日高村ファンクラブ

日高村の一層の活性化を応援し、“高知を元気にする”ブログです。

日高村観光モニターツアー(パート2)・・・その4 霧山茶園

2010-12-21 | 体験できる観光

12月14日開催された日高村観光モニターツアーに、参加させていただきました。

前日はすごい雨でしたが、うって変わって素晴らしい快晴に恵まれました。着ていた上着を脱いで、ぽかぽか陽気の中、参加された皆さんと楽しみながら、取材をする事が出来ましたので、皆様にもこの楽しさをおすそ分け出来たら・・・と思います。

12/14(火) 日下川調整池フットパスと村内観光スポットめぐり

『村の案内人クラブ』が心をこめて御案内!

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日高村観光モニターツアー(パート2)・・・その3 錦山公園

錦山公園を後にして、すぐ近くにある霧山茶園へ移動しました。

見事な茶園です。霧山茶園は、20ヘクタールあるそうで、かなり広いと思われたあのメダカ池が14ヘクタールだそうです。

道路を隔てて、南側には「錦山カントリークラブ」があります。1ヶ月ほど前に、団地のコンペで私もここでプレーをしました。 

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当園の中山さんが、説明をしてくださいました。学校などにも出かけて、お茶の普及啓発をされておられるようで、話し方も度に入ったもので、分かりやすく実に簡明でした。

畑に立っている「防霜ファン」の電気代が、使う季節には月、50~60万円と言う話に、一同ビックリ・・・でした。

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食事タイムは、広大な茶園の中でさせていただきました。ぽかぽか陽気のなか、地元日高村の「矢野鮮魚店」の仕出し弁当を食べる事ができました。

地元食材を使ってのおいしい弁当も、ツアー観光には欠かせない楽しみの一つですが、実に美味しくいただけました。

当園の中山さん、食事中も質問にていねいに応対されていました。話の中に、永年自然の中で、周りにいる生き物たちともにお茶を育ててきた優しさと自然との融合を感じました。

安全安心のお茶作りに取り組む、姿勢でもあることを知りました。

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日高村観光モニターツアー に関する記事

 

仁淀川・四国カルストジオパーク に関する情報 

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仁淀川・四国カルストジオパーク 推進協議会ニュース 第7号

2010-12-20 | イベント情報

仁淀川・四国カルストジオパーク推進協議会ニュース 第7号

 

仁淀川町の銅鉱山と空海弘法大師

仁淀川町には日本でも最古に属する銅鉱脈が存在します。名野川(長坂)鉱山、樫山鉱山、長者鉱山、安居鉱山などはどれもキースラーガー(Kieslager)銅鉱床で、近代まで銅を生産していました。
決してビールの名前ではないですよ。これはドイツ語で層状含銅硫化鉄鉱鉱床と訳されています。別名「別子型鉱床」と言われており、別子銅山は住友財閥の大躍進の基礎となった鉱山で、二代目吉左衛門友芳が1691年(元禄4年)に開発した愛媛県の別子銅山です。
大川村にあった白滝鉱山もこの別子銅山と同じ鉱山種類です。このように中央構造線に沿って銅鉱脈や水銀鉱脈が多く存在します。
安居銅山は「池川年代記」によれば1714年土佐藩の許可の下、銅採掘が始まっており、1817年(文化15年)、この銅山には全国13の国から来た730人の銅鉱夫が働いており、遠くは奥州(岩手県)、下総(千葉県)等からも人夫として出稼ぎに来ていました。この安居銅山は太平洋戦争中まで操業しているのです。安居渓谷の河原では今でも黒くて、重い、この銅鉱床の精錬滓(カナハダ)が拾えるので、是非見つけて下さい。
 
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                 空海が右手に持っているのが「独鈷」
 
2008年中国陝西省西安訪問したとき、空海弘法大師が留学した「青龍寺」を訪ねました。その時そのお寺の職員の方と話をした時、職員の方が「空海はここで真言密教の勉強だけをしていたのではない、幅広い科学的な知識も身につけていた、特に彼が頑張っていた勉強は、錬金術、鉱物探査技術、その為の植物分類学等です」と言うことを聞きました。
 
古来より金鉱脈や銀鉱脈等の鉱物資源があるところにはその鉱物が好きな特別な植物が繁茂している事は良く知られていることです。
 
空海は当時の最先端科学を唐の都長安で勉強していたわけですね。「今も昔も宗教を行っていくのはお金がかかるなあ」と感じたことでした。
 
空海は日本に帰国してから、真言密教の修験の場として「四国八十八カ所」を開いた訳ですが、単に四国の野山を駆けめぐっていた訳ではないようです。やはりそこは、長安で学んだ最先端科学を駆使して、何かを探していたのではないでしょうか?

