晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

温暖化??? 1/26

2008-01-31 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.26(土) 曇り、雪

 この冬一の寒波到来ということで、大雪の情報が出ている。上林はいかばかりか、好奇心もあって見に行く。道中、須知の導観稲荷にいつものように水を汲みに行く。昨秋には沢山のぎんなんを頂いたが、いまだに臭いが残っており、車の中が臭くなる。水はここのものが一番おいしい。大地の母には明治時代のこの稲荷と水のことも書かれており、かつてはこの水で風呂を沸かして、多くの客を集めたということである。大杉は下から見ても立派であるが、本殿から眺めると一層大きく、立派な杉である。Img_0333





 このあたりから、雪が交じりはじめ、和知のあたりでは道ばたの残雪が深くなる。山家から上林に入ると少しずつ雪深くなるが、予想したほどではない。じょんのび村に着くと、多いところで10cm弱のびちょびちょの残雪で、相当解けたようだ。Img_0335

雪はこんな感じ。



 その間も空は暗くなり、激しい雪が降ってくる。先日のような吹雪となっても困るので、早々に退散する。まだまだ今後降り積もる機会があるのかも知れないが、かつての上林の豪雪に比べれば序の口のようだ。今では根雪になることも無いようだし、積もってもすぐに解けてしまうようだ。やはり温暖化による気温上昇のせいなのか、2年前の北陸や東北の大雪は温暖化による海水温の上昇と報じられていたのだが、降っても降らなくても温暖化のせいにするのには疑問を感じる。正月前後、暖かい時期にはテレビも新聞も温暖化問題の情報を流していたが、いまこうしてしっかりした寒波が来出すとさっぱりトーンダウンしている。どうも怪しい。温暖化の原因が二酸化炭素だと言って集中攻撃をしている世論にもどうもうさんくさいものを感じる。CO2、CO2と騒いでいる連中もどうも怪しい。ガソリン税25円が無くなると、みんながガソリンを無駄遣いして二酸化炭素の発生が増え、温暖化に拍車がかかるという政府与党のいいぐさにはあきれかえる。

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初弘法、初天神 1/25

2008-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.25(金) 曇り、雪

 爆弾低気圧が発達し、北日本では猛吹雪となっている。近畿の日本海側でも今期最高の積雪で、綾部の地も25cmという情報が入った。見に行きたい気は大ありなのだが、天神さんに店を出している中牟田さんに田舎物件の情報を持って行ってあげたいのでお初天神に行く。骨董屋の中牟田さんも田舎に店舗や倉庫を構え、いずれは古民家でくらしたいということであった。じょんのび村の近所にも沢山物件が出ており、ひとりでも住民が増えることは村にとっても私にとっても嬉しいことである。そういえば21日の初弘法さんにもお参りしたし、なんとも信心深いことである。店に表示する禁煙の看板でおしゃれなものがあったら、、、と思い出店を冷やかすが、時間的に遅くて探す暇がなかった。お参りだけは済まそうと本殿に行くと、天満書きというのか、書き初めの書道作品が展示してある。例年正月のニュースとなっているものだが、現物を見るのは初めてである。Img_0325


 書道と言えば私も昨年の9月から、書道教室に通っており、この正月期間中には南区コミセンに駄作が展示してあったのだが、2月14,15日みやこめっせの日図デザイン博物館BFで行われる作品展に展示されるそうである。テーマが「高齢者の生きがいと健康づくり」で主催が京都市と市老人クラブ連合会だそうで、なんか急に歳をとったような気がする。Img_0329_2


練習中の作品


 天神さんの出店では何も買えなかったが、帰り際に店じまいの陶器屋さんがあるというので三条商店街に立ち寄る。三条商店街は堀川通りから千本通りまで続くアーケード街であるが
実に20数年ぶりの訪問だ。商店街のシャッター街化が叫ばれ始めた頃に様々な活動をされて商店街の振興を図っている様子が報道されていたことを思い出す。古い店と新しい店が調和して、ショッピングが楽しそうな商店街である。店じまいのお店は50年も続いた老舗で、惜しい気もするが、小鉢やフォーク、醤油さしやコースターなどしこたま買いそろえる。
  少し西に行くとパオライフという面白そうな輸入雑貨の店を見つける。間口は狭いが奥までたくさんの雑貨が並び、値段も安い。気に入った招き猫とフクロウの傘立てを購入する。初天神で何も買えなかったのに帰り道で気に入った物が見つかるのはちょっと皮肉な感じだ。

