晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

大嵐 1/31

2009-01-31 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.31(土)雨嵐

 昨日からの雨がますます勢いを増して一日中降り続いた。風も強くありとあらゆる物が吹っ飛んでいる。薪を包んでいる波板、コンパネを包んでいる波板、カボスの覆い等々吹っ飛んで、あとの物を確認するのが怖ろしい。小川君が来じょんしたので、「うちの看板飛んでへんだか」と聞いたら、「まだ大丈夫でしたよ、飛んでたら拾わなあかんかなあと思ってました」なんて状況である。
 昨年上林に来て3月4月の風には閉口した、連日吹き荒れて、とにかく物が飛んで行く。夏になるとこの風は止み、最も心配していた冬の降雪時は吹かないのだ。もう風のことなど忘れていた頃にここまで吹かれると、昨年の記憶が蘇ってくる。うーむ風対策、しなけりゃならんなあ。特に今ある看板一つとこれから設置する2つの看板だ。それと家の周りにある色んな小物、園芸用品や掃除用具などをしっかり保管する小屋を造らねばならない。それとじょんのびガーデンの木々の風対策も重要である。支柱を立てるだけでなく、しっかり立てなければ元も子もない。その上に雪対策もしなければならないから大変だ。
 昨日からの雨で、後ろのじょんのび谷もあふれかえり、ゴウゴウと音を立てて流れている。実はこの谷の屈曲点の先に家が建っており、元々の計画ではブロックと木柵で防護壁を築く予定であった。入居前の計画ではとっくに完成しているはずだが、現実はずいぶん遅れている。「天災は忘れられたる頃くる。」というのは寺田寅彦先生の言である。備へあれば憂ひなし。
 ところで以前にも書いたが、今日は舞鶴綾部に「波浪警報」がでた。強風波浪警報なら強風のついでに波浪が付いているのかなと思うが、波浪単独で綾部に出るのは一体綾部のどこに波浪が出るのか、責任者おせーてくれ。

今日のじょん:じょんの弱点
じょんは雷や花火など大きな音がする物は怖がらない。ところがだ、最も怖いのは風に揺れる木々や物である。昨日からの雨風でテーブルに被せたブルーシートがバタバタと揺れ、じょんは戦々恐々の一日を送った。うーむ情けない。

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じょんのび逸品集(6) 1/30

2009-01-31 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.30(金)雨

 午前中は雨も弱く、じょんのシャンプーとお風呂やトイレなど水回りの掃除をする。午後になって雨が強くなり、久々に福知山に出かける。中古のホールディガーが無いかリサイクルショップに行くが、そんな物は無く、他の掘り出し物も無くて帰路につく。綾部で買い物をして帰ってきたら夜になった。なんにも書くことがないので恒例の逸品集とする。
じょんのび逸品集(6)招き猫
 じょんのびの店には5匹の猫が居る。招き猫4匹とじょんのび猫1匹だ。Img_2014じょんのびImg_2015_2 猫はいつもにこにこして愛嬌があるので長いすの端にいつも座っている。兄弟がいて、少し顔は違うが寝室にいる。三体のいかにもずぼらそうな招き猫は三条商店街のパオライフで見つけたもので、真ん中で寝っ転がってるのがいかにもじょんのびらしくて買ったものである。右の定番の招き猫はマルゼンさんがおみやげに持ってきてくれたもので、4匹も招き猫がいるんだからお客さまどんどんいらっしゃいよ。

今日のじょん:体重が、、、、
今日はじょんのシャンプー日、そして体重測定の日だ。最近食欲が旺盛なので肥えているのじゃないかと思いきや、18.4Kg、最高記録だ。18Kgで安定していたのでこの辺でストップかなと思っていたがやっぱり増えていた。たかが400gといえば400gだが肉400gといえば結構な量だ。20Kg以内に抑えるため食事を再考しなければ、、、、。



 

