元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

柳家小三治一門会@早稲田大学大隈講堂。 またまた抽選で当選してしまって、無料で小三治師匠の落語が聴けるのは、ラッキーです。しかも前から11番目の良席

2016-10-25 21:18:50 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
柳家小三治一門会@早稲田大学大隈講堂。
またまた抽選で当選してしまって、無料で小三治師匠の落語が聴けるのは、ラッキーです。しかも前から11番目の良席。
柳家小はぜさんに柳家ろべえさん、いつも寄席で出囃子を弾いている柳家そのじさんが出演。

柳家小はぜ-平林
柳家ろべえ-妾馬
仲入り
柳家そのじ-寄席囃子
柳家小三治-千早ふる

ろべえさんは、来年の三月に真打ちに昇進して、小八になると言ってました。いづれは精進して、師匠の喜多八を継いでくれるでしょう。それにしても、たった一人の弟子が真打ちになる前に死んでしまった喜多八師匠は、さぞかし無念だったことでしょう。
こころなしか、ろべえさんは以前喜多八師匠の独演会の時とは、別人のようでした。(小三治師匠の前だからなのか?師匠がいないからなのか?)

寄席小屋と違って若い人達が多く、人間国宝の芸に老若男女、酔いしれました。隣の女子学生は、いちいち「ああ」とか、頷いて笑ってました。
いつものように長めのまくらでは、フランク永井の「公園の魔術師」を歌ってくれました。
また、そのじさんが昔の名人の出囃子をいろいろやったので、小三治師匠が円生師匠とか、物真似をしてくださいました。(相手は人間国宝なので、言葉使いが丁寧)

今まで1〜2回しか大隈講堂に入ったことがないのに、今月はもう3回目。人生って、本当に不思議なもんですね〜と言うか、求めよさらば与えられんって感じです。

外国による植民地政策の恐怖におののく幕末で、水戸学では愚民政策の限界が議論され、国民の教育は福沢諭吉など明治の教育者や思想家の双肩にかかっていた。

2016-10-25 09:17:30 | 読書
外国による植民地政策の恐怖におののく幕末で、水戸学では愚民政策の限界が議論され、国民の教育は福沢諭吉など明治の教育者や思想家の双肩にかかっていた。
(要は政治を行うのは一握りの武士であり、農民は税を納めることだけ、商人は金儲けだけ、国民に国を思う気持ちや国を考える習慣は皆無と言うこと)
丸山眞男セレクション「国民主義の「前期的」形成」より。

現代は、江戸時代と何も変わっていないなぁ。とつくづく感じるのでした。