氷の魔王の魂が復活し、闇の世界から飛んでいった。
ダーナの神殿に戻り、ダーナに報告に行ったピエトロに対してダーナは…
ダーナ「…どうやらお前の望みはかなわなかったようだな。それどころか…。お前たちはお前たちの世界にとって最大の災いを目覚めさせてしまった。
全ては手遅れだ。氷の魔王の魂はヤブーたちに導かれ間もなく地上に出ようとしている。もはや全てが手遅れだ」
白騎士「あんまりでござる!ダーナ殿。そのような物言い。ピエトロ殿があまりにも可哀想ではござらぬか!ピエトロ殿は、ピエトロ殿は…
お願いするでござる。氷の魔王をやっつけて欲しいでござる。ダーナ殿の兵士を再び出動させ氷の魔王の魂を退治して欲しいでござる」
ダーナ「…兵を送ることはできない。この神殿にいる兵士たちは闇の世界を守るために必要は存在だ」
兵士「どうしてでござる?さっきは接写たちを救ってくれたではござらぬか」
ダーナ「お前たちを助けたのではない。この闇の世界の平和を乱さんとしたから兵士を差し向けたのだ。それに…氷の魔王が外の世界に出たなら
既に私とは無関係だ」
ガミガミ「何だと?さっきから黙ってきてりゃ言いたいことを言いやがって氷の魔王の魂が目覚めちまったのはみんなオレたちのせいかよ!」
ダーナ「魔王の魂が目覚めたのはお前たちの責任ではない。ピエトロよ。魔王の魂が目覚めたのは、お前の責任ではないのか?
氷の魔王の魂が地上に出たんだ。この先は地上の人間で解決すべき問題だ。さあ地上に戻るがいい。そして自分の世界が大切ならば氷の魔王と戦うことだ」
(10歳の少年にお前「だけ」のせいだというダーナ様なかなかきっついな)
白騎士「それは、あんまりでござる!あまりといえばあまりの答えではござらぬか!ダーナ殿!…もう聞いてくれないでござるな」
ガミガミ「…仕方ねぇな。分かったよ。氷の魔王をぶっ倒せばいいんだろ」(切り替え早いな。流石ガミガミ魔王)
白騎士「…仕方ないでござる。こうなったら一刻も早く地上に戻るでござる」
ダーナに向かって話しかけても反応してくれない。他の神官や兵士たちに話しかけても先ほどと同じ反応しかしてくれない。
くじらのマックの所に行き、元の世界に戻ることにする。
白騎士「分かったでござる。地上に戻ってヤブー達をやっつけるでござる」
マック「…地上にもどるんだね。あんまり役に立てなくてごめんね。それじゃあいくよ」
マックの背に乗り移動する。
すると、真っ暗な場所にポツンと永遠の番人が現れた。
永遠の番人「…久しぶりですね」
白騎士「あなたは永遠の番人殿でござらぬか?なぜ、闇の世界にいるでござる?館はどうなったでござる?」
永遠の番人「あの館なら最初から存在しません。存在するのはあちらにある地上と闇の世界を結ぶゲートだけ。
私が生んだ幻の館は魔王の魂が飛び出していった衝撃に崩れさってしまいました」
ガミガミ「くー。氷の魔王め。もう地上に出やがったのか?」
マック「いそいだほうがいいよ。ゲートを使って早く地上に戻るんだ」
白騎士「そうでござるな。ズグズグしてるヒマはないでござる。しかし、ここには地面がないでござるぞ」
マック「大丈夫だよ。下に落ちたりしないから、さあ降りてご覧よ」
そう言われてマックの背から降りてみると確かに落ちない。
マック「それじゃあこれでサヨナラだね…ホントあんまり役に立てなくてごめんね」
白騎士「何を言ってるでござる。マック殿にはピンチを救ってもらったでござる。感謝してるでござるよ」
ガミガミ「へへ。オレ様が死んだ時はよろしく頼むぜ。多分、闇の世界の世話になるだろうからな」(自認しているんだな。流石ガミガミ魔王様!)