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最近の雨読 1/29

2009-01-30 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.29(木) 晴れ

 3月上旬並の気温という暖かい一日だった。いやあ3月がこんなに暖かくて気持ちがいいのかと驚くが、本物の3月が来るにはあと一月以上あるのだと思うとぞっとする。旅をしているときは晴徨雨読そのものだったのだが、定住すると晴徨も雨読も出来ない。強いてするといえば「休徨暇読」ということになろうが、休みの日はじょんのび村建設に費やし、暇な時間は眠ってしまう。かろうじて本が読めるのは綾部温泉で先に上がってかみさんを待つ5分か10分の時間である。それだからぶんきち夫婦さんに頂いた「千葉から鹿児島へ夫婦歩き旅」を読破するのに3ヶ月もかかった。Img_2040
千葉から鹿児島へ歩いて帰省されたのだがその後日本一周を達成され、その途中北海道は倶知安峠で私と会ったのである。その後じょんのび村にも歩いてこられ、(2008.9.27参照)この本を頂いた次第である。旅の本は何か自分が旅しているみたいで楽しいが、特に自らが行ったところは余計臨場感が湧いてくる。ところどころ著者串崎さんの主張も現れて興味深く読ませていただいた。共感を覚えたのは串崎さんの好きな諺「Experience is my teacher」、旅をしていても田舎暮らしをしていてもまさにこのとおりである。
この本は店に置いて誰でも借りて読めるようにしておこう。
 もう一冊、眠る前の時間を使って読了した本は「お医者さんの罪な話し、患者さんの笑えぬ話し」永井明先生の面白い本である。綾部市民病院がなぜあんなに混むのか不思議に思っている人は読んでみるといい。

今日のじょん:ぽんぽこぽん最新バージョン
最近ぽんぽこぽんの気合いが入ってきた。ボールの行き先を確かめてからスタートすることがままあったが、最近は積極的で必ず投げる前にスタートし先に行ってボールを止めるようになった。その方が労力が少ないと考えているのなら、賢いなあ。
ラストの場合はスタート前に「ラストやで」と声かけると帰ってきてフセをすることになっているが、途中で忘れてしまい、「ラストやろ」と言わないとフセをしないケースが多かった。最近はしっかり覚えており、途中でうんPをしたりしてもラストはラストで覚えている。えらい。

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じょんのび逸品集(5) 1/28

2009-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.28(水)晴れ

 春の気配が感じられる暖かい一日である。3月上中旬の気候だって。しかし油断は大敵、節分が済むまでは寒波も来るそうだ。今日は予告看板の文字を書き上げ、あと塗装、屋根付け、支柱立て、取り付けをすれば完成だ。目標は2月上旬だ。それが終わると本看板の作製で、3月の行楽シーズンまでに完成したいのだが、、、。
 
 じょんのび逸品集(5)薪ストーブImg_2012

じょんのび村で車に次いで高い備品である。設置には度胸が要ったが設置して良かったなと思っている。
ストーブはネスターマーチンのスタンフォード80という代物で、型遅れの少しリーズナブルなものを京阪エンジニアリングさんで運良く見つけたのである。型遅れといってもたいした違いはなく、耐熱ガラスにアールがあるぐらいだそうだ。アールがある方がおしゃれな感じがするのだが、今はストレートらしい。特徴は右横にも扉があることで、こりゃあ便利だなと思ったが、実際には一度も使ってない。
薪の調達は大変だが、家中の暖房がこれだけで済むくらい威力がある。というより家が小さくて、構造がマッチして暖気が上手く循環するからかも知れない。薪ストーブの良いところはやはり火の温かみがあることで、同じ温度をエアコンで出してもこうはならない、お客さまにも大好評だ。
 自慢はストーブガードで、これはFe工房の村上氏に作ってもらったもので、一品ものである。部屋とストーブとマッチしたデザインである。上に乗ってる白いヤカンがお気に入りで、ルクルーゼのヤカンで道具屋筋で買ったものである。どこにでも売ってる商品だが、一番安く買えたようだ。
 2ヶ月近く炊き続けて扱いにも慣れてきたが、なにしろ薪の質がよろしくないので守が大変である。また火付きも日によって違い、蒸気機関車の窯炊の雰囲気である。

今日のじょん:じょんの耳が起った。
Img_2035 じょんの耳は遂に寝たまんまなのだがなんかの拍子に起つことがある。サークルの壁で起ってるのかなと思いきや、ちゃんと独り立ちしているのだ。モモのお母さんの言うことには「じょんの耳が起ったら、ジョンやで」だって。