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薪割りー3 1/22

2008-01-23 | 日記・エッセイ・コラム

  2008.1.22(火) 曇り

 昨年の11月から中古の薪割りを探し、12月の天神さんで入手、研ぎと楔の作製をFe工房さんでお世話になり、安い柄を探して1月9日に総てが揃う。後は柄の先を削ってヒツ(柄の入る穴)に入れ、楔を打てば仕上がりだ。しかしこの最後の行程が実は大変で、とんでもない失敗をすることとなる。
 ヒツの大きさは刃によって千差万別で、私の3つの斧も総て違う。刃渡りや厚さも全然違っており、本当は様々な用途があるのだろう。柄は規格が同一なので、ヒツに合うように削るわけだが、玄翁(げんのう)でたたいて細くする「木殺し」という方法が伝統的な方法だそうだ。
Img_6291Img_0308Img_0322




研ぎ上がった刃(左)に新の柄(中上)を入れて、できあがり。(右)

 ところが堅い樫の木はいくらたたいても細くならない。たまらず鉈で削り、仕上げをグラインダで削る。インターネットで調べた楔の打ち方は、柄先の真ん中に鋸目を入れ、楔を打ち込む方法である。ホームセンターに並んでいる薪割りの締め方とは違うのだが、木とヒツの金属との相性がよいとのことで、この方法にした。パーツや部品を探し回り、研ぎや加工をお願いした長い間の苦労がやっと報われるのかと、気持ちよく楔を打ち込む。ようやく効いてきたかなと思った頃、楔の先の柄の部分に木目に沿ってひびが入っている。探しに探して見つけた900円の柄が、一瞬にして駄目になりそう。泣きたい気持で、楔を抜きにかかる。ところが一旦効いた楔はちょとやそっとでは抜けない。左右にたたき、抜ける方向にたたき、押したり引いたりやっとのことで、柄が抜けた。そして今度は柄先の端に楔を打ち込む。新品の薪割りでは柄とヒツの間に薄い鉄板を入れ、そこに楔を打っている。これが一番いい方法のようだ。次に柄が抜けたらそのようにしてみよう。とにかく4,800円で2本の薪割りと薪割り用楔ができあがった。同時にいろんな経験を積ませてもらった。
 杉皮むきはオークションで手に入れた錆び錆のものを研いで、どうにか使えるようにする。今になって新品を見つけたが、8,000円以上の値段でとても購入できない。2本で3,500円で済んだので満足満足。
 さて次は薪小屋造りだ。杉の木を切り倒して、皮をむくことから始まる。風にも雪にも負けない小屋を造ろうと意気込んではいるが、薪ストーブや、薪割り、薪小屋に関する情報の多さ、奥の深さに驚かされる毎日である。

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温暖化? 1/19

2008-01-20 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.19(金) 晴れ  夕方0℃

 今年2度目の寒波到来、北海道などでは零下30何度などと恐ろしい数字が出ている。かつて冬山で零下20度以下というのは経験したが、日常生活でそのような気温となるのは、どのようなものなのか想像もつかない。灯油が値上がりしている今日大変なことである。24時間炊き続けなければならないだろうし、電気に替えたって同様に出費がかさむことになるだろう。さて丹波の豪雪地帯である上林は一体どのような様子だろう。大変気になるところである。私は綾部から須知山峠を越えたところの三和町川合の出身であり、姉と兄は綾部高校に通った。雪のない時期はバスや自転車で通ったのだが、冬の季節は下宿をしていた。雪で峠が越えられないからである。上林の生徒も下宿していたそうで、多分奥上林の生徒さんなんだろうと思うが、川合と上林が豪雪地帯であったことは間違いない。上林の多雪は地図を広げてみるとすぐに理解できる。福知山や綾部は日本海との間に大江山など7,800mの山々があるが、上林は海との間に500m級の低山ばかりで、南東側に頭巾山や長老が岳の8,900m級の山が連なっている。日本海の湿気を含んだ風は低山を飛び越え上林にいたり、高い山々にあたって雪を降らせる。上林の南北の山の高度が逆だったら雪の様子は違ったものになっていただろう。さて雪の様子は、和知のあたりから目につくようになり、口上林、中上林と行くほど多くなり、山の斜面は真っ白、樹氷が美しい。日当たりの加減で、南東側は雪が残り、北西側は解けている。
Img_0316 Img_0317 じょんのび村から南を望む。
屋根や庭は日当たりが良く、解けかかっている。