ナルシア「マックさん。本当にありがとう。あなたのこと、忘れないわ」
ピエトロ「…。…ありがとう」
ウォォォンと、マックは鳴き声をして去っていく。
永遠の番人「ゲートはすぐそこにあります。さあ急ぎなさい。地上の人たち」
エレベータのような乗り物で1人1人上に上がっていく。
そして4人は地上に立った。
白騎士「ここは、どこでござる?」
ナルシア「剣の山じゃないかしら?」
ガミガミ「もしかしてこれも氷の魔王のせいか?あの化け物が地上に出たんだ。何が起きてもちっとも驚かないぜ」
ラダックの庵もなくなってしまっていて。下へと向かって走り続けると、ハタハタ村はあった。
(ガミガミウイングRXも吹き飛ばされたんだろうな)
村人「剣の山が崩れたんだナ!その途端、山よりでーっかい影が出てきたナ!あれはなにかナ…」
ハタハタ村には人だかりができていてその中心にラダックがいて話しかけた。
ラダック「うひゃひゃ。無事戻ってきたか」
白騎士「ラダック殿ももう動けるようになったでござるか?」
ラダック「うひゃひゃ。そりゃ鍛え方が違うからの」
ピエトロ「あ、あの…」
ラダック「…言わんでいいよ。闇の世界で何があったかわしはぜーんぶ知っとるよ。それにしてもあの氷の魔王ってのは
凄い奴じゃな。魂だけで実態がないというのに、通り過ぎただけで剣の山の半分を吹き飛ばしおった。
わしの第六感で避難できたからわしもジャンボも無事だったし、このハタハタ村にも被害はなかった。…不幸中の幸いっちゅうヤツじゃかな。
ところで、氷の魔王の魂は西に向かって飛んでいきおったぞ」
ナルシア「西…ポポロクロイス!」
ラダック「その通りじゃ。一刻も早くポポロクロイスに戻るのじゃ。お前たちが乗ってきた機械はわしが直しといた」
ガミガミ「ジジイ。いや、仙人様。あいつを修理したってそりゃ本当ですか?」(訂正する辺り、少しは尊敬しているんだな)
ラダック「勿論じゃよ。あの程度のカラクリわしにかかればオモチャ同然じゃからて。
さあ。あれに乗り込んでポポロクロイスに戻れ。氷の魔王はまだ魂だけで肉体まで復活しておらん。今なら間に合うかもしれん」
白騎士「分かったでござる。それでは拙者たちポポロクロイスにもどるでござる」
ラダック「ああ。急いだほうがいい。それからピエトロよ」
ピエトロ「は、はい」
ラダック「気を落とすなよ。絶望は人間の最大の敵じゃ。負けたらいかんぞ。あの乗り物なら浜辺にある。用意ができたらジャンボに話すがいい
ちょっと村の人たちに話を聞いてみる。村に来たとき寝ていた家のオバちゃん所によってみる。
オバちゃん「あっ。仙人様のお友達。あんたたち村を出たっきりなかなか帰ってこないからナ。上の布団を片付けたナ、休みたいなら上に行って布団敷いてくるけどナどうするナ?休むかナ?」
NO
部屋に戻ると布団が移動していて今まで取れなかった宝箱が取れる。ちゃんと取っておく。
戻って話しかけると同じことを聞かれるので
YES
オバちゃん「そうか休むかナ」
部屋を出て即座に戻ってくる。(布団の出し入れの天才か魔法使いなんじゃないかって思うわ)
オバちゃん「はーはー。上の布団敷いといたナ。休みたくなったらいつでも自由に使ってくれナ」
移動は可能なので別に休まなくてもOK(鬼か)。
ただ、布団を敷いてもらうと2度と畳んでくれないのでアイテムを取れなくなってしまうのが注意。
後、色々と話していって
「せっかく遠いところから来たんだ。記念にお土産でもいらんかナ?」
YES
「もらってくれるかナ。それじゃああんたんちまで届くようにしとくからナ…何が届くかはついた時のお楽しみだよ」(どうやって届けるんだろ?
せいぜいラダック仙人頼みって所か?)