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自然薯を植える 1/27

2009-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.27(火)曇り

 晴の予報の定休日、色んなことを片付けようと張り切る。
じょんの散歩、洗濯物干し、ストーブの掃除、自然薯植え付け、じょんのびの木の枝片付け、看板用柱の作業用枕木作り、バラアーチの柵作り、メニュー立て作製、白樺と榎の種蒔き、予告看板作り、以上が今日行った仕事である。
 自然薯は3個ばかり種芋を買ってきたので植え付けたのだが、40cm程度にしか伸びない品種だそうで、家庭でも簡単にできそうだ。ただ、猪の襲来が予想されるので、しっかりした柵を考えなければならない。先日ドッグラン用にと貰ってきたフェンスは畑や椎茸の柵になりそうだ、申し訳ない。
 昨日村上さんに切ってもらったじょんのびの木の枝は結構太くて薪にするにはもったいない。なんと言ってもじょんのび村の御神木だから、何らかの形で残したいと考えている。とりあえずメニューの板が独り立ちできないというのでメニュー立てを作ることにする。Img_2036 Img_2039

もらったフェンスの前に自然薯を植え付ける。
じょんのびの木の枝はメニュー立てに変身。


今日のじょん:いのしし現る。
夕方の5時になっても明るくなってきた。じょんを連れてマーブル宅の前に来たとき、念道橋に向かう田んぼの道を何かひょこひょこと歩いている。犬が放れているのかなと思いよーく見ると、なんと猪の子どもではないか。うり坊よりも大きくなっていて、丁度三和ダッシュ村で捕まっていたぐらいの猪だ。猪はもともと昼行性だそうだが、人里には夜にしか出てこない。明るい時間に出てくるのは珍しい。じょんは見えているのかいないのか、全然無関心である。気付いたらどうなるか、追いかけることにする。堤防をひとしきり追いかける。遂に河原に逃げられるが、走っている間じょんは後ろから着いてきた。普通走り出すと前に出るのだが、やはり怖がっているのだろうか。

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沢庵を食す 1/26

2009-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.26(月)曇り

 12月の25日に漬けた沢庵を24日に試食する。実はそれより1週間ほど前に初の試食をしたのだが、ただ塩辛いだけだった。レシピを見直すと約一ヶ月で漬かり始めると書いてあるので、少し早かったみたいだ。それで1ヶ月目の24日に食べてみたのだが、前回よりも発酵が進んでいるようでまずはなんとか食することが出来た。ただ漬け物のレベルとしては下級で、今少し待った方が良さそうだ。沢山作った野菜の中で最も美味しかったのは大根であっただけに、沢庵がイマイチなのはどうも残念である。大体、梅干しがことのほか出来が良かったので少し高を括っていたきらいがある。Img_2033

こんな感じで漬けたのだが、、、。


 先日佐藤さん来じょんの際におみやげに「山野の鳥」という野鳥の図鑑を頂いた。バードウォッチングをされているそうで、なかなか高尚な趣味でいらっしゃる。じょんのび村は蝶も多いが野鳥も多く、色んな種類の鳥がやってくる。中には見たこともない美しい鳥もいたりして目を楽しませてくれるのだが、その名前たるや全然解らない。いつも来ているやつはなんだろうと、図鑑を見るが一向に解らない。やはり写真に撮ってじっくり見なければとカメラを持ち出す。16倍まで出来るのだがやはり望遠レンズがないと小さくてよく解らない。Img_2028 Img_2029

確か双眼鏡も有ったはずだがどこかにしまい込んでいる。探し出してバードウォッチングするのも楽しそうだ。

 村上さんが来じょんされて、ちょうど他にお客さまが無かったので雪で折れたじょんのびの木の枝を切ってくれることになった。結構高いところの枝なのでどうしようかと気をもんでいたところである。仕事柄高所の作業はお手の物で、あっという間に切ってくれた。思ったより太い枝で、よくぞ切ってくれたかという感じである。感謝感謝。Img_2030

切り落としてもらった枝。


今日のじょん:散歩から帰ってきたかみさんが泣いてるので、なんじゃいと思ったら、まりいが亡くなったとのこと、金曜日のことだそうだ。まりいは雄のビーグルで、15才という高齢で心臓が悪かったそうだが、いわゆる老衰のようだ。
Img_0804 Img_0801
じょんは犬が大好きなんだが、ご近所には犬づきあいのいいワンちゃんがいなくて、まりいが初めてのお友達である。というより初めて遊んでくれた犬というべきか。とにかく毎日まりいに会いに行くのが楽しみで、引っ張ること引っ張ること。
まりいは平成5年の生まれということだ、長く居てかわいがってもらっていたようで、家族中が集まって丁重に葬られたそうである。おばあちゃんも「ペットが亡くなることがこんなに悲しいものか」と寂しがっておられるそうだが、ペットというより家族だったに違いない。写真はじょんと遊んでいるまりい。

