、最初のメニューの使い勝手などは「ゼンリン地図+ナビ」に比べて向上している。「ゼンリン地図+ナビ」は N903i で使用しているとどうにもメニュー画面が小さく、あまり視認性の良いものではなかったからだ。
 ただ最初のメニューの見やすさ(文字の大きさ)とそれ以外のメニューがアンバランス(というより、ゼンリン地図+ナビからあまり変わっていない)で、このあたりはもう少し作り方があるのかな、と思う。
 携帯ネイティブの機能(電話帳、カメラ)との連携は便利だ。これらの機能は「地図アプリ」固有の機能では無いのだが、例えば「NAVITIME」では今のところ電話帳や写真からの位置情報読み込みはできるが、登録ができない。このあたりがちゃんと作り込まれているのは、ドコモとの協業の成果だろう。
 地図閲覧も非常に高速であり、HSDPA の速さが活かされているとともに、高速に見えるような工夫も多く行われているものと推測している。

 ドコモとの協業の強み、という面が一番強く出ているのは、インタビューでもあるように「端末に合わせて最適なものに調整」できている点だと思う。例えばわたしは N905i を利用しているが、当然のように地図は全画面表示で、ニューロポインターにも対応している。横表示も可能だ。
 ところが、先日も記載したように NAVITIME では全画面表示ができず、せっかくの WVGA を活かせていない。903i の頃はニューロポインターや VGA への対応も遅れていた。905i で全機種 WVGA となっているのにこの状態では、ちょっと使う側としては困ってしまう。よく使用するアプリの中では、jigブラウザや Google Maps は対応済なのに、だ。

 ただこの地図アプリ、ナビゲーションの面ではちょっと甘いところもあった。目立つのは、インタビューで挙げられている「電車の移動中もナビゲーションを続ける」機能だ。おもしろいし、今どの駅付近にいるのかが分かって便利だ。しかし、徒歩で駅に向かって電車に乗るとき、これから通る線路の近くを歩くと電車に乗ったことになってしまうのだ。これはちょっと困ってしまう。マップマッチングの方法を向上させて欲しいものだ。
 また、高精細な画面に小さな文字で多くの情報を出してくるので、どうにも見づらい。「地図アプリ」の名の通りじっくりと地図を見るには向いているが、ナビゲーションに使うには小さすぎると思う。最初のメニューのように、見やすさを向上させるような仕組みを設けてもらいたい。


 ITmedia もドコモへのインタビュー記事だ。

 コンセプトは、「地図やナビになじみのない人にも、使ってもらいたい」だそうだ。そういう点では、見やすい最初のメニューや高精細な地図は適していそうではある。
 インタビューで取り上げられている機能で便利そうだと思ったものは「ビルのテナントを表示する」機能だろうか。おもしろいのは「みんなの足あと」だ。この機能はちょっと試してみたいと思っている。3D パノラマ表示は、まだこれが活かせる都会で試せていない。
 ただ、個人的には機能の追加もよいのだが、基本的な使い勝手やナビゲーション性能がどの程度向上しているのかが気になる。903i 世代では、まだ NAVITIME には追いついていないという感があった。
 高精細ではあるが細かすぎる画面は、最初のメニューにあるように一部は改良されているが、全体に及んではいない。徒歩ナビでは、NAVITIME では案内できた(出てきて欲しい)経路が、地図アプリでは出てこないことがあった。カーナビはどうだろうか? 試してみたい。
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GoogleのMy Location

2007-12-05 14:45:39 | 位置情報・地図
「Google Maps for Mobile」で、GPS使わずに現在位置を表示する機能 (INTERNET Watch)
携帯版Google Mapsに、GPSなしで現在位置が分かる「My Location」機能 (ITmedia)
「Google Maps for Mobile」に新機能--GPSなしで居場所を特定 (CNET)
Googleは方向性を誤ったのか (ITmedia)

 Google は11月28日、Google Maps for Mobile のバージョン2.0を発表した。ここに、「My Location」というサービスが含まれている。
 これが何かと言うと、基地局測位だ。これにより、GPS が搭載されていないスマートフォンなどで Google Maps for Mobile を利用したときに、自分のおおよその位置を知ることができる。精度は基地局測位なので、記事を見ると3マイル(4.8km)程度まで落ちることもあるらしい。

 DoCoMo ケータイで考えればiエリア程度の機能なので、大したものでも無いと見える。しかしすごいのは、ケータイキャリアでも無い Google が基地局測位を実現してしまったことだ。20ヶ国以上で有効であるという。
 なお、ITmedia によると日本ではまだ利用できないとのことだ。
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地下街マップ登場

2007-12-05 12:41:17 | 位置情報・地図
地下街マップと地上の地図を同時に閲覧可能な「ALPSLAB 地下街」を公開 (ニュースリリース)
アルプス社、全国50カ所の地下街マップ「ALPSLAB 地下街」を公開 (INTERNET Watch)

 アルプス社は12月4日、「ALPSLAB 地下街」を公開した。全国50箇所の地下街地図を閲覧できるオンライン地図サービスだ。サブマップとして地上の地図も表示されるため、両方を見比べることもできる。
 縮尺は2種類。地下街全体が見渡せる地図と店舗名称が確認できる地図が用意されている。