 いずれにしてもこの時期の雪としては、昔と比べれば雲泥の差があるようだ。これも温暖化のせいか。温暖化して海水温が上がれば、空気中の水蒸気が増え、返って積雪が増すという説もあり一概に言えないのだが。
 温暖化については、いまや諸悪の根源のように報道され、忌み嫌われる現象なのだが、個人の力ではどうしようもない状況では、肯定的に受け止めて生活すべきと思う。綾部温泉に行くと雪の量は増え、駐車場の斜面ではそり遊びが可能である。Img_0319

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森林労働ー2 1/16

2008-01-16 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.16(水) 京都北部 雨

 2回目の間伐に三和に行く。橋立さんの休みの間に薪小屋の柱とドッグランの塀の柱を確保しておく必要がある。今日は2台の軽トラで連なってゆく。山に入る前に元製材所で山の境を確認による。あいにくの留守で会えなかったが、本当は山にある建築途中の陶芸釜のことを聞きたいのだ。随分昔に酔狂な方が陶芸の釜を山中に建設し、どういう訳か中途で挫折しているのである。数キロに渡って電線も敷設し、釜も立派に出来上がっている。私たちは残された建設素材に興味があるのだ。Img_6273 Img_6272

大きな耐火煉瓦を使った釜と放棄された煉瓦。

 上等な素材を使っているので、あわよくば安く譲っていただこうという魂胆である。
 さて肝心の間伐はというと、間伐よりも柱に必要な木を確保するという不純な動機だから一向に進まない。適当な細さの木はほとんどが腐っているのだ。植林から40年もたっているから、まともに育った木は太すぎて使いようが無いのだ。ログハウスでも作るのなら意味があるのだが、、、、、。今日は斜面の木を切ったので、橋立さんがチエンソーを使い、私はひたすらロープ引きに徹する。木を切るのは大変テクニカルで急斜面で山側に倒すのは至難の業である。しかし一番大変なのは、切り倒した後の処理である。生の大木はびくともしない。枝を落として、適度な長さに揃え、林道に出す。結構危険なシーンもあり、そのたびに運動神経や判断力が低下していることに気付く。Img_0312_2
Img_0311
今日一の杉、30cmぐらいか、たき火が暖かい。



 昼頃から時雨れだし、その後弱い雨が続く、たき火を囲んでの昼飯は最高である。3時頃まで作業をし、軽四に満載して上林に帰る。雨は猛烈になってきて、手も足もぐしょぐしょ、前回と合わせて、薪小屋の柱は充分である。あとは皮むきの工夫である。
 橋立さんありがとうございます。
 今日の反省点
(1)合羽を用意する。
(2)消火用バケツを用意する。
(3)防塵眼鏡は安物を使わない。(野外ではしっかりしたものを使う)
(4)防水の手袋はないか。
(5)山仕事にはスコップ、鎌が必需品。
(6)チエンソーの燃料、チエンオイルは意外と消費が多い、充分に用意を。等など。