 

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じょんのび逸品集(4) 1/25

2009-01-26 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.25(日)晴れ

 朝から晴れて気持ちの良い一日である。先日見えたお客さまがこのブログを読んでいて、「よく毎日書くことがあるなあ」と感心しておられた。自転車旅行中なら毎日景色が変わるのでいくらでも書くことがあるが、さすがに定住していると、そうそう変わったことは無くて、ブログネタ探しに困ってしまう。カフェじょんのびに来られるお客さまは様々な方が来られるので変化があるが、これはブログネタには出来ない。
 てなわけで困ったときのじょんのび逸品集をご案内する。
じょんのび逸品集(4)沖縄の魔除けの神様
Img_2016 ストーブの上の棚のここしかないというべき場所に鎮座している。実はなんて言うものなのか解らない、もちろん価値も不明である。
 20年近く前、トライアスロンの競技ルールの普及のため全国を行脚したことがある。沖縄に行ったとき、県のトライアスロン連盟の会長さんに頂いたものである。別れ際に大きなボール箱で頂き、帰宅して開封し驚いたものだ。折り返し電話でお礼を言い、一体なんですかと聞く。沖縄の魔除けですよと答えをもらったのだが、実はなんというものか聞くのを忘れた。その後何度も沖縄に行くが、同様のものが見あたらず、インターネットなどで探すが依然不明である。怖い顔なんだがとても愛嬌があって気に入っている。

今日のじょん:散歩コースの念道バス停のところで工事が始まり、じょんの怖いダンプがよく停まっている。これまた怖い高橋のおっちゃんがやってるので戦々恐々である。先日の雪の時は「じょん様のお通りだ」ってダンプを除けてくれたそうだ。おっちゃんが一服してるときにも通ったが、だんだん慣れてきて、尻尾が半分ぐらい上がってきた。怖ないで、やさしいおっちゃんやで。

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薪の話し 1/24

2009-01-25 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.24(土)雪、曇り

 天気予報通り雪が降った、やっと前回の雪が解けたと思った矢先だ。もううんざりで写真など撮ったりしない。積雪は5cmというところか、どうも朝方に降ったらしい。昨日よくぞ木の運搬をしたものだ。雪の降る陰気な日はストーブの灯りが心を暖めてくれる。ところが折からの雪で薪の調達がうまく行かない。倒木を運び込んだが、これは今冬には間に合わない、悲しいほど生木だ。というわけで、現在の薪の貯蔵状態は、よく頑張って2月中旬までというところか。Img_2021 Img_2022
割った薪は床下に保管、これで2週間分ぐらいか。右のビニールに包まれているのが現在の在庫、これまた2週間分ぐらい。


 昨年の例を見ると4月始めぐらいまでストーブを炊きそうだ。毎年こんな思いをするのも嫌だから、来冬の分も集めなきゃあならないし、目先の今年の分もあと2ヶ月分必要だ。蕎麦の花の村上さんが「薪を購入したら気分的に楽になりますよ」と言っておられた。きっと私と同じく薪の調達に苦労されていたに違いない。買ってしまえばプレッシャーは無くなるかも知れないが、なんか頑張ってきたものが無に帰する様な気がして買わないで頑張っている。Img_2023 Img_2024

積んであるのは貰ったりとってきた生木で来年用、右のビニールの中は三ツ井造園さんに貰ったのだが松の木でストーブには使えない。これが大きな誤算であった。

 そんな中でいくつかの朗報がもたらされた。一つは近所のプレカットの工場で端材をいただけるという情報だ。結構みんな知っているのに知らなかった。いつもいつもではなくて出たときに箱に入れて出してあるそうだ。そして今日、中学の同窓生の石田君が来じょんし、「家に使わなくなった薪があるからあげるで」という朗報があった。上林の各家でも使わなくなった薪が積んであるのを見る。以前はお風呂やかまど、囲炉裏などで使っていたのが石油やガスコンロの普及で不要となり、そのまま捨てるわけにもいかず積んであるのだと思う。吉右衛門があれをもらえばいいと言ってくれたのだが、どうもあれを下さいと頼むのはなんとなく気が引けるのである。
 それと未確認なんだが於与岐のリサイクルセンターというところがあって廃材があるような話しも入ってきた。なんとなく今冬一杯確保できそうな雰囲気が出てきて、少し安心しているのだが、実際に手の内に入ってないのでやっぱり不安か。  
 そして雪が解けたら木小屋の建築に取りかからねばならない。薪の乾燥や貯蔵に絶対必要である。電気やガスの暖房に比べて怖ろしく手間のかかる薪ストーブなんだが、苦しまないで楽しまなければやってられない。