ジャンボの所に行ってみると
ジャンボ「乗り物はばっちり治ってますよ。いつでも出発できますけど用意は出来てますー?」
YES
ジャンボ「わかりました。」
ガミガミ「しかしあのジイさんもすげえな。結構ガタガタになっていたのにピッカピカに直ってるぜ」
『ピエトロの旅立ち』のBGMがかかる。
白騎士「ううむ。仙人様の名は伊達ではないでござるな」
ナルシア「ジャンボさんありがとう」(ってナルシアは言っているけどジャンボからは特に何もしてもらってないよな。)
白騎士「感謝してるでござるよ」
ガミガミ「それじゃあ。あばよ」(ピエトロ、深刻で悩んでいるのはわかるけど一言くらい言ってやれ)
プシューと浮き上がり、ジャンボはハンカチを振っている。そのまま乗り物はその場から去っていく。
ラダック「行ってしまったか。あの連中、騒々しいが楽しい奴らじゃったのー。ポポロクロイス。あの連中の故郷か…
ふうむ。わしもそのポポロクロイスとやら一度行ってみるかの?」
そんな時村人が近づいてくる。
村人「仙人様…っ。鼻の頭すりむいちゃいました。治してくださいよー!」
ラダック「ああ。分かった分かった」
村人「ホントに痛いんですよ!」
ラダック「うるさい!それくらい男なら我慢せんか!」
そう言って、村の方歩いていくラダックと村人であった。
移動中
がみがみ「おっようやく見えてきたぞ。あの小さくってボロっちい城。間違いない。ポポロクロイス状だ!ん?何か変だな?
…まっいいか!よーし着陸すんぞー!ん?んんんんんん?あーーーーーーーーっ!」
ナルシア「どうしたの?きゃーーーーーー!
墜落する乗り物。乗り物から放り出される4人。
しかしそこはポポロクロイス城の裏の湖のはず。
なのに、そこで立ち上がることができた。
ガミガミ「…おいウソだろ。こりゃ。な。何だ。こりゃーーーーーっ!」
ガミガミ股下ぐらいまで顎が伸びる。
そう。彼らがいたのは一面が凍りついた、湖の上だったのだ。
そして雪に覆われたポポロクロイス城が目の前にあったのだった。
つづく…
NEXT >>>第29回 「ナルシアの想い、ピエトロの決意」:ポポロクロイス城~城下町
「『ポポロクロイス物語』 プレイ日記リスト」
ダーナの神殿に戻り、ダーナに報告に行ったピエトロに対してダーナは…
ダーナ「…どうやらお前の望みはかなわなかったようだな。それどころか…。お前たちはお前たちの世界にとって最大の災いを目覚めさせてしまった。
全ては手遅れだ。氷の魔王の魂はヤブーたちに導かれ間もなく地上に出ようとしている。もはや全てが手遅れだ」
白騎士「あんまりでござる!ダーナ殿。そのような物言い。ピエトロ殿があまりにも可哀想ではござらぬか!ピエトロ殿は、ピエトロ殿は…
お願いするでござる。氷の魔王をやっつけて欲しいでござる。ダーナ殿の兵士を再び出動させ氷の魔王の魂を退治して欲しいでござる」
ダーナ「…兵を送ることはできない。この神殿にいる兵士たちは闇の世界を守るために必要は存在だ」
兵士「どうしてでござる?さっきは接写たちを救ってくれたではござらぬか」
ダーナ「お前たちを助けたのではない。この闇の世界の平和を乱さんとしたから兵士を差し向けたのだ。それに…氷の魔王が外の世界に出たなら
既に私とは無関係だ」
ガミガミ「何だと?さっきから黙ってきてりゃ言いたいことを言いやがって氷の魔王の魂が目覚めちまったのはみんなオレたちのせいかよ!」
ダーナ「魔王の魂が目覚めたのはお前たちの責任ではない。ピエトロよ。魔王の魂が目覚めたのは、お前の責任ではないのか?
