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「アイスクライマー」 レビュー (ファミコン)

2017-09-29 21:00:46 | ファミコンレビュー

サイドビュー縦スクロールアクション
開発は任天堂開発第一部
発売は任天堂
1985年1月30日発売

あらすじは…
「ポポ」と「ナナ」が32種類の山を次々に征服するゲーム。

山の空洞を登っていくゲームだったのか…
落っこちた地底から這い上がって地上に出るゲームかと思っていた。


特徴
上階に次々に上がっていくゲーム。
画面は上階に上がる事でスクロールし、画面外に出て(落ちて)しまうと死ぬ。

8フロアまで上がるとクリアであり、ボーナスステージにチャレンジ。
ここでは画面外に出てしまってもミス扱いにはならない。
制限時間が決められており、制限時間内に山の外に飛ぶコンドルに触れるとボーナスを得られる。
制限時間を過ぎるとそのステージは終了し、ステージの点数の集計が行われる。

十字キー:移動
Aボタン:ジャンプ
Bボタン:ハンマー

ジャンプ時にはハンマーを頭上に掲げるので
これにより上階のブロックを破壊出来たり、敵を倒す事も出来る。

2P同時プレイが可能


ステージは全部で32(『MOUNTAIN』表記)。
タイトル画面で自由に選ぶことが出来る。


点数は55点

良い点
・対戦が熱い

悪い点
・ジャンプ時の操作


良い点の解説
・対戦が熱い


悪い点の解説
・ジャンプ時の操作

ジャンプ中の左右の移動はしづらい。

「今の登っただろ!」

って思っても上がれておらず落ちる事は多々発生する。



相方にジャンプされて画面外に取り残された相方は音もなく残機を失う。
ちょっと怖い。
死んだ直後に残機があればするのだがまず半透明の状態になっている。
半透明時には判定がないので相方が何度画面外に出しても残機が減る事はない。
半透明時に何らかの操作をすると復帰する事になる。
復帰しやすいタイミングを図るのは対戦プレイをするときは重要となる。


このゲーム、2Pプレイ時の対戦が熱いゲーム。

ナナ「じゃ!私、先に行くから!」
ポポ「待てよ!俺はまだ下にいるんだ!待ってくれよナ…」

ナナがジャンプ

ポポ「うわ―――!」
ナナ「フッ…」(ニヤリ)

そんな人間性を垣間見る事が出来る。


まぁでも、このゲームは対戦であるにせよ協力して進んでいくにせよ。
このゲームでの同時プレイで楽しく遊ぶには

2人の実力が同程度である事が条件となる。

対戦だと強化するようなアイテムがないため
ハンデをつけられず一方的に勝敗が決する形になってしまうし
協力するにしても下階にいる相手を助ける方法がないため、
相方自身の実力で上階に頑張って上がって来てもらうしかない。

ポポ「ねぇ。早く上がって来てよ」
ナナ「ちょっと待てよ!」
ポポ「はぁ…まだなのぉ?」

上階にいる相方がロープを垂らして下手な相方を引っ張り上げるみたいな事が出来ればなぁ…
楽しい協力プレイも出来たかもしれない。
ただその際にロープを切るコマンドがあったら大喧嘩は必須だな(笑)


ステージ32をクリアしてもエンディングはなく
ステージ33と表示されるが難しくなった1面というループという形になる。

しかし、後の「大乱闘とスマッシュブラザーズ」に
『ポポ』と『ナナ』は参戦する事となる…

未プレイであるが画面外に落とすのがルールらしいからな。
ブロックさえあれば上部に上がって敵全員画面外で圧勝…
って訳にはいかないか…(苦笑)



ネタバレはなし


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