今日のじょん:犬も腹巻きをするか?
上林の冬は腹巻きは必需品である。腹巻きと湯たんぽで夜は暖かく眠ることが出来る。じょんは裸で寝ているのでお腹が冷えるだろうと、かみさんが古い腹巻きをプレゼントした。お腹には嫌がってすぐに脱いでしまったが、結構かぶって遊んでいる。Img_2018 Img_2020

でも寝るときはお腹に掛けてもらっている。


 

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流木大作戦 1/23

2009-01-24 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.23(金)曇り

 吉右衛門が手伝いますよと言うので、上林川の流木運びと引地の倒木運びをすることにする。流木は堤防に担ぎ上げるのには重すぎるので、100mあまりを流すことにする。幸い川の水量も増え、岸の葦も枯れて、おまけに残雪で歩きやすい。流木の太い方を例のザイルで縛り、鎹(かすがい)で3カ所とめる。筏流しよろしく出航したが、川の端は流れがよどんでいて走らない。頼りなさそうに見えた枯れた葦も束になると結構しぶとく、ザイルが引っかかって進まない。2カ所ほどネコヤナギの木もあり、これも通過に苦労する。ここで活躍したのが村上さんに貰った鳶口である。やはり筏流しには鳶口が必需品だ。穴にはまったり、川に浸かったり這々の体で車のとめてある岸にたどり着く。Img_2007
まずは一服し、どうやって岸に上げるか、上がったところでどうやって車に乗せるか色々と思案する。鳶口とザイルを使ってずるずると引き上げる。細い方を二人で抱えて荷台にかける。そのまま少しずつ持ち上げ、遂におしりが荷台にかかった。いやあ、二人でやれば何とかなるもんだ。Img_2008 そろりそろりと村に運び入れる。荷がほどけて府道に転がしたひにゃあえらい目に遭う。車のバランスも危ういので、転倒の可能性も無きにしもあらずだ。Img_2010
それでもなんとか昼前には運び終えて倉庫の前によこたわせる。悪戦苦闘したけど満足感はひとしおだ。
 軽く昼食をとって、引地の現場に向かう。古い樫だろうか根元から折れて道や川に散乱している。チエンソーで適当に切り車に運ぶ。一番太い重そうなやつが川の中に落ちているので、大変、チエンソーで細切れにすることが出来ない。二つに切って手で運び上げる。思いの何のって、それでもなんとか軽トラに満載して帰路につく。重い生木で後輪はぺっちゃんこになっている。きっと積載違反だろう。Img_2009
久々の肉体労働に二人とも大満足、やはり工夫をして頭を使いながらする肉体労働が心にも身体にも一番いいようだ。明日からまた雪になるそうだ、夕刻まで薪割りをする。

今日のじょん:京都のモモのお母さんが来て、大好きな円いほねほねを19個も買ってきてくれた。じょんだけでなく他のワンちゃんも大好きなようだが、特別美味しい味では無さそうだが、少しずつバラしていくのが楽しいのかな。Img_2011