 アルプス社はいろいろとやってくれる。このサービスがケータイで使えるようになり、屋内でも使えるような測位手法(Place Engine とか?)と組み合わせれば、またおもしろそうだ。
 駅の地図とか、デパートの地図なんかもできてくればさらにうれしい。
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歩行ナビ紹介記事紹介2

2007-12-05 00:59:52 | 位置情報・地図
携帯電話のナビ&地図で迷わず目的にたどり着けるか (nikkei BPnet)

 歩行ナビ紹介記事の紹介をしたばかりだが。もう1つ。
 こちらの記事は、ゼンリン地図+ナビとケータイ版の Google Maps について。

 個人的には、今ゼンリン地図+ナビを紹介するのであれば「地図アプリ」についても触れて欲しかったところだ。特に「有料」である点を残念としているので、無料部分の機能が拡充した「地図アプリ」をなおさら紹介していただきたかった。

 記事では HSDPA 対応の N904i とゼンリン地図+ナビの組み合わせでの使用感を紹介している。HSDPA 対応でダウンロードが速いこともあり、高評価だ。実用的なレスポンスとしているが、前回の紹介記事でも触れたように、これは HSDPA 対応だけであるということでは無く、ゼンリン地図+ナビそのもののレスポンスが優れているのだと思う。
 同じケータイで使用する地図アプリでも、NAVITIME、ゼンリン地図+ナビ、次いで Google Maps のレスポンスの良さはぬきんでていると感じている。
 なお、カーナビに使うには画面が小さく現実的では無いとしているが、助手席ナビとして使うのであれば十分だ。また音声案内が充実していればカーナビとしても使えるのだと思うが、この点では(903i世代のゼンリン地図+ナビでは)NAVITIME の方が優れていると感じた。


 次いで、Google Maps が紹介されている。個人的には、GPS が使えないのが最大の不満だ。それ以外は記事にあるように、十分に使いやすいと思っている。
 無料であることがメリットとされているが、上で記載したように 905i(今後903i以降にも対応予定) の「地図アプリ」では地図閲覧や周辺検索は無料でできるので、無料でできる機能としては「地図アプリ」と「Google Maps」はほぼ同等だと思う。
 N905i搭載の Google Maps を試しに使ってみたが、検索結果を標準搭載の「地図アプリ」に渡せるようになっていた(一旦ゼンリンのiモードサイトを経由する)。GPS 測位やナビができない Google Maps の欠点を少しは補うことのできる機能だ。これが 905i 向けアプリがすべてそのような仕様になっているのか、プリインストール版の仕様なのかはよく分からない。
 904iで Google Maps を使用してみたが、同等の機能は搭載されていなかった。
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歩行ナビ紹介記事紹介

2007-12-05 00:09:51 | 位置情報・地図
初めての場所でも迷わず歩ける歩行ナビの実力をチェック (nikkei BPnet)

「歩行ナビ」を紹介している記事。徒歩ナビの紹介なのでケータイナビの紹介かと思っていたのだが、
・NAVITIME
・C325/C525
・PSP+みんなの地図2
の紹介だ。概要のみではあるが、ざっと見てみるにはいい。

 なお C325/C525 は PND ということで紹介されているが、PND ということであれば C323/C523 を紹介して欲しかったところだ。とは言っても C325/C525 は Pocket Mapple Digital が搭載されているだけあって地図を表示するという面では強いので、歩行ナビという面ではこちらの方が適していたのかもしれない。


 わたしはケータイでは NAVITIME を利用している。PND は EN-4500 を持っているが歩行ナビに適しているとは思っていないので、歩行時には利用していない。PSP+GPSは試してみたいと思っているのだが、残念ながら PSP を持っていない。

 NAVITIME については最近までHSDPA非対応のFOMAで使用していたが、特にナビをしている中で地図の読み込みが遅いと思ったことは無い。記事ではHSDPA非対応の端末を使うとストレスがあるかもしれない、との懸念が示されているが、NAVITIMEや同じくケータイナビであるゼンリン地図+ナビはうまくできていて、大きなストレスは感じない。
 最近、NAVITIME で適当に地図をさせ見つけた公園までナビをさせるという使い方をしたのだが、迷うことなく案内をしてくれた。確か歩道橋まで経路に含まれていたように思う。よくできている。
 ケータイナビは、検索対象や地図データがネットワークの向こう側にあるため、データが最新で豊富なところが大きなメリットだ。個人的には、通信ができるところであれば、徒歩ナビとしてケータイナビに勝るものはそう無いだろうと思っている。


 次は C325/C525 について。MioMap と Pocket Mapple Digital を使っているが、かなり高評価のようだ。ただやはり、PND として選ぶならばカーナビ機能重視で、C323/C523 かなぁ、と思う。C323/C523 は街に比較的強い PND だと思うが、そういう場所ならケータイナビを使ってしまうだろう。