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一輪車 1/10

2008-01-16 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.10(木) 快晴

 鍬や鎌などの農具を少しずつ必要な物から手に入れているところであるが、それらの値段に相当の差があるのに気付く。ついつい安い物に手が出るが、ここ一番の物には金を掛けることが肝要である。例えば百均でもなんでも揃うが、使ってみてすぐ駄目になるものと、別に支障とならない物もある。特に道具類等は見た目は一緒でも、使用感、耐久性は全然違うものがある。Fe工房におじゃますると錆びた手斧が置いてある。ある人が安く手に入れた物らしいが、切れ味が悪いので持参されたらしい。調べてみると刃が付いていないということで、あきれて置いて帰られたそうだ。
 そういう意味で物の値段を見たところ、一輪車は高すぎると判断している。造りも単純で、それほどいい鋼材も必要ない。どこのホームセンターでも5,000円前後の値段となっている。安い製品が出てこないのはメーカーが限られているとか、製作に思ったより手間がかかるとか特殊な理由があるのだろうけど、私としては納得がいかない。インターネットで安い出物が無いか調べるが、なかなか出回る商品でなさそうだ。どうも台車関係は値が張りそうである。というようなわけで購入するのをためらっていたのだが、先日三和の岡村さんの倉庫に立ち寄ると、一台転がっている。「これいくら?」「あげますよ、パンクしてるけど、、、」
パイプはボロボロで皿の部分も一部腐っている。でも修理すればなんとか使えそうだ。パンクだってチューブさえしっかりしてれば簡単だ。水撒きホースのリールも錆び錆のが転がっていた。ついでにもらって帰った。ホースってリールが付いてると付いてないで値段がぐっと違うのだ。

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薪割りー2  1/9

2008-01-10 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.9 (水) 快晴

 探しに探した堅木の柄が来た。2本注文して1,800円、1本はサイズが合いそうなのだがもう一本は微妙なサイズで、なにか工夫しなければならない。Fe工房で作った楔も再度調整の必要がある。とにかく手間がかかるのだ。インターネットで薪ストーブや薪割りの検索をするといやというほど出てくるが、どうも金に飽かしてマニアックな薪割りを購入して自慢している御仁が多いのが気にくわない。弥生時代の出土品のような刃を探してきて、研いだり焼き入れしたり、安い柄を探して合わせたりするなかで、いろんな人といろんな出合いができて、いろんな工夫を重ねて、出来上がった薪割りがいい仕事をしたら、これほど愛着のあるものはない。
 Img_6291

研ぎ上がった3っつの刃を見ても総て形が違う。刃先の巾は左から順に広くなり、厚さは左から順に細くなる。特に左の刃は太くて長くて巾が無く使いにくそうなので刃の四分の一程を落とし、楔として使うこととした。薪割りとして使う2本にしても、あまりにも形状が異なり、右のものは切るという感じ、真ん中のものは割るという感じ、本来はそれぞれ用途があるのかも知れないが今のところは解らない。未知の世界というのがこれまたいい。

 さて、もう一つの難問は薪小屋造りである。柱を間伐した杉にしようと山に入ったのはいいが、切り出した杉の皮をむくのがこれまた大変なようだ。インターネットでいろんな人のブログを参照し、一般的な皮むき法を見つける。
①切り倒したらなるべく早いほうがいい。虫が材に入らない内にという意味もあるそうだ。
②馬(材木を適度な高さに置く台)を作って作業を楽にする。
③鉈などで1mぐらいに材木の廻りに切れ目を入れる。
④鉈や鎌で縦に皮をむいて筋を入れる。
⑤筋のところから金へらや竹へらでむいていくとベロッとむける。
 というものなのだが、実際にやってみると少しずつしかむけなくて、気が遠くなる。せっかく特製の金へらを作ったのにうまくいかないのだ。慣れ不慣れの問題やむく時期の問題もあるのかも知れない。それにしても手間がかかりすぎる。
 ある写真で見つけた道具がある。スクレーパーの杉皮用というべきものである。これは
強力な武器になるのではと思い、販売しているところを探すが一向に見つからない。

Chirumichiruchian5img576x4321187010
もう使われていない用具かも知れない。インターネットオークションで探してみると民具として一件出ていた。だれも入札していない。締め切り直前に希望価格(3,500円)で落札する。錆び落とし、刃研ぎは必要としても、これで問題解決するのじゃないかという淡い期待が湧いてきた。