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綾バス 1/22

2009-01-23 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.22(木)曇り

 かみさんの同窓生がミニクラス会をするため来じょんする。食事をしながら懐かしい話しで盛り上がり、宿泊先の綾部温泉に向かって念道バス停から出発する。閉店時になって夕食をともにするためかみさんを車で送っていく。そこでえらいことを聞いた。彼女たちが乗ったバスは大町止まりで綾部温泉に行くには一時間待たなければならないということだ。私たちは、綾部方面に行くバスが総て市立病院に行くように、反対は綾部温泉に行くものだとばかり思っていた。ところがだ、実は一時間に一本走っているバスは、一本ごとに大町バスターミナル止まりなのだ。えー、知らないということは怖ろしいものだ。彼女たちにはえらい迷惑をかけてしまった。綾バスは昨年の12月25日から運行する会社が変わり、新しい色の新しいバスが走っている。かつての綾バスは10時から18時まで総てのバスが綾部温泉に行っていたのである。それが証拠に今日現在「あやバス」で検索して時刻表をみると、その通りなのだ。
 新綾バスについては市は鳴り物入りで、試乗会だのなんだのやっていたが、運行内容が変わっていることについてはついぞや伝わってこなかった。もちろん新しいバス時刻表は手に入れているが、いわゆるマイナスサービスについて市民に伝える必要は無かったのだろうか。
  それにしても綾部温泉は綾部の観光の目玉である。マイカーで来るお客さまが大半だとしても、市の肝いりの温泉とバスが共に発展しようとすれば、綾部温泉行きのバスを増やしさえすれ、減らすことはないだろう。バスに乗って綾部温泉に行く人は少ないだろう。少なければ増やす工夫はいくらでもあるのではないか。利用者が少ないから減らすという発想なら、いずれ綾バスも廃止の憂き目に会うのではないだろうか。

今日のじょん:朝の散歩をしていると、最初から最後まで臭ぎまわって、散歩をしているのか臭いをかぎに歩いているのか解らない。川沿いの堤防道もとても素敵な散歩道だが、じつはうんPロードで犬、猫、イノシシ、シカなどのうんPが散乱している。野生動物のものについては致し方ないとして、犬のうんPは許せない。田舎だからってマナー違反は許せない。これらのうんPを集めて河原にでも埋めようかと考えている。河原に埋めるのなら、放っておいても一緒かと思われるがいかがなものだろう。
持ち帰って我が家の浄化槽に捨てる気はさらさら無い。

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浜田知明 1/21

2009-01-23 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.21(水)曇り

 浜田知明氏の本を店に置いたら、「そんな暗い本を置かんといて」とかみさんに言われた。初年兵哀歌など戦争を扱ったものが載っているから暗いという感覚なのだろうか。私はそうは思わない。彼の戦争に対する風刺、批判というものは暗いというイメージには決してならないものと思うし、残虐な光景、悲惨な光景があったとしてそこに作者の毅然としたモチーフがある限り、暗いとか明るいという問題は出てこないのである。特にこの本には浜田氏の作品についての背景が対談形式で語られている、そのことについて浜田氏は「見る人の自由な想像の翼を成約してしまう」として、心配しておられるのだが、見る側にとってはその背景が理解できて、より効果があると思える。そういう意味で当分この本を店に置くので、心ある方は是非見ていただきたい。私はストーブを前にしてコーヒーをすすりながら、この本を見て行くと至福の時を覚える。
今日のじょん:じょん語録(35)じょんはパンのみに生くるにあらず
 当初じょんはパンが好きで朝食のかみさんのパンをよく食べていた。その内パンだけでは食べなくなり、牛乳をかけてやっている。マーガリンが付いてないと食べなかったりで、特に好きなようでは無い様子だ。その点ご飯は大好きで、白ご飯だけでも食べてしまう。一番好きなのは焼きおにぎりみたいだ。

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アンドリュー ワイエス 1/20

2009-01-21 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.20(火)曇り

 アンドリューワイエス氏の訃報を新聞で知る。91才ということである。共感を覚えた画家の一人なのだが、その年齢に意外な感じだ。もっと若い画家だと思っていたのだ。初めて知ったのはNHKの日曜美術館かなんかだったと思うが、気に入ったのはポスター画ではなかったか。よく憶えていないのはやはり実物を見ていないからだと思う。絵でも彫刻でも実物を見ると感動もひとしおだし記憶にも残るものである。
アンドリューワイエス氏がご高齢であることに驚いたが、私の大好きな浜田知明氏は90才を超える年齢でしかも現役で頑張っておられるということで、さらに驚いた。浜田氏については版画や彫刻で活躍しておられるが、新聞紙上で初年兵哀歌シリーズを見て感激した。自転車旅行中、たまたま酒田の美術館で本物の作品に逢うこととなる。もうすっかり夢中になってじっくりと観賞することが出来、有意義な時間を過ごすことが出来た。そこで氏が熊本の出身であること、作品は熊本県立美術館所蔵であること、大正6年生まれでご高齢だが元気で頑張っておられることなどを知ることが出来た。その翌年熊本を訪れた際はわくわくしながら県立美術館を訪れたのである。常設の展示場があるのだが、順繰りに公開しているため作品の数が少なくがっかりしたが、その代わり220点の作品が載っている美術本を買って帰る。その本の中には私の最も好きな作品は無いのだが、いつかどこかでそのブロンズの作品に会えるような気がする。Img_3535 Img_2006

