「怪傑ヤンチャ丸」 レビュー (ファミコン)

サイドビュー横スクロールアクション
同名アーケードゲームからの移植
移植はトーセ
発売もアイレム
１９８７年９月２６日発売

あらすじ
「ヤンチャ丸」が風鈴城を乗っ取った妖怪軍団を倒し
さらわれた「くるみ姫」を救出するのが目的

特徴
「ヤンチャ」丸が持っている武器は「回転剣」と言って、
他の忍者ゲームと違いその名の通り回転するのである。
イメージとしては新体操のバトンを手元で回転させると言った感じ

点数は３５点

良い点
・一部敵が喋る

悪い点
・剣が弾かれる
・あたり判定大きすぎ
・アイテムでなさすぎ

良い点の解説
・一部的が喋る
合成音声で一部のボスは喋るのである。

悪い点の解説
・剣が弾かれる
ボスに一太刀浴びせるとダメージの有無に限らず剣が飛び拾いにいかなければならない。

「パターン入った！」

というような連続攻撃によるハメ防止手段なのは分かるけどさ
それって忍者としてどうなん？

・当たり判定大きすぎ
「完全に避けただろ！」というタイミングでダメージ扱いで死ぬ事が多々あった。
このゲームは基本ライフなしで敵に触れると即死するゲームだからかなりのイラ立ちとなる。

・アイテム出なさすぎ
基本、１ステージに１～２個ぐらいアイテムがあるものだが
このゲームはステージによってアイテムが出ない所もある。



ヤンチャ丸貧弱すぎ
川から上って来る泡にやられた時は何事かって思ったわ…
「回転剣」という近接武器しか持ってないのにこっちはもっさりとした動き
ジャンプ力はボタンを押す長さにかかわらず固定。
敵は速めで当たり判定も大きい。
良く死ぬけど、コンテニューが無限なのが救いか…

後、処理落ちがしやすく敵が増えると動きがカクカクする。
その上、処理能力を超えたのか一度敵が沢山出てバグった事もあった。
泣く泣くリセットボタンを押したよ…

細かい事だがステージ表示が短すぎてボスの名前がローマ字で表示されるのだが読み切れん…
もうちっと遅くしてくださいませんかねぇ？


ＰＳ）赤い胴着から見て「ドラゴンボール」の悟空を彷彿とさせるな～



ここからがネタバレ

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５面ボスの「説教和尚」

「たわけ！」「やれ！」「喝！」

など声が入り攻撃が多彩。
だけど、ヤンチャ丸の動きがもっさりしすぎて死にまくる。
髭人はあきらめて動画を見たら安全地帯があるでやんの…

ラスボスの「像輪玄」は良く逃げる。鬱陶しい
ただ、ボス自体は火を吹くだけでそれほど強くはない。
５面の「説教和尚」の方が何倍も強い。

にしても３面のボスは「増殖娘」
ラスボスが育てた妖怪だそうだが…
もう少し名前を考えられなかったのだろうか？
キラキラネームだからってもう少しひねったりしますよ。


取り敢えず
忍びが刀を手放すとは何事か！
ヤンチャ丸は握力を鍛えろ！