氷の魔王の魂が地上に出たんだ。この先は地上の人間で解決すべき問題だ。さあ地上に戻るがいい。そして自分の世界が大切ならば氷の魔王と戦うことだ」
(10歳の少年にお前「だけ」のせいだというダーナ様なかなかきっついな)
白騎士「それは、あんまりでござる!あまりといえばあまりの答えではござらぬか!ダーナ殿!…もう聞いてくれないでござるな」
ガミガミ「…仕方ねぇな。分かったよ。氷の魔王をぶっ倒せばいいんだろ」(切り替え早いな。流石ガミガミ魔王)
白騎士「…仕方ないでござる。こうなったら一刻も早く地上に戻るでござる」
ダーナに向かって話しかけても反応してくれない。他の神官や兵士たちに話しかけても先ほどと同じ反応しかしてくれない。
くじらのマックの所に行き、元の世界に戻ることにする。
白騎士「分かったでござる。地上に戻ってヤブー達をやっつけるでござる」
マック「…地上にもどるんだね。あんまり役に立てなくてごめんね。それじゃあいくよ」
マックの背に乗り移動する。
すると、真っ暗な場所にポツンと永遠の番人が現れた。
永遠の番人「…久しぶりですね」
白騎士「あなたは永遠の番人殿でござらぬか?なぜ、闇の世界にいるでござる?館はどうなったでござる?」
永遠の番人「あの館なら最初から存在しません。存在するのはあちらにある地上と闇の世界を結ぶゲートだけ。
私が生んだ幻の館は魔王の魂が飛び出していった衝撃に崩れさってしまいました」
ガミガミ「くー。氷の魔王め。もう地上に出やがったのか?」
マック「いそいだほうがいいよ。ゲートを使って早く地上に戻るんだ」
白騎士「そうでござるな。ズグズグしてるヒマはないでござる。しかし、ここには地面がないでござるぞ」
マック「大丈夫だよ。下に落ちたりしないから、さあ降りてご覧よ」
そう言われてマックの背から降りてみると確かに落ちない。
マック「それじゃあこれでサヨナラだね…ホントあんまり役に立てなくてごめんね」
白騎士「何を言ってるでござる。マック殿にはピンチを救ってもらったでござる。感謝してるでござるよ」
ガミガミ「へへ。オレ様が死んだ時はよろしく頼むぜ。多分、闇の世界の世話になるだろうからな」(自認しているんだな。流石ガミガミ魔王様!)
ナルシア「マックさん。本当にありがとう。あなたのこと、忘れないわ」
ピエトロ「…。…ありがとう」
ウォォォンと、マックは鳴き声をして去っていく。
永遠の番人「ゲートはすぐそこにあります。さあ急ぎなさい。地上の人たち」
エレベータのような乗り物で1人1人上に上がっていく。
そして4人は地上に立った。
白騎士「ここは、どこでござる?」
ナルシア「剣の山じゃないかしら?」
ガミガミ「もしかしてこれも氷の魔王のせいか?あの化け物が地上に出たんだ。何が起きてもちっとも驚かないぜ」
ラダックの庵もなくなってしまっていて。下へと向かって走り続けると、ハタハタ村はあった。
(ガミガミウイングRXも吹き飛ばされたんだろうな)
村人「剣の山が崩れたんだナ!その途端、山よりでーっかい影が出てきたナ!あれはなにかナ…」
ハタハタ村には人だかりができていてその中心にラダックがいて話しかけた。
ラダック「うひゃひゃ。無事戻ってきたか」
白騎士「ラダック殿ももう動けるようになったでござるか?」
ラダック「うひゃひゃ。そりゃ鍛え方が違うからの」
ピエトロ「あ、あの…」
ラダック「…言わんでいいよ。闇の世界で何があったかわしはぜーんぶ知っとるよ。それにしてもあの氷の魔王ってのは
凄い奴じゃな。魂だけで実態がないというのに、通り過ぎただけで剣の山の半分を吹き飛ばしおった。
わしの第六感で避難できたからわしもジャンボも無事だったし、このハタハタ村にも被害はなかった。…不幸中の幸いっちゅうヤツじゃかな。
ところで、氷の魔王の魂は西に向かって飛んでいきおったぞ」
ナルシア「西…ポポロクロイス!」
ラダック「その通りじゃ。一刻も早くポポロクロイスに戻るのじゃ。お前たちが乗ってきた機械はわしが直しといた」
ガミガミ「ジジイ。いや、仙人様。あいつを修理したってそりゃ本当ですか?」(訂正する辺り、少しは尊敬しているんだな)