熊本県立美術館と浜田知明氏の美術本、カフェじょんのびで見て頂戴。


今日のじょん:じょん語録(34)マーライオン
いろんな表情があるなかで散歩の終わったときなど真面目な顔をして座っているときがある。当初からマーライオンと呼んでいる。写真を載せようと探しているがそれらしいのがないのでいづれまたお見せしよう。

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雪解け 1/19

2009-01-20 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.19(月)曇り、雨

 昨日から暖かく、雨も降り、雪解けも一段と進んだ。雪解けのびちょびちょと黒い土が出てくるのは汚くて嫌やなあと思っていたが、ここまで積もると雪解けが嬉しい。ガザの紛争も本格的に雪解けして欲しいものだが、こちらは根が深くてそうはいかないようだ。Img_1995 Img_1993 雪解けがすすむと色んな仕事が出てくる。まずじょんのうんPの始末である。雪の中で見つけられなかったうんPがしこたま出てくる。スコップで集めて処理をする。

じょんのび村雪解けの様子。

次に植物たちの救出である。今回の雪ではじょんのびの木の枝が折れるなど被害が出たが、シラカシの木やコニファーなどはその都度雪を落としたり払ったりしたので無事であった。その他の小さな木はすっかり雪に埋もれてしまい、逆に安全なのかと思っていたら、結構枝が折れているものがあり、補修をしながら雪を払ってやる。カナメ、沈丁花、ソテツの枝がやられていた。その他の木々も雪に押さえられて、変形しているが、掘り起こしてやれば元に戻りそうだ。問題は今後のことで、今年もまだ雪の可能性はあるし、来年以降も庭木の保護は考えていかねばならない。風対策なら支柱ぐらいでいいが、雪に対しては支柱にくくりつけるだけでは不十分で、枝や葉の広がりを考えて一つひとつ対策を取らねばならない。一番最後に植え付けたカボスだけは竹の支柱とビニールの覆いで完璧であった。Img_2001 Img_2003

沈丁花は数本枝が折れていた。サツキも雪の中から救出。


 午後に大音響とともに屋根の雪がなだれ落ちた。店の入口に当たる部分で、お客さまの往来があったら大惨事となる。保護する通路を作るのは大変だし、屋根に雪がある場合はサイドからの入店をしていただくよう誘導しなければならない。Img_2005

人が居たら大変。


今日のじょん:「いくで」の招き猫状態の写真。シャッターチャンスが合わず、丁度手を下ろそうとしているところ。Img_1999
 

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じょんのび村逸品集(3) 1/18

2009-01-19 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.18(日)曇り、雨

 かみさんが自然薯の種芋を買ったので植え付けの準備をしようと思うが、日曜日とあってお客さまが続き結局出来なかった。昨日今日と出来たことと言えば廃材の釘抜きである。燃料が不足している今、廃材の利用は大切な仕事である。さて久々のじょんのび村逸品集を御紹介したい。
 じょんのび村逸品集(3)鍬Img_1886

なんでもない鍬なんだが、荒れ地であったじょんのびファームを立派な畑にしたのは実はこの鍬一本なのである。じょんのび村開拓に当たってはなるべくお金を掛けないというコンセプトで始めたのだが、農具の高いのには驚いた。機械でもなく複雑なものでもなく、特殊な材料を使っているわけでなく、なんでこんなにするのだ。というわけで岡村さんの倉庫に転がっていたものを頂いてきた。じょんのびファームのあるところは工事残土の入ったところでとてもそのまま畑にはならない。マルゼンさんの工事現場から貰った畑土をボロ輪号で運び、この鍬で耕したものである。考えてみれば畑をするのに色んな農具があるが、基本的にはこれ一丁で何とかなるものである。それでも欲しくなるものがあって、今回同様の鍬と備中鍬を四方さんに頂いたので、ここで紹介してこの鍬の労をねぎらいたいと思うのである。弥生時代から進化することなく土を耕し続けてきた鍬は、じょんのび村で大きな仕事をした。

