髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「中華大仙」 レビュー (ファミコン)

2014-08-15 21:00:14 | ファミコンレビュー
横スクロールシューティング
アーケード版からの移植(1988年稼働)
タイトーから発売
開発はDISCO
1989年9月22日発売


あらすじ
どこも載ってねぇ…wikiはあるのに…
取り敢えず仙人見習いの「マイケル・チェン」って猿が「中華大仙」になるため奮闘するという物語

点数は20点

良い点
・背景が美しい

悪い点
・敵の弾が明滅する
・当たり判定大きい
・ボス硬すぎ
・面構成が単調

良い点の解説
・背景が美しい
中国っぽい背景が綺麗である。
山とか万里の長城とか雰囲気が出ている。

悪い点の解説
・敵の弾が明滅する。
主に白と赤と光るのだが、背景と溶け込んでしまって非常に見づらい。

「あ!?死んだ…だと!?当たったか?」

という事態に何度もなった。

・当たり判定が大きい
まず、主人公が大きい。
次に、筋斗雲の上に立っているという仕様上、縦に当たり判定が大きいのだ。
これ横スクロールシューティングとしては致命的じゃないだろうか?
もう少し何とかならなかったのかなぁ…

・ボス硬すぎ
点滅している時は無敵で当たり判定がないようで必然的に時間がかかる。

・面構成が単調
あるのは下に岩があるぐらいで面白いギミックなどはない。
敵も突っ込んできて弾を出すというものばかりで凝った敵というのはいない。


背景は中国っぽくて美しい。が、それだけなんだよね。
当たり判定が大きく死にやすいのにバリアはない。
やられるとその場復帰ではなく固定場所復帰。
つまり戻されてから再開となる。
移植作品だから付けられなかったんだろうけど、
せめてキャラの等身とかなんとかならなかったんかねぇ…
裏技で「難易度設定」や「残機設定」「パワーアップ設定」をいじれるが全然足りんよ。
HP設定ぐらいあっても良かったレベル。



一応、その設定コマンド
タイトル画面で

1Pの「左上」+「Bボタン」を押しながらスタート。

音が鳴ったら「セレクト」→「Bボタン」の順に押す。

すると
「3種の難易度設定の変更が可能」「残機が0~5機の変更可能」「ゲームポーズ中、Bボタンを押す回数で弾をパワーアップさせるのも可能」

これだけ弄っても当たり判定の問題でキツイ!!


ショップの中華風女の子が出る。カワイイって誉めるほどではないなぁ…微妙…
中華風でショップの可愛い女の子店員つったら「魔天童子」の「鈴風」だな。(かなり力を入れ凝っている。ゲームとしては…)


面クリア時に仙人が出るが見切れていると思ってか足がない。
画面切り替わるときにチラッとだけ足がないのが見える。

マイケル「仙人様!足がございませんが!!」
仙人「こんなの飾りじゃ。若いモンにはそれが分からんのじゃな…」

ってな所か?
まぁ、仙人だしな。足が無くても筋斗雲とかで移動出来るだろう。
それぐらいしか言えるネタがない…


ネタバレはなし


余談ではあるが2007年にWiiから「新・中華大仙 ~マイケルとメイメイの冒険~」
というのがリメイクとして出ているらしい。(2回目のリメイク)
クソゲーオブザイヤー2007据え置き機部門の選外とのこと。
ファミコン版をプレイする限りリメイクするほどの作品ではないが、アーケード版はファミコン版とは違い、めっちゃ面白かったのだろうか?


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2 コメント

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今晩は~ (ねむりねこ)
2014-08-19 23:14:17
このゲームは私もプレイしましたよ、敵の弾がよく見えなくて
1面しかクリアできませんでした。
敵の弾さえよく見えればもう少し行けたかもしれないのに・・・・
PCエンジン版はどうなのか気になるところです。
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見えない弾 (髭人)
2014-08-20 07:02:26
ねむりねこ殿
コメントさんきゅーです。
本当弾が見づらいんですよね。

2面のボスは扇状の(つまり縦長)の弾を縦に移動しながら連射してくるという
このゲームのツライ点をモロについてくるという性悪な敵です。

もう少しファミコン的に調整しても良かったんじゃないかって思いますね。
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