ラダック「勿論じゃよ。あの程度のカラクリわしにかかればオモチャ同然じゃからて。
さあ。あれに乗り込んでポポロクロイスに戻れ。氷の魔王はまだ魂だけで肉体まで復活しておらん。今なら間に合うかもしれん」
白騎士「分かったでござる。それでは拙者たちポポロクロイスにもどるでござる」
ラダック「ああ。急いだほうがいい。それからピエトロよ」
ピエトロ「は、はい」
ラダック「気を落とすなよ。絶望は人間の最大の敵じゃ。負けたらいかんぞ。あの乗り物なら浜辺にある。用意ができたらジャンボに話すがいい
ちょっと村の人たちに話を聞いてみる。村に来たとき寝ていた家のオバちゃん所によってみる。
オバちゃん「あっ。仙人様のお友達。あんたたち村を出たっきりなかなか帰ってこないからナ。上の布団を片付けたナ、休みたいなら上に行って布団敷いてくるけどナどうするナ?休むかナ?」
NO
部屋に戻ると布団が移動していて今まで取れなかった宝箱が取れる。ちゃんと取っておく。
戻って話しかけると同じことを聞かれるので
YES
オバちゃん「そうか休むかナ」
部屋を出て即座に戻ってくる。(布団の出し入れの天才か魔法使いなんじゃないかって思うわ)
オバちゃん「はーはー。上の布団敷いといたナ。休みたくなったらいつでも自由に使ってくれナ」
移動は可能なので別に休まなくてもOK(鬼か)。
ただ、布団を敷いてもらうと2度と畳んでくれないのでアイテムを取れなくなってしまうのが注意。
後、色々と話していって
「せっかく遠いところから来たんだ。記念にお土産でもいらんかナ?」
YES
「もらってくれるかナ。それじゃああんたんちまで届くようにしとくからナ…何が届くかはついた時のお楽しみだよ」(どうやって届けるんだろ?
せいぜいラダック仙人頼みって所か?)
ジャンボの所に行ってみると
ジャンボ「乗り物はばっちり治ってますよ。いつでも出発できますけど用意は出来てますー?」
YES
ジャンボ「わかりました。」
ガミガミ「しかしあのジイさんもすげえな。結構ガタガタになっていたのにピッカピカに直ってるぜ」
『ピエトロの旅立ち』のBGMがかかる。
白騎士「ううむ。仙人様の名は伊達ではないでござるな」
ナルシア「ジャンボさんありがとう」(ってナルシアは言っているけどジャンボからは特に何もしてもらってないよな。)
白騎士「感謝してるでござるよ」
ガミガミ「それじゃあ。あばよ」(ピエトロ、深刻で悩んでいるのはわかるけど一言くらい言ってやれ)
プシューと浮き上がり、ジャンボはハンカチを振っている。そのまま乗り物はその場から去っていく。
ラダック「行ってしまったか。あの連中、騒々しいが楽しい奴らじゃったのー。ポポロクロイス。あの連中の故郷か…
ふうむ。わしもそのポポロクロイスとやら一度行ってみるかの?」
そんな時村人が近づいてくる。
村人「仙人様…っ。鼻の頭すりむいちゃいました。治してくださいよー!」
ラダック「ああ。分かった分かった」
村人「ホントに痛いんですよ!」
ラダック「うるさい!それくらい男なら我慢せんか!」
そう言って、村の方歩いていくラダックと村人であった。
移動中
がみがみ「おっようやく見えてきたぞ。あの小さくってボロっちい城。間違いない。ポポロクロイス状だ!ん?何か変だな?
…まっいいか!よーし着陸すんぞー!ん?んんんんんん?あーーーーーーーーっ!」
ナルシア「どうしたの?きゃーーーーーー!
墜落する乗り物。乗り物から放り出される4人。
しかしそこはポポロクロイス城の裏の湖のはず。
なのに、そこで立ち上がることができた。
ガミガミ「…おいウソだろ。こりゃ。な。何だ。こりゃーーーーーっ!」
ガミガミ股下ぐらいまで顎が伸びる。
そう。彼らがいたのは一面が凍りついた、湖の上だったのだ。
そして雪に覆われたポポロクロイス城が目の前にあったのだった。
第3章 「闇の世界」 完
つづく…
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