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Fe工房 1/6

2008-01-06 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.6(日) 快晴

 Fe工房の村上さんが多忙の中の一日を空けてくれた。弘法さんで買った超刃こぼれの鉈と天神さんで買った弥生遺跡出土状態の斧三丁をどうしようかと困っていたときの地獄に仏である。脱サラして退職金をはたいて作ったという工房は、職人らしくまとまった作業場にサンプル兼用で飾られている鉄製品が目を引く。ピッケルやピトン、ロックハンマーや山の写真に懐かしさがこみ上げてくる。20数年前に山登りで知り合って、岩よ山よと登った仲間である。
山、マラソン、トライアスロンと同じルートで遊んだ仲間なんだが、彼が独立し、私がトライアスロンの役員に没頭する頃から疎遠になっていた。
 私が田舎暮らしを始めること、田舎暮らしには刃物が必需品であることが今日の再会を作ってくれた。Img_6287

鍛冶職人 村上正さん



 さて職人村上の手にかかり、鉈はすっかり研ぎあげられ、斧もぞっとするような刃物に蘇った。楔も鉄をたたいて作り上げる。私も見よう見まねで2つの楔を作ったが、硬い鉄を自在に
成形するのは何とも楽しい。グラインダやディスクグラインダも使用法を教わり、やってみる。
習わないと出来ないことである。この二つは将来も必要である。購入のポイントや店を紹介してもらう。空いた時間に端材を使って杉皮むきのへらを作る。写真でしか見たことのないしろものだから役に立つかどうか解らないが、駄目なら改良すればいい。
 村上さんの得意というか、いい仕事は茶道具や仏具など芸術的で付加価値の高い仕事のようである。またそういう仕事の出来る、高い技術と情熱があるようだ。金属を加工するというのは一般的には困難である。というより私たちの意識の埒外にある。それをごく身近なものとしてくれた今日一日は大変価値のある一日であった。どこにもない私だけの製品を作ってみたいという夢が湧いてきた。Img_6286 ありがとうございました。

蘇った斧と自作の楔やへら

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新春大雪 1/1

2008-01-02 | 日記・エッセイ・コラム

2008.1.1(火) 曇り雪

 明けましておめでとうございます

 昨日から近畿北部は大雪の予想が出ている。冬型の気圧配置ほど表裏日本の天気を予想するのは難しい。大雪と予想されても降っているのは兵庫県の北部だったりして、福知山、綾部などはそうでもないというのが今日の天気だ。でも京都にいては解らないというのが微妙なところで、三和町に行ってみると雪なんて全然無い。例年の通り、大原神社にお参りして交通安全のお札を頂く。安産の神様であるが、まあいいいか。Img_6283
 三和の福知山東ゴルフでは新春杯コンペが行われている。おなじみの連中が集まって正月からチマチマと廻るのである。みんな天気予報の脅かしに苦笑いしながらラウンドし、結局ハンデがいっぱい付いて賞品をもらってにんまりする。さて、四時頃になると北の方からちらほらきてゴルフは中止、綾部温泉へと急ぐ。上林は名にしおう雪どころ、一体どのようになってるか確認にゆく。道の両脇は段々白くなり、奥上林に入るころはえらい雪になってきた。スタッドレスに替えてなかったらとっくに帰っているところだが、スタッドレスの効果も確かめてみたい。のんきに風呂に入っている間に雪は降り積もり、帰る頃には車は雪だるまとなっている。おそるおそる綾部温泉の坂を降りると、上林は銀世界、遅まきながらのホワイトクリスマスだ。中、口上林になると雪も小康状態、道路も黒い面が見えてきた。ところがだ、山家から和知に行くあたりでは、猛吹雪となり前も見えない。京都まで帰れるだろうか、妙に不安になる。フロントガラスにへばりついて、前を見る。路肩もセンタラインもとっくに見えない。園部のあたりまで雪は続いた。京都に帰ると小雪とはいえ、別世界だ。これから雪国に暮らすんだなあという不安と居直りが心に湧いてくる。雪も寒さも上手に楽しもうじゃないか。

 

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