 最後に PSP+みんなの地図2。PlaceEngineについても触れられている。地図はゼンリンのデータを用いているとのことなので、ケータイのゼンリン地図+ナビと似たような経路検索結果になるのかもしれない。
 こちらも地図を表示するという面では高評価だ。わたしも展示会で試しに使ってみたことがあるが、PSPの大きな画面で地図を見ることができるのは、確かに大きなメリットだと感じた。ナビができないのは残念ではあるが、地図を見るという目的であれば十分だろう。PSPを持っていれば、使ってみる価値はありそうだ。
 ナビという面では MAPLUS2 も紹介されている。
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N905i購入3

2007-12-02 18:11:33 | 携帯電話など
 N903iを購入し、カメラの画質について確認中だ。
 室内などは前回の記事にも載せたので、そちらをご参照いただければと思う。

 今回は屋外で撮影してみた。
 確か最初の2枚は撮影モード選択をオート設定していたが、時間のせいか被写体の色合いのせいか青っぽく写ってしまうことが多くなったため、一部をホワイトバランスを曇天に設定した。最後の写真は曇天設定とオート設定の差を見るためにオートで撮影した。
 撮影した時間が遅く暗かったため、屋外ではあるが手ぶれ補正が効いてしまっているようだ。日がちゃんと当たっていれば、もう少し精細さのある写真が撮れるだろうか??

 ところでこのホワイトバランスだが、N903iもN905iも、オートで撮ると青みがかった感じになることがある。ということでホワイトバランスをマニュアル設定できるようにするため「撮影モード選択」を「効果OFF」にするのだが、このモードにすると接写が弱い。だからと言って「接写」モードにすると、今度はホワイトバランスが選択できない。改善を望みたいところだ。


(ホワイトバランスオート)


(ホワイトバランスオート)


(ホワイトバランス曇天)


(ホワイトバランス曇天)


(ホワイトバランス曇天)


(ホワイトバランスオート)

(クリックするとウェブアルバムが表示されます。虫眼鏡ボタンを押すと拡大されます)
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BZN-500発売中

2007-12-01 19:12:56 | 位置情報・地図


Broadzone のBZN-500製品ページ

 BZN-500の正式ページが、11月22日にオープンした。
 正式ページと言ってもあまり詳細情報が無いのだが、いつものように比較表を作成してみた。比較対象は BZN-430 だ。ただし BZN-430 も BZN-500 も Broadzone の製品ではあるが恐らく OEM 元が違い、また搭載されているナビソフトが全く異なるため、別メーカーの機種と考えた方がよいと思う。Broadzone の後継機種と考えると逆に混乱してしまうと思う。

 これを見ると、BZN-500 の優位点は、とにかく薄型であること。また住所検索数が BZN-430 2000 万件に対して 3400 万件であること。劣る点は、ジャンル検索数・施設名検索数・電話番号検索数・オービス非対応と言ったあたりだろう。BZN-500 はインクリメントP社製地図を搭載しているとのことだが、インクリメントP社製地図搭載 PND でオービス対応である製品は恐らく無いため、これは仕方の無いところだろう。
 このように比較してみると、価格差を見ても、薄型である以外はあまり BZN-500 のメリットは無いように思えてしまうがどうだろうか?
 個人的には、今後も Broadzone が CARPOINT 社製 PND の OEM を続けていくのか、BZN-500 路線で行くのか、注目するところだ。

機種名迷WAN BZN-430迷WAN BZN-500
GPS性能-159dBm-159dBm
外付けGPSアンテナ×
大きさ147×83×26mm118.9×80.4×16.9mm
重さ272g184g
液晶4.34.3
地図データ格納場所外部SD外部SD
地図縮尺10m~50km10m~250km
外部メモリSDSD
外部接続USBUSB
内蔵電池稼働時間2h2h
地図メーカーゼンリンインクリメントP
ワンセグ
その他ナビ以外機能音楽・動画・静止画音楽・動画・静止画
住所検索数2000万3400万
ジャンル・周辺検索200万40万
施設名検索200万140万
電話番号検索1000万820万
周辺検索範囲
地点登録500100
VICS××
自律航法××
オービス対応×
オートディマー×?×?
防滴××
バイク取付オプション
価格48,30059,000



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eTrexH ファームウェアアップデート2.50

2007-12-01 18:20:07 | GPS
 10月の末に eTrexH のファームウェアを 2.40 にアップデートしたばかりだが、11/15付けで 2.50 が公開されていたので適用してみた。
 Garmin eTrexHのファームウェアサイト

 Garminによると、「Fix WAAS issue」とある。
 eTrex Hはこれまでずっと WAAS を Enable で使用していたが、今まで Differential が有効になったのは1度しか無い。
 Garmin製品を扱っている国内サイトでも eTrex Hはなかなか Differential が有効にならない、という情報を見たことがあるが、今回のアップデートはこれに関係あったりするのだろうか?
 ちょっと試してみたところ、比較的スムーズに50番を補足してDifferential 有効となった。ただそれがファームウェアアップデートの効果なのかはよく分からないが・・・(参考:Foretrex101でWAASを試す)

 そういえば、Foretrex101は昨年の日付で2.70がリリースされていたので、ついでにこちらも適用してみた。ただこちらは何が変わったのかよく分からない。
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