四国霊場と鉱物分布の関係

 
kuukai2.jpg                                 ● 八十八番番札所寺院
                                                                                                                                ■ 別格寺院
                                                                                                                                ▲     銅山・水銀山
 
 
  中央構造線及三波川帯、秩父帯の周囲にはこのように多くの銅山や水銀鉱脈が走っており、四国八十八カ所霊場と合致します。
 
一説によると、空海弘法大師が持っていたト「錫杖」はピッケルで「独鈷」(どっこ、この絵で空海が手に持っている金属の仏具)はハンマーとして用いていたと言われています。奈良の高野山は中央構造線の真上に存在し、その下には水銀の大鉱脈があると言われています。高野山開山にあたり、空海を導いたのが「丹生都比売」です。
 
「丹生」とは「辰砂」即ち「水銀」の事です。紀伊半島は丹生(水銀)の名が付く所が多いのです。中央構造線はフォッサマグナから来ており、金、水銀、銅などの鉱脈とは深い関係にあります。
 
仁淀川町での武田勝頼伝説などを思うに、武田家所領の金鉱山はフォッサマグナと重なっており、武田家は古来より様々な鉱物資源を探査し、その資金源にしてきました。
 
話は飛躍しますが、もし武田勝頼がこの土佐の山奥に移り住んできたと言うことであれば、武田家の所領である甲斐と同じように中央構造線付近に存在する鉱物資源を求めてきたと考えても面白いですね。
 
昔より修験者は金、水銀、銅などを求めて中央構造線一体(吉野熊野、石鎚山、剣山等)を駆けめぐっていたようです。見方を変えれば、修験者は「鉱山師」の顔も持っていたのではないか?銅価格が高騰する時代、再度この眠れるお宝を見直しても良いのでは?  
 

日高村観光モニターツアー(パート2)・・・その3 錦山公園 

2010-12-19 | イベント情報

12月14日開催された日高村観光モニターツアーに、参加させていただきました。

前日はすごい雨でしたが、うって変わって素晴らしい快晴に恵まれました。着ていた上着を脱いで、ぽかぽか陽気の中、参加された皆さんと楽しみながら、取材をする事が出来ましたので、皆様にもこの楽しさをおすそ分け出来たら・・・と思います。

12/14(火) 日下川調整池フットパスと村内観光スポットめぐり

『村の案内人クラブ』が心をこめて御案内!

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日高村観光モニターツアー(パート2)・・・メダカ池その2

日高村観光モニターツアー(パート2)・・・メダカ池その1

メダカ池からは、日高村のマイクロバス2台で移動しました。

一路、錦山公園へ・・・

車中、日高村産業環境課の藤田課長補佐がマイクを握り、車窓から見える「酒蔵ホール」の活動紹介や、イモセ地区の土砂災害や4億3千年前の"クサリサンゴ"、小さな村に二つのゴルフ場、「グリンフィールゴルフ場」と「錦山カントリークラブ」があることなど、歯切れ良く、間合いをうまく取りながら説明していました。

なかでも、"日高村"の日に、もう一本線を入れると"メダカ"目高村になります・・・メダカ池の活用や、

県内有数のミナミヤンマの生息地として知られる渋川地区のトンボ公園などを生かした取り組みをこれからも進めて、体験型の観光を視野に入れて入る事が話されました。

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日高村観光モニターツアー・・・その5 錦山公園を散策

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ドウダンツツジは、もう終わっており、代わりに野球のバットなどに使われるアオダモ(コバノトネリコ)が紅葉して、人目を引いていました。

ドウダンツツジのドウダン満天星と書くそうで、近くには個人の方が所有する「満天星」と書かれた公園がありました。

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錦山の植物についての説明看板の前で、蛇紋岩特有のやせ地に育つ植生の解説・・・

