バンクシーを盗んだ男 ★★★

バンクシーを盗んだ男　★★★

　　　監督　マルコ・プロゼルピオ
　　　
バンクシーが勝手に壁に書いた壁の持ち主がその絵を切り取って売りに出すが・・・

う～む、「盗んだ」という言葉にはちょっと同意できない気がします（だってその人の壁に勝手に書いた物でしょ？）
ただ、そこにあってこそだと思うものが切り取られてどこかに…というのもちょっとね・・・

芸術って描いた人の意思通りに伝わらないものなのか・・・とちょっと考えたりしました

明日の食卓 ★★★

明日の食卓　★★★

　　　監督　瀬々　敬久
　　　出演　菅野　美穂
　　　　　　尾野　真千子
　　　　　　高畑　充希

　　　２０２１年　日本

ちょっと息苦しくなるくらい閉塞感がある作品でした
そして全く接点のない３家族の「ユウ」という息子と母親との関係を描いた作品でしたが、女優陣が本当に上手くて・・・
ただ、見ていてこんな家族ばかりでもないけどね・・・と思いました

久しぶりの烏丸　せつこssiや真行寺　君枝ssiも素晴らしかったです

ザ・ピーナッツバター・ファルコン ★★★★

ザ・ピーナッツバター・ファルコン　★★★★


　　　監督　タイラー・ニルソン
　　　　　　マイケル・シュワルツ

　　　出演　シャイア・ラブーフ
　　　　　　ザック・ゴッツァーゲン
　　　　　　ダコタ・ジョンソン

　　　２０１９年　　アメリカ

こんなロードムービーは初めて見たかもしれない
単なるお涙頂戴物ではないロードムービーなのが良かった

ちょっと甘いかなぁと思われる所はありますが、見終わった後もほっこりしていて良かったです
このタイトルも見てみて初めて分かる物なのもね・・・

４６１個のお弁当 ★★

４６１個のお弁当　★★

　　　監督　兼重　淳
　　　出演　井ノ原　快彦
　　　　　　道枝　駿佑

　　　２０２０年　日本

実際のお話しらしいのですが、こんな夢のような親子関係が本当にあるの？と疑いたくなるほどでした
そのせいか何となく薄っぺらい感じがしたが、あのお弁当は本当に美味しそうでした

親が子に伝えようとしたことはちゃんと伝わっているんだということは分かりました

浅田家 ★★★

浅田家　★★★

　　　監督　中野　量太
　　　出演　二宮　和成
　　　　　　妻夫木　聡
　　　　　　黒木　華
　　　　　　風吹　ジュン
　　　　　　平田　満

　　　２０２０年　　日本

この家族変わっているけどとても良い感じでしたね！
ほっこりさせられました

前半はコミカルな感じだったのに、後半の３．１１からの重い題材が結構すんなりと入ってきました
こんなに家族をとり続ける浅田さんは、とても素敵でした

82年生まれ、キム・ジヨン ★★★★

82年生まれ、キム・ジヨン　★★★★

　　　監督　キム・ドヨン
　　　出演　チョン・ユミ
　　　　　　コン・ユ
　　　　　　キム・ミギョン

　　　２０１９年　　韓国

日本も同じようだとは思いますが、韓国女性も結婚と仕事の両立にはやはり大変な思いをしているんですね
唯一この作品を見ていて救われたのが、このダンナさん

韓国ドラマなどではお嫁さんより母をたてるせいでお母さんの方に寄り添うダンナさんが多いのに、このダンナさんはお嫁さんの側に寄り添ってくれている事でした
そんなキム・ジヨンさんが周りに支えられて幸せになっていく姿は本当に良かったなぁと思えました

ミッドナイトスワン ★★★

ミッドナイトスワン　★★★

　　　監督　内田　英治
　　　出演　草なぎ　剛
　　　　　　服部　樹咲

　　　２０２０年　　日本

草なぎssiがトランスジェンダーの役をやるというのでずっと見たかった作品でした
ストーリーもとっても良かったのですが、どうしても草なぎssiの演技が少し気になって・・・
話し自体も少し重いせいもあるのでしょうか？

どうしても「彼らが本気で編むときは、」の生田ssiと比べてしまって・・・
ひまひまにはあちらの方が自然な感じがしたので★３つにしました

はちどり ★★★

はちどり　★★★

　　　監督　キム・ボラ
　　　出演　パク・ジフ
　　　　　　キム・セビョク
　　　　　　
　　　２０１８年　　韓国・アメリカ

１４才のウニの日常と心情を描いたもので、あ～～本当に思春期ってこんな感じだったなぁと思いました

ただやはりそういう時代なのかあまりにお父さんとお兄さんが威張り過ぎでね・・・
でも決して家族に愛情が無いわけではないのだけれどこの家に住み続けるのはキツイですね

ウニよ、あんな彼氏は止めておいた方が良いよ～（笑）

星の子 ★★★

星の子　★★★

　　　監督　大森　立嗣
　　　出演　芦田　愛菜
　　　　　　岡田　将生
　　　　　　永瀬　正敏
　　　　　　原田　知世

　　　２０２０年　　日本

親が新興宗教に入っている幼い子供にとっては逃れることが難しいだろうなぁと改めて考えました

それにしても本当にお姉さんとなった愛菜さんですが、気持ちが伝わる演技でした

そして色々な意味でなるほどねぇ・・・と思える終わり方でした

薬の神じゃない！ ★★★

薬の神じゃない！　★★★

　　　監督　ウェン・ムーイエ
　　　出演　シュー・ジェン
　　　　　　ワン・チュエンジュン
　　　　　　ジョウ・イーウェイ

　　　２０１８年　　中国

こういう話しだと言う事は知らずに見ました
強壮剤などを売っていた薬屋の主人公がひとりの慢性骨髄性白血病患者の為にそれに効くという薬を密輸するところから始まるのですが、そのうちに中国では手に入らないその薬の為に多くの白血病患者がその密輸に関わり・・・
というはなすですが、これ実際に中国であった事件らしくこれによってジェネリック薬品が売られることになったそうで・・・

主人公が最終的に患者の為に密輸した薬を患者の為に安く売ったと言うのに、主人公は「あ～あ、悪い人ではなかった・・・」と思われ何となくほっこりしました