今日のじょん:雪道の散歩で引っ張られると危ないというので、引っ張らないハーネスというのをかみさんが通販で買った。以前に紹介したしたことがある商品だが、その時の装着の仕方が間違っていたそうである。説明書を見ると確かに間違っていた。正しい着け方は写真のとおりである。Img_1987

上林では老齢化が進み、犬の散歩で転んだとか骨折したとかよくあるようだ。そういう意味でこのハーネスで引っ張ることが無くなれば大変いいことである。さて、じょんでの実験の結果は、写真のとおり固まってしまった。引っ張るどころか動かない。これ幸いと爪を切ったり、髭を切ったり、別の効果が現れた。外に連れ出すと歩いたそうで、効果があるみたいだ。すべての犬に効果があるということは無いそうだが、試してみたい人には使っていただいたら良いかと思っている。Img_1989

髭を切られているところ。

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対岸の火事 1/17

2009-01-19 | 日記・エッセイ・コラム

2009.1.17(土)曇り

 今冬一番の冷え16日朝のじょんのび村-5度は、実は超安物の温度計の誤差かなと疑っていたのだが、大町の府道の温度計が-8度を指していたと聞いてやはり本物だったのだと納得する。今朝は-1度とりあえずみんな凍りつき、府道もアイスリンクとなっている。ただそれほど気温が低くないせいかいつもの上林川の蒸発霧は見られない。この蒸発霧は気温が極端に低い場合、川の水温との差が大きくなり発生するもので、上林川に沿って村落のある上林では朝夕に発生し、幻想的な光景となる。普通の霧のように全体を包むのではなく、川面からドライアイスの煙のように地面に沿って広がってゆく。Img_1970

蒸発霧、これは14日朝の写真


朝早くなどはこれが凍り、氷霧となる。朝日にきらきら輝きとても美しい。氷霧が木の枝に付くと霧氷となる。地に落ちたものは細氷と呼ばれいわゆるダイヤモンドダストである。こうなると寒い朝も結構楽しいもので、スキー場の朝を思わせる。
 さて今日は14年前に阪神淡路大震災の起きた日だ。あの日の衝撃は誰しも忘れられないことだろう。私自身その一週間後に三宮でパーティがある予定であった。当日はポートピアホテルにでも泊まろうかなどと計画していた訳で、もしも地震の日がずれていたら大変な目に遭うところだった。地震は長岡京市で震度5であった。さすがに飛び起きたが、することもないのでまた眠り、いつもどおり出勤した。私は約2Kmの自転車通勤だったので問題なかったのだが、電車で神戸、大阪方面から来ている者が連絡もなく、出勤してこないので不思議に思っていたくらいだ。そして昼前頃か、テレビの報道を見てびっくり、あの惨状が生々しく放送されていたのだ。
 あの震災で一番思ったことは、神戸のすぐ近くの京都に住んでいて何も変わらず生活しているのに現地では地獄の様な生活となっていることだ。もちろんボランティアに行ったり、義援金を集めたり、物資を送ったり様々な支援をするのだが、生活は変わらない。被災者は家族を亡くしたり、自らも負傷したり、財産を失ったりしてそして不自由な避難所生活を強いられているのにだ。ロシアンルーレットのようにたまたま神戸に居住していて被災し、京都では何事もないというのは不思議なことだ。
 そして都市生活においてライフラインが切断されることが如何にダメージであるかを知らされた。神戸以来各地で大きな地震が起きたが震災後の避難生活は都市と地方では雲泥の差があるのではないか。上林に住まいするについてこういう観点も大きなファクターとなったことは否めない。もちろん上林には上林断層というのが存在することも充分知っていたが、日本中どこへ行っても、断層があろうが無かろうが被災の確立は同様ではないかと思う。ただ都市で被災すると悲惨な状態となることは確かだ。阪神淡路の震災を対岸の火事ととして観るのではなく他山の石として研かねばならないのではないだろうか。

今日のじょん:雪が積もってじょんの訓練が出来なくなった。ぽんぽこぽんはかろうじて出来るが、ランララランもラウンドわんも出来なくなった。そろそろ新しい芸が欲しいなあと言っていたところ、じょん語録(27)12/20の「いくで」のバリエーションが一週間前から始まった。花菱アチャコスタイルに片手を挙げて招き猫スタイルが加味したもので、笑えること請け合い。写真がないのでいづれ御紹介しよう。

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