私は、トサミズキの花が咲く時期や、だんだん少なくなっている「カザグルマ」の咲く頃など、毎年何度か訪れているのですが、何時来ても満足して帰ることが出来る公園です。

錦山(にしきやま)から、花の画像が紹介されています。

 

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日高村観光モニターツアー(パート2)・・・メダカ池その2

2010-12-17 | 日高村内の見所・ウオッチィング

12月14日開催された日高村観光モニターツアーに、参加させていただきました。

前日はすごい雨でしたが、うって変わって素晴らしい快晴に恵まれました。着ていた上着を脱いで、ぽかぽか陽気の中、参加された皆さんと楽しみながら、取材をする事が出来ましたので、皆様にもこの楽しさをおすそ分け出来たら・・・と思います。

12/14(火) 日下川調整池フットパスと村内観光スポットめぐり

『村の案内人クラブ』が心をこめて御案内!

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日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その2-メダカさん家(ち)と浮桟橋・浮き島 

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日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その3-植物観察・メダカを守る

日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その4-メダカ米の試食 

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池のほとりにある東屋で、休憩。

今日は、あったかいコーヒーとシイの実入りの手づくりパンを、案内人リーダーの高野さん親子が用意してくれました。

コーヒーも美味しいはずで、高野さんは地元で「花茂 (ハナモ) 」という喫茶をやられているそうです。シイの実入りの手づくりパンは、若きリーダー高野さんの奥さんが焼かれたそうでした。

コーヒーカップは、地元「茂平窯」で焼かれたユニークなカップもあって、皆さん楽しんでいました。また、お茶は、地元の「霧山茶」で、今日はそこの茶園で食事をします・・・などの説明がありました。

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シイの実をフライパンで煎って、皆さんに食べさせてくれました。若い人など、初めて口にする方も多かったようですが、一同、これはいける・・・でした。

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この季節ならではの案内がありました。真っ赤に実った「カラスウリ」の実を取り出して見せていただきました。

説明のとおり、カマキリの頭そっくりの形をした黒い実・・・私もはじめて見ました。

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この池側にあるビワは村の所有ですから、ビワが熟れる頃に来ると、食べれます。真ん中の木のビワが美味しいです・・・など、リピーターづくりの案内もありました。

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池の周りにある桜並木の桜の葉が、ひらひらと落ちていました。今年の紅葉はこんなに美しかったですよ。

 

 

 

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日高村観光モニターツアー(パート2)・・・メダカ池その1

2010-12-16 | 日高村内の見所・ウオッチィング

12月14日開催された日高村観光モニターツアーに、参加させていただきました。

前日はすごい雨でしたが、うって変わって素晴らしい快晴に恵まれました。着ていた上着を脱いで、ぽかぽか陽気の中、参加された皆さんと楽しみながら、取材をする事が出来ましたので、皆様にもこの楽しさをおすそ分け出来たら・・・と思います。

12/14(火) 日下川調整池フットパスと村内観光スポットめぐり

『村の案内人クラブ』が心をこめて御案内!

 

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『村の案内人クラブ』の皆さんがごあいさつ、誕生してあまり時間は経っていませんが、学習会・研修会と案内の回を重ねるごとに、不安から楽しさに変わってきている事が、今回のモニターツアーを通して感じることが出来ました。

日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その1-村の案内人の誕生

 

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日高村観光モニターツアーの募集定員20人の中には、年配者の中に混じって、若い方も結構おられて、どんな事に興味を示すのか・・・注目されました。

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歩いていく途中に、シイの実が落ちており、拾って噛んでみて"おいしい!"

この後の休憩場所では、シイの実をフライパンで煎って、皆さんに食べさせてくれました。

一同、これはいける・・・でした。

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双眼鏡やフィールドスコープを使って、水鳥観察・・・

クチバシの白いのが"オオバン"などの説明を受けながら、カモ類やサギ類を観察・・・フィールドスコープで覗くと、まるでテレビの画像を見ているようなリアルさに、あちこちで歓声があがっていました。

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メダカ池の周りには、様々な植物があり、水鳥を観察した場所の山側には、リースに良く使われる"ツルウメモドキ"が黄色い実を付けていました。

隣には、"ビナンカズラ"が赤い実をつけてぶら下がっており、つるから粘液をとって整髪料に使って"美男"になったのでこの名前が付いたようです・・・の解説が聴こえてきました。

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