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USB-DAC EHP-AHR192 + HUAWEI Mate 10 Pro レビュー(その2)

2018-01-16 22:38:06 | 携帯電話など
USB-DAC EHP-AHR192 + HUAWEI Mate 10 Pro レビューの続編だ。

Mate 10 Pro + USB-DAC にてハイレゾが出力できるかを、対応しているサンプリング周波数の面から確認したので記載する。
注意すべきは、Android標準はUSB audio class 1対応でAndroid用で準備されているの48kHzであるので、ハイレゾ音源が再生できて音が出てもハイレゾで出力できていない可能性があることだ(2018.2.13記述やや修正)。
そこで、Mate 10 Pro側で90Hzのサイン波(wav形式)を出力し、Windows10 PCで出力できているかを確認することにした。EHP-AHR192のサンプリング周波数は192Hzであるため、仕様上は90Hzのサイン波を出力することは可能だ。しかし48kHzのサンプリング周波数では出力できない。


Mate 10 Pro + USB-DAC EHP-AHR192の組み合わせでは、90kHzのサイン波を標準の「音楽」で流し、出力をPCで確認したところ、90kHzのサイン波が再生できることを確認した。
また、Mate 10 Pro + USB-C to 3.5mm ヘッドフォンジャックアダプタの組み合わせでも、90kHzのサイン波(wav形式)を標準の「音楽」で流し、出力をPCで確認したところ、90kHzのサイン波が再生できることを確認した。
なお確認のためのツールはefu's page様作成のものを利用させていただいた。

90Hzのサイン波出力は、標準の「音楽」アプリと「Google Play Music」で可能であることを確認した。しかしHF Player(USBに出力しない設定)では出力できないようだ。
(18.1.20追記)USB Audio Player PROにてUSBに出力しない場合でも、20Hzサイン波は出力できたが、90Hzサイン波は出力できなかった。ハイレゾが再生できてもハイレゾ出力に対応できないソフトもあるようだ。
この結果から見ると、Mate 10 Proでハイレゾを楽しむには、標準の「音楽」アプリか「Google Play Music」がよさそうにみえる。

Mate10Pro+EHP-AHR192で90Hzサイン波を再生したときの波形を添付する。


Mate10Pro+USB-C to 3.5mm ヘッドフォンジャックアダプタで90Hzサイン波を再生したときの波形を添付する。初回のレビューでもkakaku.comのコメントを紹介したように、EHP-AHR192よりは減衰しているようだが、出力はできている。


Mate 10 Pro、いろいろと楽しく使えそうだ。

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